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２月２５日（土）Ｊリーグプレシーズンマッチ１３：００ｖｓジュビロ磐田 ２，８１０人　（長良川競技場）

　ＦＣ岐阜　１－０　ジュビロ磐田　（前半０－０、後半１－０）

■得点者
８９分　関田　寛士

■ＭＶＰ　関田　寛士（ＦＣ岐阜）　ＭＩＰ　松浦　拓弥（ジュビロ磐田）　

■スターティングメンバー
ＧＫ
1　野田　恭平
ＤＦ
2　野田　明弘
3　池田　昇平
17　野垣内　俊
25　関田　寛士
ＭＦ
7　地主園　秀美
20　三田　光
6　服部　年宏
11　染矢　一樹
ＦＷ
14　井上　平
29　廣田　隆治

SUB
ＧＫ22　多田　大介
ＤＦ4　田中　秀人
ＤＦ24　村上　一樹
ＭＦ8　李　漢宰
ＭＦ15　山﨑　正登
ＦＷ18　佐藤　洸一
ＦＷ28　ブルーノ

■交代
７４分　廣田→ブルーノ
８２分　地主園→佐藤

■試合レポート
午前中に小雨が降っていたが試合開始の頃には曇りとなった長良川競技場。今年もＪ１ジュビロ磐田を迎えてのプレシーズンマッチが開催された。ジュビロ磐田は、日本代表選手やけがをした選手の影響で、若干メンバーは違うが、昨年までＦＣ岐阜で活躍した押谷選手がＦＷで先発するなど、両チームのファンにとって見どころの多い試合となった。

ＦＣ岐阜は池田、関田、服部、井上、廣田、地主園ら、新加入選手を先発に起用し、フレッシュな顔ぶれとなった。前半、最初のチャンスを作り出したのは、ＦＣ岐阜。服部からのスルーパスに染矢が抜け出し、相手ＧＫと１対１になるが、これを決めきれず、相手ＧＫにクリアされてしまった。昨年から守備が課題となってきた岐阜は前半から積極的にプレスを掛けて、連動して磐田の攻撃を抑えて、決定機を作らせなかった。キャンプを通して、守備に時間を割いて、取り組んできた成果が早速現れた。その後も、サイドから染矢、地主園がクロスを上げて、チャンスを作ろうとするが磐田もゴール前でしっかりと堅守を見せた。
　結局、前半は一身一体の攻防となり、得点こそ入らなかったが、緊張感のある良い試合となった。岐阜は守備からリズムを作り出していた。

後半、立ち上がりから、前半同様に積極的な守備を見せていく岐阜は、磐田に攻撃をさせず、堅守を続けていく。しかし、ボールを奪ってから攻撃へ繋げるところで、上手く合わず、効果的な攻撃がなかなかできない。
７０分、右からのＦＫに野田（明）がゴール前に上げると井上がヘディングシュートを放つが、これは枠に行かなかった。
磐田も選手交代などで、膠着した状況を打開しようすると、岐阜もブルーノ、佐藤を入れて、得点を狙いにいった。プレシーズンマッチとは言え、実戦的な選手交代が行われ、勝つことへの拘りが見られた。
我慢して守備をしていた岐阜にチャンスが訪れると、８９分、右サイドのＦＫから野田（明）が回転の掛かった鋭いボールボールをゴール前に上げると、これにフリーでルーキー関田が飛び込み、豪快なヘディングシュートを放った。この１点を守りきり、岐阜がプレシーズンマッチで初めてＪ１を相手に勝利を収め、幸先の良いスタートを切った。

開幕戦は３月４日（日）１５時にキックオフされる。チームがどんなスタートを見せてくれるのか楽しみだ。良い準備をして、開幕戦に臨みたい。