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2011年06月25日
6月25(土) 第18節vsサガン鳥栖 4,427人 (ベストアメニティスタジアム)
サガン鳥栖 2-0 FC岐阜 (前半1-0、後半1-0)
■スターティングメンバー
GK
21 村尾 龍矢
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
17 野垣内 俊
24 村上 一樹
MF
14 嶋田 正吾
33 新井 涼平
20 三田 光
11 染矢 一樹
FW
16 西川 優大
18 佐藤 洸一
SUB
GK31 川浪 吾郎
MF29 池上 礼一
MF5 川島 眞也
MF7 菅 和範
MF15 永芳 卓磨
MF23 橋本 卓
FW34 ブルーノ
■交代
46分 新井→橋本
46分 佐藤→ブルーノ
81分 染矢→永芳
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
試合開始前から振り出した雨は、湿度を一気に押し上げ、蒸し暑いコンディションと
なったベストアメニティスタジアム。5位サガン鳥栖とアウェイでの対戦となった。
岐阜は、西川、佐藤のツートップを先発に起用し、なかなか得点をあげることができ
ない状況を打開しようとした。
前半、序盤に試合のペースを握ろうとした岐阜は、積極的にFW西川、佐藤が前から
守備を行い、リズムを作ろうとした。全体の運動量も多く、まずは自分達でリズムを
掴もうとする積極性が感じられた。
すると6分、嶋田がサイドチェンジで大きく変えて、新井に繋ぐと、さらに染矢へ。
染矢が右足でシュートを放っていくが、惜しくもゴール上に外してしまう。
一方、鳥栖もサイドからの攻撃を仕掛けて、先制点を狙ってきている。
17分、鳥栖に左サイドでボールを奪われると、クロスを上げられ、シュートを打たれるが
ゴール左に外れ、ピンチをしのいだ。
21分、中央から野田・鳥栖に速い楔のボールを入れられると、早坂・鳥栖に走り込まれ、
一瞬にして突破され、ゴールを割られてしまった。
28分、嶋田が鳥栖のペナルティエリア外でボールを奪うと、ドリブルからシュートに持って
いくがゴール上に外れてしまった。
すぐさま、鳥栖の攻撃に展開が変わると、FKから狙われるがGK村尾が好セーブを
見せて防いだ。
続けて、サイドからクロスを上げられ、ヘディングシュートが決まったかと思われたが、
オフサイドの旗が上がっており、助けられた。
32分、嶋田が中央で倒されて、FKを得ると、これを三田が狙っていくがゴール上に
外れてしまった。
41分、この試合の一番の決定機が訪れた。嶋田から中央の西川へ繋ぐと、落ち着い
て切り替えし、相手を交わすと、左足でシュートを放った。しかし、これを決めることが
できず、試合の流れを引き戻すチャンスを逃してしまった。
45分、相手DFの裏のスペースを狙って、走りこんだ佐藤にわずかに合わず、ここで
前半が終了した。
後半、1点ビハインドの状態で、試合に入ることになり、岐阜にとってはまず、同点に
追いつくことが目標となった。
後半から、佐藤、新井に代えて、ブルーノ、橋本を投入し、攻撃にスピードを加えて
いくことに。
しかし、先にチャンスを生かしたのは鳥栖だった。中央から早坂・鳥栖が浮かした
ボールを野田・鳥栖がゴール前で鮮やかに反転してシュートを放つと、これが決ま
ってしまい、2点目を奪われてしまった。
岐阜は2点を追い掛ける展開になったことで、試合が難しくなってしまった。そして、
鳥栖は2点リードで余裕を持って試合を進めることができる状態に。岐阜にとっては
先手を取られてしまった格好になってしまった。
しかし、中盤に入った橋本とFWに入ったブルーノで何とか流れを変えようとすると
中盤でのボールポゼッションは上がり始めた。しかし、最後の思い切りが出せず、
相手にボールを奪われてしまう。
中盤でボールを繋ぎながら、サイドまで展開するがそこから思い切ってクロスを
入れていくことができず、鳥栖の脅威になることができない。
時間が経つにつれて、鳥栖も守備の意識が高くなり、岐阜はさらに苦しい展開に
なってしまう。81分、最後のカードである永芳を投入し、チャンスメイクに掛けて
いくが、時間が少なすぎた。
永芳から両サイドへパスが配給されるが、そこで詰まってしまい、ゴール前へ
クロスを上げていくことができず、ゴール前で勝負することができない。
ロスタイム、ミドルゾーンから村上、嶋田のミドルシュートでゴールを狙うが相手を
驚かすまでには至らなかった。
最後まで決め手がないまま、試合終了の笛を聴くことになってしまった。
これで、2008年の6連敗というワースト記録に並んでしまった。
今日の試合では、前線からFWのチェックから、守備のリズムを作り出し、攻撃に繋いで
いこうとする意図は感じたが攻撃での大胆さに欠けてしまい、相手が嫌がるゴール前で
の勝負ができなかった。サッカーの目的であるゴールを奪うことという点に関して、まだ
まだ強引さが足りなかった。後半は、鳥栖にポゼッションさせられ上手く守られてしまった
ことを考えると、相手を驚かせるようなプレーが必要になる。
全力でプレーするだけでは、勝点が奪えない。それがプロのリーグだ。
2点ビハインドにも関わらず、消極的な攻撃の姿勢は残念としか言いようがない。
次節は、アウェイの連戦で、ガイナーレ鳥取と対戦する。今年、J2リーグに昇格した
チームとは言え、格上であることは間違いない。それ故、全力でぶつかってほしい。
多数のご声援誠にありがとうございました。