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2011年10月30日
10月30日(日) 第33節19:00vsサガン鳥栖 2,824人 (長良川競技場)
FC岐阜 4-4 サガン鳥栖 (前半2-0、後半2-4)
■得点者
16分 嶋田 正吾(PK)
45+3分 西川 優大
66分 押谷 祐樹
82分 西川 優大
■スターティングメンバー
GK
31 川浪 吾郎
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
17 野垣内 俊
24 村上 一樹
MF
35 地主園 秀美
33 新井 涼平
20 三田 光
7 菅 和範
FW
16 西川 優大
14 嶋田 正吾
■SUB
GK21 村尾 龍矢
DF5 川島 眞也
MF8 李 漢宰
MF11 染矢 一樹
MF23 橋本 卓
FW27 押谷 祐樹
FW9 エフライン リンタロウ
■交代
27分 村上一樹 → 押谷祐樹
75分 地主園秀美 → 染矢一樹
82分 野田明弘 → 川島眞也
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
秋雨が降り出した長良川競技場は、少し肌寒くなってきたが多くのサポーターが
熱い声援を送っている。今日、対戦するのは2位のサガン鳥栖。昇格に向けて、高い
モチベーションを持って乗り込んでくる相手だ。
岐阜は、システムを変えて、菅をトップ下に配置し、鳥栖の勢いを前から抑える狙い
で試合に臨んだ。
前半、岐阜は菅が中盤に戻り、前から厳しくプレスを掛けて、鳥栖を追い込んでいく。
8分、右サイドで嶋田が受けると果敢にドリブルで仕掛け、シュートまで行くが相手DFに
ブロックされてしまう。
しかし、中盤でしっかりプレスを掛けることで、鳥栖の出だしを上手く止めて、試合に
入った。
11分、左サイトで受けた地主園がドリブルで交わし、ニアへクロスを入れていくと
これに嶋田が飛び込むが、相手GKにセーブされてしまう。
12分、相手FKでゴール前に入れてくるが、これもしっかりと弾き返して守っていく。
13分、続けて、地主園がドリブルで、突破し、クロスを上げると、ニアで菅が折り返し、
嶋田が右足でシュートを放つと、これが相手DFのハンドを誘い、PKを得た。
16分、PKを嶋田がループ気味に落ち着いて決めて、欲しかった先制点を奪った。
26分、守備に入っていた村上が負傷で交代し、押谷がトップ下に入り、菅がサイド
バックに入って布陣を組みなおした。
岐阜は、鳥栖の豊田にボールが入ると激しくマークに行き、簡単にはプレーさせない。
33分、鳥栖の豊田にボールが入ると、プレスを掛けて奪いにいくが反則を取られて
しまい、ペナルティーエリア外でFKを与えてしまった。
これを川浪がファインセーブして守り、CKとなるがこれも野垣内がしっかりヘディング
でクリアして、守っていく。
45+3分、新井が相手陣内でボールを受けると、浮き球のスルーパスを西川に
送り、これを西川がダイレクトボレーで最高の形で2点目を奪った。
後半、立ち上がり、鳥栖が前からくると、バイタルエリアからシュートを打たれるが、
川浪が好セーブで防いでいく。
鳥栖は、選手2人を交代させて、後半前から攻めてきている。
52分、鳥栖の攻撃で左サイドからのクロスにニアサイドでクリアできず、ファーサイド
の鳥栖・豊田に押し込まれて、1点を返された。
続けて、58分、鳥栖の攻撃を抑えられなくなってくると、右サイドからアーリークロスを
入れられると、クリアできずに、ファーサイドの豊田につながり、同点に追いつかれて
しまった。
岐阜は、鳥栖の攻撃を懸命に弾いていくが、押し込まれる時間帯となり、守備での
我慢が続いた。
しかし、66分、鳥栖のDFのミスを逃さず、押谷がボールをスティールして、豪快に
左足で決めて、再びリードを奪った。
両チームとも中盤にスペースが生まれ、オープンな試合展開となってくると、76分、
鳥栖にCKを与えてしまうと、豊田のヘディングが決まり、再び同点に追いつかれて
しまう。
試合終了も近づくと、鳥栖の攻撃を抑えながらもサイドから攻めていくと、押谷が
右サイドを突破し、ニアの西川へクロスを入れると、これを押し込み、再びリードした。
これで、試合が終わったかと思われたが、鳥栖の最後の粘りを見せられると、90分
相手のロングボールが入ると、こぼれ球を拾われ、決められてしまい、再び同点と
されてしまった。
4-4という打ち合いの試合となってしまったが岐阜としては、リードしていたので、
勝って終わりたかった試合だ。しかし、昇格争いをしている2位鳥栖を上回る高い
モチベーションを試合開始から見せて戦ったことは、ファンやサポーターにも伝わ
っただろう。ここで勝ち越せないことも結果だが、ポジティブなゲームができたことを
次に繋げてほしい。まだまだ、選手としても、チームとしてもできることはあるはずだ。
ホームゲームもあと2試合。是非、気持ちを見せて、勝点3を挙げたい。
多数のご声援誠にありがとうございました。