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2014年03月01日
いよいよ、FC岐阜の2014シーズンが開幕する。
開幕戦に対戦するのは、ガイナーレ鳥取との入替戦を制し、J2昇格を果たしたカマタマーレ讃岐だ。厳しいJFLを勝ち抜いてきたチームだけに、チームとしてのまとまりがある。
FC岐阜はラモス瑠偉新監督を迎え、元日本代表の川口能活選手、三都主アレサンドロ選手などビックネームの補強を実現した。さらに、実績と実力を備えた髙地系治選手、宮沢正史選手、太田圭輔選手、難波宏明選手、深谷友基選手らを補強。近年まれにみる大型補強となった。
チームは岐阜でトレーニングを開始し、2月に大分県別府市でキャンプを行った。キャンプでは守備のトレーニングを中心に徐々に戦術理解を深め、練習試合で実践形式を重ねてきた。
岐阜に戻ってからは名古屋グランパスとの練習試合を行い、自分たちの目指すサッカーが形になってきた。新加入選手と既存選手が上手く融合し、コミュニケーションも良好だ。何より、新加入したベテラン選手たちが手を抜かず、しっかりとトレーニングをこなす姿は、チームにとっても良い刺激となっていた。
ホーム開幕戦は、「とても難しい試合だ」と語ったラモス監督。それでも「相手をリスペクトし、自分たちのサッカーをしっかりすること」が重要だと話していた。熱い気持ちをチームに注入し、開幕戦の舞台に立つ。
スタジアムが満員になるに違いない。その大きな声援でチームを後押ししてほしい。
共進共闘 その言葉を胸に闘おう!
◆対戦相手 カマタマーレ讃岐
北野誠監督(写真右)率いるカマタマーレ讃岐は、香川県に本拠地を置くJクラブだ。この試合はまさにJ2リーグ初陣となる。かつて岐阜も経験したように、高いモチベーションで開幕戦に臨んでくるはずだ。その讃岐の10番を背負うのは、岐阜でも活躍した高木和正選手だ。岐阜のファン・サポーターにとっても思い出の深い選手だ。
FWにはかつてJ2で活躍していた高橋泰選手、木島良輔選手がおり、攻撃力に優れている。また、川崎などで活躍した我那覇選手なども新戦力として加入している。
チームのまとまりに加え、新戦力の加入でチーム力もアップしているはずだ。岐阜にとっては手強い相手となりそうだ。