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2011年12月03日
12月3日(土)第38節12:30vs京都サンガF.C. 6,715人 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 3-1 FC岐阜 (前半2-0、後半1-1)
■得点者
83分 押谷 祐樹
■スターティングメンバー
GK
31 川浪 吾郎
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
5 川島 眞也
17 野垣内 俊
MF
27 押谷 祐樹
23 橋本 卓
33 新井 涼平
35 地主園 秀美
FW
16 西川 優大
14 嶋田 正吾
SUB
GK1 野田 恭平
DF6 秋田 英義
MF7 菅 和範
MF8 李 漢宰
MF11 染矢 一樹
FW9 エフライン リンタロウ
FW18 佐藤 洸一
■交代
59分 西川優大→エフライン リンタロウ
62分 地主園秀美→染矢一樹
75分 橋本卓→佐藤洸一
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
今シーズンの最終戦となった第38節、京都サンガF.C.戦。西京極総合運動公園
には、多くのサポーターが詰め掛けて、大きな声援を送っている。
シーズンを通して、苦しい戦いが続いているだけに、最終戦を勝利で飾り、今シーズンを
締めくくりたいところだ。
前半、立ち上がり京都に押し込まれ、ファーストシュートを打たれるがゴール上に外れた。
3分、地主園が左サイドを突破して、クロスを上げるが相手GKにセーブされてしまい、
シュートに繋げることができなかった。
6分、京都のCKからの猛攻をペナルティエリア内で何とかDFがクリアしていく。
7分、右サイドから押谷が突破し、ニアへクロスを上げるが、中で合わせることができない。
12分、京都・中山にペナルティエリア内でシュートを打たれるが、何とかコースを限定して
守り、ゴール左へ外れた。
15分、京都に左サイドを突破されるとクロスを上げられてしまうが、ゴール前でクリアして
いく。
岐阜もボールを前線へ繋ぎたいが、上手く攻撃陣へパスを送ることができず、リズムを
掴めない。
23分、右サイドを押谷から西川に繋ぎ、落としたところに嶋田が走りこんでシュートに
行こうとするが相手DFに止められてしまい、フィニッシュすることができない。
26分、押谷のCKからこぼれ球を野田が拾い、左足でシュートを打っていくが、ゴール
上に外してしまう。
29分、京都のCKから秋元にヘディングシュートを打たれるが、僅かにゴールの枠から
外れた。
32分、京都に左サイドを突破されると、ゴール前で合わされ、GK川浪がクリアするが
こぼれ球を京都・中山に決められて先制されてしまった。
35分、嶋田からのパスを押谷がコントロールして裏へ抜け出すと、相手GKも飛び出して
セービングして、シュートを打たせてもらえない。
42分、ドゥトラに持ち込まれると止めることができず、シュートまで持っていかれてしまう
がGK川浪がセーブした。
岐阜は攻撃が単調になってしまい、決定機を作り出すことができない。
46分、左サイドから持ち込まれると、中央のドゥトラに入れられ、豪快に決められて、
2点目を奪われてしまった。
47分、地主園が左からシュートに行くが、これはオフサイドになってしまう。続けて、48分
押谷が右サイドから突破して、シュートにいくが、ゴール上に外れてしまった。
49分、地主園が左サイドから突破して、深くえぐると、ニアでシュートに行くが、サイドネット
に行ってしまった。
56分、京都が正面からのFKで狙ってくるが、GK川浪が好セーブで防いでいく。
57分、しかし、京都のCKから、秋本にヘディングで決めれて、3点目を奪われてしまった。
岐阜は、西川に代えて、エフライン・リンタロウをFWに入れて、反撃を試みる。
59分、右サイドで受けた押谷が、右足でシュートを狙っていくが、ゴール上に外れて
しまった。
64分、田中からロングボールを受けた染矢がドリブルで抜け出し、シュートを放つが
相手GKにセーブされて、決めることができない。
70分、京都・ドゥトラに裏に抜けられるが、シュートをGK川浪が好セーブして、防いで
いく。
83分、岐阜は押谷が中央で相手のこぼれ球を拾うと、一気にドリブルで切り込み、
右足で豪快に決めて、1点を返した。
岐阜は、交代して入った佐藤、エフラインを活かしたいがなかなかボールを二人へ入れる
ことができず、追加点を狙いにいけない。
90分、押谷からサイドを上がってきた野田へ繋ぐと、ニアへクロスを上げていくが、中で
合わせることができない。
90+3分、新井が中央から巧みにドリブルで突破して、シュートを放つがゴール上に外して
しまう。
90+4分、染矢のCKから押谷がヘディングシュートを放つが、これもゴール右に外れて
しまい、追加点を奪うことはできなかった。
このまま試合終了の笛が鳴り、今シーズンの全試合を終了した。今シーズンのアウェイ
試合で最も多くのサポーターが応援に駆けつけた最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
シーズンを通して、最下位でいる時間が長く、これを抜け出すことができない悔しいシーズン
を味わった。クラブが創立して以来、最も悔しい経験になったに違いない。
最下位となった理由は、いくつもあるだろうがそれを来シーズンに向けて、一つずつ改善して
いかなければならない。それには、クラブだけでなく関わるすべての方の力を合わせる必要
がある。今回、J1で優勝した柏レイソルは、昨年J2リーグで戦っていた。そして、13年と
いう時間を掛けて、J1初昇格を掴んだサガン鳥栖。共に並々ならぬ努力を多くの人たちが
払ったに違いない。岐阜もいつか成功を掴むために、今シーズンの経験を糧にできれば良い
と思う。もう来シーズンへの準備は始まっている。この悔しさをパワーに変えていきたい。
今シーズンのご声援に心からお礼申し上げます。