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2011年06月30日
6月28日(火)岐阜市の長良医療センターにて、第4回FC岐阜Wings交流会が行われ、
ラファエル選手とエフライン・リンタロウ選手が参加しました。
Wingsは岐阜県にある電動車いすサッカーチームで、全国大会で優勝経験もある強豪チームです。
FC岐阜がJ2に昇格した年から毎年交流会を通じて親交を深めてきました。
まずはそれぞれ自己紹介をして、早速電動車いすに乗りキックやドリブルの練習をしました。
Wingsの方に見本を見せて頂き、その後選手も挑戦しましたが、初めて電動車いすに乗った選手たちは、
上手くコントロールできず苦戦していました。Wingsの監督を務める浅岡監督からアドバイスを頂き、
何度も練習をしていました。
徐々に慣れてきたところでWings対FC岐阜でリレーを行いました。
ドリブルをしながらのリレーでは折り返しのカーブが難しく、なかなか上手く回れません。
Wingsの選手のスムーズなカーブに、会場から歓声が湧き上がっていました。
次にパスに合わせてシュートをする練習をしました。
まずはWingsの方にパスを出して頂き、それに合わせてシュートをするのですが、
動いているボールにタイミングを合わせてシュートするのが難しく、何度も挑戦しました。
今度は交代して、選手がWingsの方にパスをしました。さすがWingsの選手の方はどんなパスでも
しっかり合わせてシュートをしていました。
最後にFC岐阜の選手でパスとシュートをしました。なかなか上手くパスを出したり合わせることが
できませんでしたが、最後はエフライン選手のボールにラファエル選手が見事に合わせて
ゴールを決めました。
だいぶ電動車いすサッカーにも慣れてきたところで、2対2のラリーゲームをしました。
これはお互いのコミュニケーションも必要になってきます。
Wings対FC岐阜の戦いでは、強烈なサーブやコースを狙ったキックに翻弄され、Wingsの
圧勝となりました。
そして毎年恒例のPK対決。
このPK対決はFC岐阜が一度も勝利したことがなく、今年こそはと意気込んで臨みました。
ラファエル選手もエフライン選手もシュートを決め、何とかシュートを止めようと必死です。
お互いに一歩も引かない接戦となりましたが、最後はWingsの華麗なゴールも決まり
Wingsの勝利となりました。
質問コーナーでは、「どの電動車いすが好きですか?」「時間がある時は何をしていますか?」など
お互いに様々な事を質問し交流を深めました。
そしてWingsの皆さんから花束と手作りのキーホルダーを頂きました。
選手からも感謝の気持ちを込めてプレゼントを手渡しました。
ラファエル選手もエフライン選手も「難しかったけれど、本当に楽しかった。また来年も行きたい。」と
話していました。
楽しい時間をありがとうございました。