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2012年05月06日
5月6日(日) Jリーグディビジョン2 第13節 16:00キックオフ 9,534人 (kankoスタジアム)
ファジアーノ岡山 0-1 FC岐阜 (前半0-0、後半0-1)
■得点者
86分 樋口寛規
■スターティングメンバー
GK
22 多田 大介
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
25 関田 寛士
24 村上 一樹
MF
14 井上 平
8 李 漢宰
6 服部 年宏
11 染矢一樹
FW
10 樋口 寛規
18 佐藤 洸一
■サブメンバー
GK1 野田 恭平
DF17 野垣内 俊
MF33 金 正賢
FW29 廣田 隆治
FW27 中島 康平
■交代
53分 佐藤 洸一 → 中島 康平
62分 村上 一樹 → 野垣内 俊
87分 李 漢宰 → 金 正賢
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■試合レポート
初夏を思わせる暑さとなった岡山市のkankoスタジアムには、GW最終日にも関わらず多くの岐阜サポーターが駆けつけて、声援を送っていた。対戦する岡山はここまで連勝中で8戦負け無しと好調なチームだ。前節、好調な水戸に惜敗し、悔しさを味わった。連戦の最後となる岡山戦では、それを晴らしたい。
【前半】
立ち上がりから、積極的な攻撃と守備を見せた岐阜は、3分、井上が右から抜け出しクロスを上げていくが、惜しくも中で合わせることができない。続けて、相手ゴール前で、得たFKを服部が狙っていくが相手DFに当たり、CKとなった。このCKで関田がヘディングで合わせていき、続けてチャンスを作っていった。
12分には、右からのクロスに佐藤がボレーシュートで合わせるがゴール上に外してしまう。
両チームとも連戦で疲れがあるなか、体を張ったプレーを見せて、緊張感のある試合運びとなった。岡山も得意としている早いボール回しで、攻撃をしてくるが、岐阜も運動量を増やして粘り強い守備を見せた。
18分、前線で積極的に守備をしていた樋口がパスカットして、ドリブルからシュートを狙うが惜しくも得点にならない。
29分、村上のアーリークロスが佐藤に合い、シュートにいくがこれも決めることができなかった。終盤には、岡山もパスを繋いで、攻撃を仕掛けてくるが、岐阜の守備が体を張って防ぎ、前半を0-0で折り返した。
【後半】
後半の立ち上がりは、岡山が押し込む形でスタートするが、岐阜の選手も我慢強い守備で失点を許さない。前線で起点となっていた佐藤に代わり、2試合目の出場となる中島が入った。
54分、右サイドで染矢がクロスを上げると、井上がこれに反応し、シュートを打つが力がなく、相手GKにセーブされてしまった。両チームともに粘り強い守備を続け、試合展開は我慢比べの様相を呈してきた。65分中島が裏へ抜け出そうとしたところを倒され、FKを得ると、これを李が狙っていくが、クロスバーの上に外れてしまう。
75分、CKから野田が蹴っていくと、相手DFがクリアし、それを拾った李がシュートを狙っていくがGK正面でセーブされてしまった。両チーム無得点のまま迎えた86分、相手DFの裏へ走り込んだ中島が絶妙のクロスを上げ、これを樋口が走り込んで、シュートし、見事に先制点を奪った。ここまで、粘り強く戦ってきた岐阜にとって待望の先制点となった。この後も、岡山の攻撃をしっかりと抑えた岐阜は、アウェイで今シーズンの2勝目を飾った。
連戦の最後となる試合で、好調な岡山を相手に、勝利を収めたことは大きな自信になったに違いない。次節は「TOP OF 北アルプス」vs松本山雅FC戦となる。アマチュア時代から対戦しているチームで、元FC岐阜の選手も在籍しているチームだ。岡山戦での戦いを是非、ホーム長良川競技場で見せて欲しい。