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2009年11月15日
11月15日(日) 第89回天皇杯サッカー選手権大会 3,569人 (熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
FC岐阜 1-0 ジェフユナイテッド千葉
■得点者
44分 吉本 一謙
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、30.吉本、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、14.嶋田、20.染矢
FW 16.西川、18.佐藤
■サブメンバー
GK 31.曽我部
DF 2.野本
DF 3.菊池
DF 17.野垣内
MF 15.永芳
FW 9.朴
FW 13.大友
■交代
74分 西川→大友
89分 冨成→野垣内
89分 吉本→菊池
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
天皇杯4回戦で、念願のJ1ジェフユナイテッド千葉と対戦することになった。熊谷スポーツ文化
公園陸上競技場は、快晴に恵まれ、良いコンディションとなった。
岐阜にとっては、来季J2リーグで対戦する相手だけに、どこまでできるのか楽しみな一戦となる。
立ち上がり、ジェフ千葉の深井にシュートまで持って行かれるが、GK野田が正面でキャッチし、
簡単には、先制点を許さない。
2分、左サイド佐藤がロングボールをキープし、菅が追い越していくが、クロスを上げられない。
一方のジェフ千葉は、巻を起点に、深井を裏に走らせて、攻撃を組み立ててくる。
5分、左サイドを染矢がドリブルで突破し、シュート!GKが正面ではじき出すが、チャンスとなる。
岐阜の立ち上がりの守備は、落ち着いているため、簡単には突破させない。
7分、ジェフ千葉のカウンターで、深井から米倉に通され、シュートを打たれるがGK野田がファイン
セーブでこれを防ぐ。
8分、お返しに中央から橋本が強烈なミドルシュートを放つ!惜しくもゴール上に外れる。
10分、ボールを奪って、嶋田がドリブル、サイドを上がった冨成がクロスを上げると、佐藤がヘディング
シュート!惜しくもゴール右に外れる。
17分、ジェフ千葉FWが裏へ抜け出してくるが、GK野田が前に出て、ボールをキャッチし、ピンチを防ぐ。
19分、田中の裏へのクリアを佐藤が追いかけ、相手GKが前に出て、ぎりぎりのところでクリアする。
21分、中盤でつなぐが、秋田がペナルティ外で倒され、絶好の位置でFKを得る。染矢が狙っていくが
ゴール上に外れてしまう。
23分、左サイド染矢がドリブルで上がり、切り替えしてクロス。これを中央で菅がヘディングシュート!
惜しくもゴール右に外れる。
24分、サイドの染矢から中央の菅へ、コントロールして右足で狙ってシュート。これはGKがキャッチ。
34分、左サイドの嶋田のクロスから、冨成がダイレクトで中にいれ、こぼれ球を染矢が右足でシュート
これは、クリアされる。
35分、岐阜が中盤でボールを奪い始めると、怒涛の攻撃を繰り返す。ポゼッションが上がってきた。
39分、右サイド、冨成からサイドへ上がった菅へ、クロスを上げるがゴーラインを割ってしまう。
45分、秋田がオーバーラップし、西川が裏に走り、シュートに行こうとするがDFがクリアし、CK。これを
染矢が蹴り、吉本がこぼれ球を押し込みゴール!!先制点を奪ったのは岐阜。
1分、右サイドから西川がキープし、染矢へ。ペナルティ外で強引にシュートにいくがGKにキャッチ
される。
2分、ジェフ千葉が右サイドから、秋田を抜き去るとそのままクロスを上げる。裏に走りこまれるとフリー
でシュートに行かれるがGK野田が前に出てファインセーブ。
3分、冨成、橋本とつなぎ、逆サイドの秋田へ渡す。秋田がクロスを入れていくが相手GKがキャッチ。
9分、左サイドから、嶋田がドリブルでそのまま左足でミドルシュートを狙っていくが、GK正面に行って
しまう。
11分、ジェフ千葉は、右サイドを中心に攻撃を仕掛けてくるが、秋田、染矢がしっかりと対応。
17分、ジェフ千葉にミドルシュートを打たれるが、ゴール右へ外れる。ジェフ千葉は、ロングボールを
岐阜のゴール前に入れてくるが、ディフェンス陣がしっかりクリアする。
20分、右サイドから菅が裏へ飛び出し、ダイレクトで中へ入れるとこれを走りこんだ西川がヘディング
シュートを放つ。惜しくも相手GK正面。
22分、中央の橋本から、佐藤へ出るとそのまま左足でシュートを狙うと惜しくもゴール右へ外れる。
24分、左サイドで、染矢が受けるとドリブルで仕掛け、切り替えしてシュートに行こうとするが相手に
当たってしまう。
26分、クリアを受けようとした西川がジェフ千葉ボスナーに後ろから当たられ、一旦ピッチの外に出ると、
西川がいないので、ひとり少ない状況となる。苦しい状況が続くがなんとか守り抜く。
35分、中盤で菅が攻撃に行こうとするが、足がつってしまい、ピッチの外に出る。
37分、橋本のFKに染矢が逆サイドで受けると、これをドリブルでクロスにいく。しかし、相手に当たって
CKを得る。これを染矢が蹴り、中で吉本が合わせるが惜しくもゴール右に外れる。
40分、GK野田から速いスローで嶋田がドリブルでペナルティエリアまでいくと、裏を抜けた大友にシュート
まではいけず。
42分、ジェフ千葉は、サイドからロングボールを入れてくるが、ディフェンス陣を中心にクリアで凌ぎ、
シュートを打たせない。
43分、岐阜の選手たちも足がつり始め、厳しい時間帯が続く。前線からは、大友がプレスを掛け続ける。
44分、ジェフ千葉のCKでこぼれ球がジェフ千葉の選手のところに行くが、これをGK野田がしっかりと
キャッチ。
46分、右サイドコーナーで、大友がボールを受けて、粘り、時間を使っていく。
48分、左サイドをオーバーラップした秋田が大友とのワンツーで、裏へ抜け出し、フリーの佐藤に出すが
これを決められず。
そして、ついにタイムアップの笛が鳴ると、選手は、喜びを爆発させた。岐阜にとっては、自分達のサッカー
をすることをテーマに戦い、見事結果を出した。まさに、岐阜らしいスタイルを貫いて、勝利を手にした。
J2リーグ参入2年目で、クラブ初のベスト8へ進出したことは、本当に大きな快挙となった。
次の対戦相手は、名古屋グランパス。昨年の天皇杯では、ロスタイムに決められ、悔しい敗戦となった。
そのリベンジを果たすべく、最高の舞台となりそうだ。
多数のご声援誠にありがとうございました。