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2011年07月09日
7月9(土) 第20節18:00vs東京ヴェルディ 3,296人(味の素スタジアム)
東京ヴェルディ 3-0 FC岐阜 (前半1-0、後半2-0)
■スターティングメンバー
GK
21 村尾 龍矢
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
6 秋田 英義
17 野垣内 俊
MF
14 嶋田 正吾
33 新井 涼平
20 三田 光
15 永芳 卓磨
FW
18 佐藤 洸一
16 西川 優大
SUB
GK31 川浪 吾郎
DF5 川島 眞也
MF7 菅 和範
MF11 染矢 一樹
MF29 池上 礼一
FW26 阪本 一仁
FW27 押谷 祐樹
■交代
55分 永芳→押谷
69分 三田→染矢
72分 佐藤→阪本
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
梅雨明けが発表され、本格的な夏の暑さとなった味の素スタジアム。試合開始の時間でも
30度近くあり、両チームにとって厳しいコンディションとなった。岐阜は、前節の勢いを東京
ヴェルディにぶつけたいところだ。前節、決勝ゴールを上げた永芳を左サイドで起用しての
スタートとなった。東京ヴェルディも4連勝中と好調な相手だ。
前半、暑さのためか、両チームの試合のペースが上がらないと、東京Vがまずチャンスを
作り出す。7分、小林がミドルシュートを打つが、GK村尾が落ち着いてキャッチする。
10分、岐阜も新井が中盤のこぼれ球を拾い、ミドルシュートを狙っていくが、相手GKに
キャッチされてしまう。
12分、飯尾・東京Vにディフェンスラインの裏へ抜け出されると、そのままゴール前へ折り
返されて、阿部・東京Vに先制点を奪われてしまった。
岐阜も気を取り直して、新井、永芳が起点となり、ボールをサイドへ散らしながら、攻撃を
組み立てていく。
中々、相手ゴール付近でシュートまで持ち込むことができず、決定機を作り出すことが
できない。
20分、右サイドの野田(明)からペナルティエリアへ走り込んだ嶋田へ送ると中へクロスを
上げ、西川、佐藤がシュートしようとするが合わない。
中盤でボールを奪うが、上手く前へ繋がらず、シュートまでいけない時間が続いてしまう。
36分、自陣でのミスを突かれて、マラニョン・東京Vにシュートを打たれるがGK村尾が
好セーブで弾き出すが、もう一度マラニョン・東京Vに打たれるが外れた。
40分、岐阜の攻撃が前に出れないと、逆に裏を突かれてしまい、またもマラニョンに飛び
出され、GK村尾と1対1になってしまう。これもGK村尾が好セーブして、失点を許さない。
44分、中盤で永芳から右サイドの野田(明)へ繋ぐと、走り込んだ嶋田につなぎ、マイナス
へ折り返して、新井がシュートを放った。良い形で攻撃したが、ゴール上に外れてしまった。
前半は、上手く攻撃を組み立てることができず、さらにミスも連発し、ゲームのリズムを
作ることができなかった。シュートも3本に留まり、東京Vのペースで進んだ。
後半、まずは同点に追いつくために、再び前からプレスを掛け始める岐阜。
しかしながら、52分、再三、裏へ突破されていたマラニョン・東京Vに中央から走り込まれ、
秋田がこれに対応した。二人が競り合い倒れて、こぼれ球を村尾がスティールしようと
するが、マラニョンの足が伸び、ここで痛恨のカットをされてしまい、2点目を決められてし
まった。
53分、中盤の新井から佐藤、嶋田と繋ぎ、ミドルシュートを打つがゴール右上に外れて
しまった。
57分、交代して入った押谷が左サイドから西川にスルーパスを通すと、中央からミドル
シュートを狙っていくがゴール左へ外れてしまう。
東京Vも2点を先制していることから、運動量も徐々に落ちてきた。岐阜は粘り強く運動
量を増やして、攻撃を仕掛けていく。
66分、右サイドの野田(明)がフリーになり始め、攻撃参加の回数が増えてくると、中央の
新井から押谷へ繋ぐと、最後に佐藤が合わせようとするが上手く合わない。
67分、右サイドの三田から西川へ浮いたボールで繋ぐと、コントロールしてシュートを
放つが枠を捕らえられない。
70分、中央の押谷から逆サイドの染矢に繋ぐと、思い切ってシュートにいくが、相手GKの
正面に行ってしまう。
79分、野田(明)が上がり、クロスを上げると、交代して入った阪本がヘディングシュートで
狙っていくが、相手GKにセーブされてしまい、得点にはならない。
83分、東京Vにペナルティエリア外でFKを与えてしまうと、菊岡・東京Vに直接決められて
しまい、3点目を失ってしまう。
88分、右サイドから交代した染矢がドリブルで突破して、中にいる阪本に合わせるが、
わずかに合わず、シュートを打ち切れない。
後半は、相手を上回る9本のシュートを打ちながらも、ゴール近くでシュートを打てなかった。
運動量を増やして、試合を優勢の進めたが、最後のシュートのところで、力強さに欠けた。
後半は、サイドから何度もクロスを上げたり、ペナルティエリア外のバイタルエリアでボールを
回したが、東京Vの守備を崩すことができず、ゴールを最後までこじ開けられなかった。
試合全体を通して、両チームのミスが目立ったが最後は、技術の部分で差を見せ付けら
れてしまった。京都戦での劇的な勝利の勢いを繋ぐことはできず、仕切りなおしとなったが
次節はさらに手強いFC東京戦だ。まずは、個人が与えられた役割をしっかりとこなし、試合を
作ることが大切だ。多数のご声援誠にありがとうございました。