※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2011年09月11日
9月11日(日)第27節19:00vsロアッソ熊本 3,145人 (長良川競技場)
FC岐阜 1-1 ロアッソ熊本 (前半0-0、後半1-1)
■得点者
50分 嶋田 正吾
■スターティングメンバー
GK
1 野田 恭平
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
17 野垣内 俊
7 菅 和範
MF
35 地主園 秀美
23 橋本 卓
20 三田 光
27 押谷 祐樹
FW
14 嶋田 正吾
16 西川 優大
SUB
GK31 川浪 吾郎
DF6 秋田 英義
MF5 川島 眞也
MF8 李 漢宰
FW18 佐藤 洸一
FW26 阪本 一仁
FW34 ブルーノ
■交代
68分 地主園 秀美 → ブルーノ
81分 西川 優大 → 佐藤 洸一
88分 ブルーノ → 阪本 一仁
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
ホーム3連戦の3試合目となるロアッソ熊本戦。長良川競技場は、日中の暑さが残り
蒸し暑さがピッチにも残っていた。前節、試合に出場できなかった橋本、押谷が先発
メンバーに戻った。同期に昇格した熊本を相手に、ホームで勝利を収めたい。
前半、開始早々に熊本にCKを2度続けられ、危ない場面を作られるがこれを凌いで
いく。その後は、両チームともペースを上げず、中盤での攻防となった。
10分、中央でパスカットした野垣内が嶋田へスルーパスを通すと、これをコントロール
して、左足でシュートを放った。しかし、相手DFに弾かれてしまい、ゴールへは行かな
かったが大きなチャンスを作った。
なかなか、シュートまでの形を作れないと、中盤での激しいプレーが出始め、ボールの
奪い合いとなってしまう。岐阜は、ボールを奪うが攻撃へのパス出しが上手く繋がらず、
守備にまわる時間も増えた。
熊本は、リトリートしながら岐阜の攻撃を受け止めて、長身FW長沢へボールを入れて
起点を作ろうとした。
28分、ようやく攻撃の形がでると、押谷がカウンターで上がり、地主園と繋ぎ、野田(明)
がクロスを上げるという良い形を作った。中でしっかりと合わせることはできなかったが
スピード感のある攻撃だった。
33分、嶋田のスローインから押谷が受けて、クロスを上げる。これに西川がヘディング
で合わせるが、僅かにゴールの上に外れてしまった。
41分、押谷のドリブルからシュートを放つが相手DFにクリアされてしまう。
前半終了間際のCKでは、熊本にチャンスを作られるが、これも粘って守備を行い、
無失点で前半を折り返した。
後半、立ち上がりにCKで熊本に危ない場面を作られるが、これを上手く守り、50分
自陣でボールを奪うと、押谷が一気に前線にいる嶋田へ鋭いスルーパスを通し、
嶋田がこれを上手く相手をいなしながら、左足で強烈にシュートを決めた。
岐阜としては、欲しかった先制点を良い形で奪うことができた。
59分、ディフェンスラインでボールを奪われると、そのまま持ち込まれシュートを
打たれるがこれは外れた。
60分、GK野田の早いスローから、嶋田が受け、カウンターを仕掛ける。裏へ走った
西川へ繋いで、チャンスを作っていく。
62分、熊本の攻撃で、クロスが逆サイドまでいくと、中央へ走り込んだソンに強烈な
シュートを打たれ、これがGK野田の前でバウンドすると、これを弾くが、後ろから詰めて
きた武富に押し込まれ、同点に追いつかれてしまった。
熊本はさらに長身FW長沢へロングボールを入れて、攻撃の起点を作ろうとするが
野垣内、田中がしっかりからだをぶつけて、ヘディングを阻止していく。
岐阜もブルーノを入れて、追加点を狙いにいくと、左サイドで力を発揮し、チャンスを
作っていく。
71分、オーバーラップしてきた野田(明)が良いクロスを入れると、西川がヘディング
で合わせるがこれもゴール上に外れてしまう。
76分、ブルーノがドリブルで仕掛け、ゴールライン付近から中へ折り返すが、合わせる
ことができない。
岐阜はさらに、佐藤を投入し、追加点を狙っていくが逆にブルーノにアクシデントが発生。
またも、これから攻撃というときに、ブレーキが掛かってしまった。
89分、佐藤が中央でボールを受けて、思い切ってミドルシュートを放っていくがGK正面
にいってしまった。
90+4分、押谷のドリブルから、佐藤へ繋ぎ、ミドルシュートを打つが相手DFにクリア
されてしまい、試合終了となった。
岐阜としては、失点をせずに、追加点を奪って逃げ切りたかった試合だった。全体的
には我慢して、守備をする時間が多く、カウンターから好機を作るかたちとなった。
熊本としては、岐阜のウィークポイントを突く為にロングボールを入れるなど、狙って
いただろう。岐阜に高さがない分、しっかり体を当てて、周りの選手がセカンドボール
にしっかりと反応して、我慢強い守備をするしかなかった。決して、強い守備とは言え
ないが、これを続けてカウンターから勝機を見出す戦いが今日の試合だったと言える
かもしれない。ホーム3連戦で勝点1はあまりに寂しすぎるが、この勝点1の重みを
しっかりと受け止め、ファンの温かい拍手をしっかりと感じて、次節に臨んでほしい。
多数のご声援誠にありがとうございまいた。