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2011年05月01日
4月30日(土)第9節vs水戸ホーリーホック 16:04キックオフ 5,832人(長良川競技場)
FC岐阜 2-1 水戸ホーリーホック (前半1-0、後半1-1)
■得点者 ■エイデンMVP賞 嶋田 正吾
2分 佐藤洸一
62分 嶋田正吾
■スターティングメンバー
GK
1 野田恭平
DF
2 野田明弘
4 田中秀人
6 秋田英義
17 野垣内 俊
MF
14 嶋田正吾
23 橋本 卓
20 三田 光
11 染矢一樹
FW
18 佐藤洸一
16 西川優大
SUB
21 村尾龍矢
24 村上一樹
19 冨成慎司
5 川島眞也
15 永芳卓磨
27 押谷祐樹
26 阪本一仁
■交代
71分 三田→川島
76分 佐藤→押谷
90分 橋本→永芳
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
東日本大震災で中断となっていたリーグ戦も再開され、ホーム長良川にJリーグが戻って
きた。朝から雨が降ったりと、中々天候もはっきりしなかったが開門の頃には雨もあがった。
久しぶりのホームゲームということもあり、サンサンデッキではファン・サポーターが再会を
喜びあっていた。
岐阜はここまで開幕2敗と、これまでのシーズンスタートの中では苦しい状況になっている。
今日は、好調の水戸ホーリーホックを迎えての重要なホームゲームとなった。
前半、これまでの岐阜のスロースタートが嘘のように前半から速いプレスを掛けて、相手を
追い込んでいき、一気に岐阜のペースに持ち込んでいく。
すると2分、左サイトの染矢がドリブルで突破するとニアへ絶妙のクロスを入れていく。
これにどんぴしゃりのタイミングで、走りこんだ佐藤が早くも先制ゴールを奪った。
開始早々のゴールに長良川競技場のボルテージは一気に上昇し、大声援が送られた。
この先制点で、試合の流れは岐阜になり、サイドの染矢が何度もドリブルで仕掛け、
スタジアムを沸かせた。12分、CKから染矢が蹴っていき、これを佐藤がヘディングで
シュートを放つが相手GK正面に行ってしまう。
23分、中央のこぼれ球を西川がミドルシュートで狙っていくがゴールを捕らえることは
できない。しかし、西川も前線からのチェックと裏への動きでチームに貢献していく。
24分には、西川から裏へ抜けた染矢へボールが出ると、クロスを佐藤に送った。佐藤が
反転してシュートに持っていくが惜しくもゴールにはならない。
36分、秋田から受けた染矢が中へドリブルして、そのままシュートに行くがゴール上に
外れてしまう。
前半、先制点を奪い、一気に岐阜のペースに持ち込んだが、追加点が奪えず、水戸を
突き放すことができなかった。しかし、これまでの前半が良くなかったというイメージを
一層するオープンな試合は、後半への期待を感じずにはいられなかった。
後半、ハーフタイムに木村監督からは、思いっきりの良い判断をしてプレーしようと
指示が出た。前半も判断良く展開し、リズムを作っていたので、この判断のスピードが
重要なポイントだった。
6分、野垣内のドリブルから橋本へつなぎ、相手ゴール前にいる佐藤へボールを
当てると、落としたところに橋本が走りこみシュートを放った。しかし、これはクロスバーを
叩き、追加点にはならなかった。
前半同様に前からの速いプレスによって、水戸のサッカーをさせなかった。
17分、右サイドから嶋田が裏へ走った西川に出すと、信じて走ったという嶋田がワンツー
で、パスを受けそのまま左足で豪快に蹴りこみ、待望の2点目を鮮やかに奪った。
この追加点で水戸も交代をしながら、反撃を試みるが岐阜の勢いは止まらなかった。
この試合で安定したボランチの仕事をしていた三田に代わって、前節でゴールを
奪った川島が交代で入り、さらに中盤を堅くしていく。
39分、水戸の常磐が退場となり、相手が10人となったが水戸も粘りを見せて、簡単に
は3点目を取らせてくれない。
水戸の粘りから89分、小澤にコースを突いた素晴らしいシュートを決められて、1点を
返されてしまう。しかし、試合を終始優勢に進めていた終了の笛と共に、今シーズンの
初勝利をホームで挙げた。
開幕2連敗で迎えたホームゲームで、何としても勝ちたいというチームの気持ちが
しっかりと現れていた試合となった。ファン・サポーターにとってもスカッとした試合
内容だったに違いない。そして、チームにとっても岐阜らしいサッカーのイメージを
取り戻すことができた試合となったことは大きな収穫だった。
それ故、次節の東海北陸ダービーvsカターレ富山戦が重要な試合になることは間違い
ない。
木村監督、初勝利おめでとうございました。多数のご声援誠にありがとうございました。