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2011年09月25日
9月24日(土)第29節16:00vs愛媛FC 2,595人 (長良川競技場)
FC岐阜 1-1 愛媛FC (前半0-0、後半1-1)
■得点者
90+4分 佐藤 洸一(PK)
■スターティングメンバー
GK
1 野田 恭平
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
6 秋田 英義
17 野垣内 俊
MF
35 地主園 秀美
23 橋本 卓
20 三田 光
27 押谷 祐樹
FW
14 嶋田 正吾
16 西川 優大
SUB
GK31 川浪 吾郎
DF24 村上 一樹
MF5 川島 眞也
MF8 李 漢宰
MF33 新井 涼平
FW18 佐藤 洸一
FW26 阪本 一仁
■交代
66分 地主園 秀美 → 阪本一仁
74分 三田 光 → 李 漢宰
78分 西川 優大 → 佐藤洸一
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
3連休で秋晴れとなった長良川競技場は、気持ちの良い風が吹いて、秋らしい
季節になってきた。
今節、ホームに迎えるのは愛媛FC。両チームにとって、前節の試合は、失点が
多く、この試合で挽回したいという思いが強いだろう。
岐阜は、サイドバックの菅を出場停止で欠き、センターバックに秋田、サイドバック
に野垣内という布陣で臨む。
前半、前から岐阜の選手がプレスを掛けに行き、勢い良くボールを奪いにいく。
6分、愛媛がクロスボールをファーサイドに上げると、ヘディングシュートを狙う
がゴール上に外れる。
岐阜は、中盤でボールを奪うが、攻撃へ行くところでミスが目立ち、決定機を
作り出すことができない。
試合のテンポとしては、低調な時間帯が続き、シュートまでの形を作ることが
できない。
21分、ようやく攻撃の形が出てくると、左サイドから野垣内がボールを運ぶと
押谷へつなぎ、再び野垣内へ折り返し、ゴール前にクロスを上げていくが、
中で合わせられない。
続けて、23分、野垣内からクロスを上げて、ファーサイドの嶋田に合わせようと
するが、これも合わない。
試合のリズムは上がらないが、岐阜の守備は全体的にバランスが取れてきて
いた。
29分、FKから三田がゴール前にクロスを上げると、DFに当たって、ファー
サイドにいた田中がこれをヘディングシュートするが、相手GKの好セーブで
クリアされてしまった。
35分、スローインからボールを受けた押谷が倒されてFKを得ると、これを
三田がやわらかいボールをゴール前に上げた。相手DFがクリアするがこれを
野垣内が広い、秋田へ繋ぐ。さらに野垣内へ戻し、シュートを放つがゴール上
に外してしまった。
43分、愛媛の攻撃でピンチを迎える。右サイドを突破され、クロスをゴール前に
上げられると福田に飛び込まれるが、これはボールがスルーし、万事休す。
前半は、危ない場面は、最後のプレーくらいで、守備としては安心して見ていら
れたが、愛媛の動きも低調であった。
後半、47分、スローインから西川が落として、橋本がダイレクトでミドルシュート
を放っていくがわずかにゴール左へ外れてしまった。
61分、攻撃に掛かっていたところから、愛媛にボールを奪われ、先制点を
奪われてしまった。中央を愛媛・大山のドリブルを止められず、3人が抜かれて
しまうと、そのまま右サイドの齋藤につながれ、ファーサイドへクロスを上げられ
た。これを東に決められて、先制点を奪われてしまった。
先制点を奪った愛媛は、少し余裕を持ってボールをポゼッションし始め、岐阜も
ボールが奪いにくくなってしまう。
岐阜は、阪本、李、佐藤を交代で投入し、まずは同点に追いつこうと攻撃を
続けていく。
しかし、ミスから攻撃の形を作れず、時間だけが過ぎてしまう。
83分、押谷のドリブルから、裏へ走りこんだ嶋田へスルーパスを通すと、これを
ダイレクトでシュートにいく、アイディアは良かったが僅かにゴールを捕らえられない。
90分、同点に追いつくチャンスが来る。押谷が中央でボールを持ち、左足でシュ
ートを放つと、これがクロスバーに当たってしまう。跳ね返ったボールをさらに押谷
が拾い、右足でシュートを打つが、抑えて打つことができず、ゴールの上へ外れて
しまった。
90+4分、岐阜は、浮き球に競り合った野垣内がファウルを受けて、PKを獲得
し、同点に追いつくチャンスを土壇場で得ることになった。
最後のチャンスということで、緊張した空気が流れたが、佐藤が落ち着いて決めて
同点に追いついた。
その後、佐藤が裏に抜けて、粘ってCKを得るとタイムアップまで攻めるが、勝ち
越しのゴールを上げることはできず、試合終了となった。
両監督が試合後の会見で語ったように、低調な試合内容だった。岐阜としては、
ホームで何とか引き分けに持ち込み、勝点1を得たことだけが唯一の収穫だった。
前半は、安定した守備を見せたが失点の場面では、簡単に中央突破を許し、
ファーサイドの守備もルーズになってしまった。まだまだ、修正課題も多く見られた。
一方、攻撃面でも単純なミスや連携ミスなどが目立ち、攻撃のリズムが出なかった。
ホームで勝って、アウェイの連戦に臨みたかった。上位の栃木、好調の北九州に
どのような戦いができるか、大事なアウェイの試合が続く。
多数のご声援、誠にありがとうございました。