※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2013年02月04日
天気予報は雨でしたが、夜のうちに雨は上がり、曇り空の下でのトレーニングとなりました。
選手もスタッフも雨を覚悟していたので嬉しい誤算となりました。
また、昨日の夜Jリーグの新人研修に参加していた尾泉選手、平野選手、清本選手、太田選手がホテルに到着し、今日から合流となりました。
午前中はウォーミングアップの後、4人グループをつくり、1チームがディフェンス、2チームがオフェンスとなり、決められた枠の両辺にいる2チームが、間にいるディフェンスの1チームにとられないようにパスをつなぐというトレーニングを行いました。
3チームで一番多くボールを通されたチームが負けとなるので、1回での少なくなるよう間にいるディフェンスのチームは必死に守ります。
逆にオフェンスの2チームは動きながらパスをつなぎ、DFをひきつけてわずかな隙間をパスを通そうと必死です。
1回でも勝敗が変わってくるので、ちょっと時間を稼いだり、駆け引きもしていました。
GKはキックの練習。スタッフが足元でトラップできるように、しっかりとスタッフのところを狙って蹴ります。GKにとって狙ったところへロングフィードをすることは試合中大切なことです。
その後、ゴールをつけて方向を意識したディフェンスのトレーニングを行いました。
最後にヘディングシュートの練習。サイドから上がったクロスに合わせてヘディングシュートをします。
15本入るまでというノルマが課せられたフィールドプレイヤーは、何とか終わらせようと低めのボールでも頭から飛び込みます。
特にガッツを見せたのがデズモンド選手。地を這うようなぎりぎりのボールに、頭を地面にこすり付けるのではないかというくらい低くなってヘディングシュート。惜しくもゴールはなりませんでしたが、このガッツにチームは盛り上がりました。
GKも誰が一番失点が少ないかを競っているので、簡単に決めさせるわけにはいきません。ファインセーブで防ぎます。
何とか15本ヘディングシュートを決めて、午前中のトレーニングを終えました。
GKで一番決められてしまった太田選手はスタッフを背負ってランニングをしていました。
全体練習終了後は自主練習する選手たち。
センターバックの選手は村主コーチとクリアのトレーニングをしていました。
新人研修で今日からトレーニング参加となった選手は、引き続き走りのメニューに取り組んでいました。
ハードな練習でしたが、常に笑顔の清本選手。聞いてみると久しぶりにチームと練習ができ、楽しかったそうです。新人研修の期間も空いた時間に他のメンバーと一緒に体を動かしてしっかりと準備していたようです。
午後のトレーニングのウォーミングアップはいろんな種類の鬼ごっこ。
2人組を作れば捕まらないというルールの時は、全員で協力して鬼役の尾泉選手と中島選手から一人になった選手を守り抜きます。
氷鬼では、鬼にタッチされるとかたまり、味方にタッチされるとまた動くことができます。
全員を固まらせれば鬼の勝ちということで、関田選手、清本選手も加わり4人で全員を捕まえようとコートの角に追い込みます。
初めは一気に捕まえられますが、その後がなかなかつかまらず、捕まえた選手も味方に助けられまた動き出すなど、いつまでたっても全員は捕まえられません。
監督が、「よし、ベテランお手本見せよう!」と声をかけ鬼となったのが、美尾選手、杉山選手、そしてベテランの風格があるといわれる山﨑選手。
そしてもう一人は「お父さん」と美尾選手に呼ばれた服部選手。
服部選手はコート中に広がった選手たちに「(捕まえやすいように)この角に集まれ!」と見えない力を利用して捕まえようとしたりと、練習の疲れがたまってくる頃ですが、自分たちで盛り上げて練習に取り組んでいました。
その後攻守の切り替えのトレーニングでもあるボール回しを行い、その後10対10を行いました。
流れの中でセットプレーも練習をしました。
トレーニングはこれで終了。この日は、夕食後にJFA審判インストラクターの太田潔様と審判員の松尾一様にお越しいただき、ルール講習会が行われました。
よりレベルの高いサッカーをするために、また怪我などを防ぐためにどういったプレーがファールとなるのかや、オフサイドについてテストをしながら勉強をしました。
選手たちは真剣な表情で話を聞いていました。