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2011年06月12日
6月12日(日) 第16節vsジェフユナイテッド千葉 8,802人 (フクダ電子アリーナ)
ジェフユナイテッド千葉 3-1 FC岐阜 (前半1-1、後半2-0)
■得点者
34分 田中秀人
■スターティングメンバー
GK
21 村尾 龍矢
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
6 秋田 英義
17 野垣内 俊
MF
11 染矢 一樹
23 橋本 卓
20 三田 光
7 菅 和範
FW
14 嶋田 正吾
27 押谷 祐樹
SUB
22 重成 俊弥
24 村上 一樹
5 川島 眞也
33 新井 涼平
16 西川 優大
18 佐藤 洸一
34 ブルーノ
■交代
61分 菅→佐藤
70分 染矢→ブルーノ
84分 三田→西川
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
首位をキープしているジェフユナイテッド千葉のホームスタジアムであるフクダ電子アリーナは、
クラブ設立20周年で熱気を帯びていた。ここまでなかなか勝星を積み上げられていない岐阜
にとっては、首位の相手にどこまで太刀打ちできるか、簡単な試合ではないが勝点を持ち帰り
たいところだ。
前半、立ち上がりは落ち着いた雰囲気で試合が始まった。千葉はオーロイの高さを最大限に
生かした戦術を選択して勝星を重ねている。今日の試合もそれは変わらないだろう。
7分、千葉・太田が右サイドからドリブルで入ってくると野垣内が対応するが勢い良くシュート
まで持っていかれてしまうがGK村尾が落ち着いてセーブしていく。
続けて、9分にも速いスローインのリスタートから太田に裏へ走られ、シュートを打たれるが
GK村尾が好セーブを見せる。
10分、千葉に与えてしまったCKからオーロイに頭で合わせられ、ゴールかと思われたが反則
によって、取り消しに。
12分、三田からのダイレクトパスを押谷が受けて、反転しながら右足でシュートを放つが惜しく
もゴール左に外れた。
中盤では、前節と同じく菅、橋本、三田が積極的な守備を行い、ボールを奪いにいく。
18分、圧倒的な高さを誇るオーロイに対し、秋田、田中が粘り強く対応していく。
20分、中央の橋本からサイドの野田へ。上手く相手を交わしクロスを入れていくが中で合わせ
ることができない。
21分にもオーロイに対するクロスが上がってくるが秋田がしっかり体をぶつけて、簡単には
ヘディングさせない。
21分、千葉の武器であるミリガンのロングスローで、オーロイに繋がれ、太田にシュートを
打たれるが野垣内が体をはって守備をみせる。
30分、ここまで安定していた試合展開をしていたが、ディフェンスラインでポゼッションして
いたところを千葉・深井にカットされ、太田に決められて、失点してしまった。
34分、橋本、嶋田、押谷とテンポ良くパスを繋ぎ、押谷がコントロールして、シュートを放つが
これを決めることができず、CKに。
このCKに田中が飛び込み、貴重な同点ゴールを奪い、3試合ぶりのゴールが生まれた。
同点に追いついたことで、一気に流れが岐阜に傾くと、なんとか逆転しようとサイド攻撃を
試みた。
36分、菅が相手ディフェンスの裏へ抜けて、ゴールエリア内で右足でシュートを放つが相手
DFにクリアされてしまい、チャンスを逃してしまう。
39分にも嶋田が中央で貰うと得意の左足で狙っていくが枠を捕らえることができない。
前半は、田中のゴールで同点に追いつき、岐阜が盛り返した形でハーフタイムに入った。
後半49分、早速岐阜に良いチャンスが訪れる。左サイドの押谷がドリブルシュートを放ち、
こぼれ球をフリーの橋本が拾い、コースを狙ってシュートを放つがわずかにゴール左へ
外れてしまった。
千葉も次第に前に出てくると、岐阜も下がり気味になってしまい、ボールを奪ってFWへ
送るが押し上げが間に合わず、FWが孤立してしまう場面が増えてきた。
59分、ペナルティエリア中央から、ボールを持たせてはいけない千葉・深井にドリブルを
されると高い能力で鮮やかに決められて、逆転されてしまう。
千葉にビハインドされることで、岐阜も前に出る力がなくなってしまい、難しい試合展開に
なってしまった。
64分、先ほどの失点から時間も経たないうちに、CKを千葉に与えてしまうとミリガンに足で
合わされ、3点目を失ってしまう。
岐阜もボールを奪うがアタッキングサードでのパスミスが多く、効果的な攻撃につなぐこと
ができないと、リズムを失ってしまう。
この流れを変えようと、佐藤に加え、ブルーノを入れて、攻撃を厚くし、得点を挙げようと
チャンスを伺う。
すると、交代した直後にブルーノが思い切ってミドルシュートを放ち、チャンスを作った。
前線でブルーノが起点ととなり、攻撃にバリエーションを加えていく。
86分、CKから野田がクロスを上げると、こぼれ球に秋田が反応し、シュートするがゴール
上に外れてしまう。
88分、ブルーノが裏へ抜け出し、速いクロスを入れると中で待っていた佐藤が合わせようと
するが決めることができない。
ロスタイム、野垣内から中央の橋本へ繋ぐと、ミドルシュートを狙っていくが枠を捕らえられ
ない。最後まで追加点を挙げることができず、試合終了となってしまった。
結果として、4連敗となり、なかなかチームの浮上の切欠を掴むことができない。しかしな
がら、リーグ戦を戦っていく以上、下を向いていてもしょうがない。上手くいかないときだか
らこそ、ポジティブな雰囲気を作っていかなければならない。
今日の試合で良かったところといえば、3試合ぶりのゴールを取れたことで、ゴールの喜びを
選手も思い出したのではないだろうか。その感触を大切にしてほしい。次は、勝利の喜びを
思い出すため、良い準備して、札幌戦に備えてほしい。
多数のご声援誠にありがとうございました。