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2012年05月13日
5月13日(日) Jリーグディビジョン2 第14節 19:00キックオフ 5,088人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-1 松本山雅FC (前半0-1、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
22 多田 大介
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
25 関田 寛士
24 村上 一樹
MF
29 廣田 隆治
8 李 漢宰
6 服部 年宏
11 染矢一樹
FW
10 樋口 寛規
14 井上 平
■サブメンバー
GK1 野田 恭平
DF17 野垣内 俊
MF33 金 正賢
MF23 橋本 卓
MF15 山崎 正登
MF18 佐藤 洸一
FW27 中島 康平
■交代
57分 井上平 → 中島康平
69分 廣田隆治 → 佐藤洸一
89分 李 漢宰 → 野垣内 俊
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■試合レポート
TOP OF 北アルプス第3戦となった松本山雅FC戦には、アウェイからも多くのサポーターが長良川競技場に押し寄せ、大きな声援を送っていた。ホームの岐阜も負けじと声援を送っていた。両チームのサポーターによる大声援は、TOP OF 北アルプスの戦いを大いに盛り上げるものだった。
【前半】
ホームの声援を受けて、岐阜が前半から積極的な攻撃に出て行くと、サイドへボールを運び、松本山雅のサイドを崩しに掛かった。17分、左サイドで、村上からボールを受けた服部がクロスを入れて、中央の樋口がヘディングシュートを放つがこれは惜しくもゴールの上に外れてしまった。岐阜は続けて、染矢がサイドを突破し、ゴール前へクロスを積極的に上げていき、ゴールを狙っていく展開になった。
23分には、CKからゴール前に上がったボールを井上が飛び込み、ヘディングシュートを放つがこれがクロスバーに嫌われてしまう。
岐阜に押し込まれる展開となった松本山雅も、カウンターでゴール前にロングボールを入れて、チャンスを作ろうとするが、DF関田、田中がしっかりと跳ね返して、チャンスを作らせない。33分、左サイドの村上からパスを受けた廣田がゴール右上のコースを狙ってシュートを打つが、これもゴールを割ることはできなかった。
岐阜がゴールを決められないまま、40分、松本山雅にワンチャンスを活かされてしまった。
右サイドからグラウンダーのクロスをニアに入れられ、松本山雅の弦巻に合わされ、逆に先制点を奪われてしまった。思いもよらない先制点を与えてしまった岐阜は、前半で追いつけず、ハーフタイムに入った。
【後半】
試合展開は、一気にオープンな展開になっていくと、お互いに攻撃をし合うことになった。53分、スルーパスから危ない場面を作られるが、GK多田が前に出て、好守備を見せた。55分には、服部から野田につなぎ、一人交わして左足でシュートを放つがGKにセーブされてしまった。59分、松本山雅にグラウンダーのクロスを入れられ、合わされるがこれは、クロスバーに助けられた。
60分、右サイドからのクロスに交代して入った中島が競ると、こぼれ球を李がダイレクトで狙っていくが、ゴール上に外してしまった。64分、クロスにゴール前で服部が飛び込み混戦となるがこれも押し込むことができない。
岐阜は、さらに佐藤を投入して、前線で勝負を掛ける。76分、樋口が左サイドでボールを持つとそのまま1人かわし、深いところからニアに走り込んだ染矢に繋ぐがこれも決められない。終盤になると、さらにオープンな試合展開となり、松本山雅にもチャンスが訪れるがGK多田がファンセーブで防いでいく。
時間がなくなってきた岐阜は、関田を前線に上げて、高さを作り、クロスから何とか松本山雅のゴールをこじ開けようとするが、松本山雅もゴール前に人数を掛けて、守備を行った。最後まで、ゴール前にボールを入れ続けたが、松本山雅のゴールを割ることができず、1点に泣く結果となった。ホームで負けられない試合だっただけに、この敗戦は痛い。試合後の会見で反町監督は試合内容は0-3で負けだったと岐阜を称えたが一方で、現実路線で試合をすることの重要性も語った。松本山雅の試合ペースに知らないうちに引き込まれていたのかもしれないと思うと、まだまだしたたかに戦う必要がある。
次節は首位の山形との対戦となるが、課題を少しずつ修正して臨むしかない。