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2012年06月17日
6月17日(日) Jリーグディビジョン2 第20節 18:03キックオフ 3,509人 (レベルファイブスタジアム)
アビスパ福岡 0-0 FC岐阜 (前半0-0、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
25 関田 寛士
24 村上 一樹
MF
6 服部 年宏
29 廣田 隆治
14 井上 平
10 樋口 寛規
11 染矢 一樹
FW
18 佐藤 洸一
■サブメンバー
GK1 野田 恭平
DF33 金 正賢
MF20 三田 光
MF8 李 漢宰
FW27 中島 康平
■交代
59分 佐藤洸一→中島康平
70分 井上 平→李 漢宰
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■試合レポート
水曜日のアウェイ東京ヴェルディ戦から、連戦の中3日で臨んだアビスパ福岡戦。
東京からは試合後バスで帰り、疲労もある中、昨年までJ1リーグに在籍していたチームとの対戦となった。福岡は天気が良く、気温があがり、試合開始の頃も少し蒸し暑いコンディションになった。前節は、PKを含む4失点となってしまっただけに、何とか福岡の攻撃を抑えて、勝点を奪って帰りたい。
【前半】
立ち上がり、両チームとも連戦の疲労と蒸し暑さからか、スローペースでスタートする。しかし、そんな中でも岐阜の選手たちは、積極的にプレスを掛け、ボールを奪いにいった。9分、井上が中盤でボールを奪い、そのままロングシュートを狙っていった。福岡はあまり前に出てこず、出足が重い。10分には、樋口がチェイスでボールを奪うと、染矢へ戻して、シュートを打つが、GK正面でセーブされてしまった。
13分、17分と井上が相手ペナルティ付近でボール受けて、ミドルシュートにいくが、相手GKに止められてしまった。27分、CKのこぼれ球を中央で染矢が拾うと強烈なミドルシュートを放っていくがゴールにはならない。勢いずく岐阜は、出だして上回り、圧倒的に福岡を攻め立ていくと34分には福岡のあわやオウンゴールという場面も作り出した。東京V戦でも攻撃陣の活性化が見られ、今日の試合でもバイタルエリアへ積極的に進入していき、チャンスを作り出した。40分には、福岡に危ないところを作られるが、前半を0-0で折り返した。
【後半】
開始から、廣田が福岡陣内へ切り込み、中央からシュートに行こうとするが、これは打てない。
50分、染矢がドリブル中に倒され、FKを得ると、樋口がゴール前に入れていくがクリアされ、このこぼれ球を染矢が狙っていくがゴール上に外してしまった。岐阜は前線で懸命に守備をして貢献していた佐藤に代え、中島を入れて、得点を狙っていく。その直後、福岡に攻め込まれ、福岡・成岡にニアのポストに当てられ、危ない場面を作られた。しかし、対応した関田がしっかりとコースを消し、GK時久がしっかりとニアをケアしていたことが功を奏した。福岡もホームとあって、勢いを増してくると、岐阜も懸命に守備をする時間が出てきた。65分、逆に岐阜の攻撃で村上がオーバーラップし、切り替えしてクロスを上げるとこれがバーに当たり、惜しいプレーとなった。
68分、ゴール前で福岡に押し込まれそうになるが、GK時久が体を張って、ファインプレーを見せ守っていく。71分、中島が抜け出し、ドリブルからシュートに行くがゴール上に外してしまった。続けて、80分にはCKからファーサイドの田中がヘディングシュートを放ち、ゴールを狙っていった。85分、カウンターから、廣田、樋口とつなぎ、樋口が無回転の強烈なシュートを放ち、GKのファンブルを誘った。終盤もカウンターを狙いながら、チャンスを作る岐阜は、アディショナルタイムに樋口がゴール前でキープし、廣田へ繋ぐと、廣田がニアへ低いクロスを挙げ、そこにDFを2枚背負った中島が飛び込み、お腹で押し込みゴールした。しかし、これを主審がハンドと判定し、まさかの幻のゴールとなってしまった。ここ2試合主審の判定に泣かされてきただけに、またも残念な結果となってしまった。
だが連戦の中、アウェイで勝点1を奪い、失点を0に抑えたことは、チームにとっても自信になったに違いない。次節、ホームFC町田ゼルビア戦では、スッキリとした勝利を見たい。(GK時久選手はプロ6年目、5試合目で嬉しい初完封)