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８月２６日（日）　Ｊリーグディビジョン２　第３１節　１８：００キックオフ　３，１０９人　（ニンジニアスタジアム）

愛媛ＦＣ　０－０　ＦＣ岐阜　（前半０－０、後半０－０）　

■スターティングメンバー
ＧＫ
31時久　省吾
ＤＦ
17野垣内　俊　
4田中　秀人　
25関田　寛士
24村上　一樹
ＭＦ
7地主園　秀美
23橋本　卓
6服部　年宏
11染矢　一樹
ＦＷ
14井上　平
18佐藤　洸一
■サブメンバー
GK1野田　恭平
DF30尾泉　大樹
MF8李　漢宰
MF29廣田　隆治
FW32アブダ　
FW10樋口　寛規　
FW35ダニロ
■交代
46分　橋本卓　⇒　李漢宰
63分　井上平　⇒　樋口寛規
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■試合レポート
前節ホーム千葉戦から中３日で迎えたアウェイの愛媛ＦＣ戦。暑さもやわらぎ、ニンジニアスタジアムは時折、爽やかな風が吹いている。なかなか勝利があげられない両チームは、この試合で何とか勝利をしたいという意気込みがあった。岐阜は、ボランチに橋本を先発させ、得点を奪うチャンスを演出したいところだ。

（前半）
立ち上がりから試合のリズムが上がらず、連戦の疲れからか、両チームの動きに精細がなかった。岐阜は中盤でのボールの奪い合いから、攻撃に行こうとするが上手くボールを繋ぐことができない。両チームとも攻撃のリズムが上がらない時間帯が続いたが、先に愛媛にチャンスを作られてしまった。
７分、中央でつながれ、愛媛・有田にシュートを打たれるがゴール左に外れた。
１２分、岐阜もようやく攻撃に転じると、左サイドの橋本から裏へ走り込んだ染矢へ浮き球でパスを通すと、これを村上に戻し、クロスを上げていくが中で合わせることができなかった。
１４分、岐阜が続けて攻撃を仕掛けると、左サイドの染矢からゴール前に良いクロスが上がり、これに地主園がヘディングで飛び込むがＤＦにクリアされてしまった。このチャンスのあとは、両チームとも中盤でのつぶしあいに終始することになり、バイタルエリアへボールを運べなかった。しかし、岐阜の守備はＧＫ時久を中心に、ＣＢ田中、関田がしっかりとラインをコントロールして、安定感を見せていた。
４０分、愛媛のクロスをＧＫ時久が落ち着いて処理し、愛媛のロングボールに対しても、危なげない対応をしていた。守備の安定はあったが攻撃でチャンスを作る回数が少ないまま、前半を終了した。

（後半）
前半に頭を負傷した橋本に代えて、李を投入した。４８分、中央でパスを受けた井上がシュートにいくがＤＦに当たってＣＫとなった。そのＣＫを李が蹴っていくと、ファーサイドの佐藤がヘディングシュートにいくミートせず、ゴールを捕らえられない。
５１分、続けて、村上のスローから李から逆サイドの野垣内に繋ぐと、クロスを上げて、ファーサイドの染矢がヘディングシュートを放つが、これも枠を捉えられない。６０分、逆に愛媛の攻撃でＣＫからシュートを打たれると、さらにこぼれ球を打たれるがＧＫ時久が好セーブで守っていった。
６４分、交代して入った樋口が左サイドの李からロングボールを受けると、ドリブルでシュートにいくがゴール上に外してしまった。後半の立ち上がりは、岐阜が積極的に攻撃を仕掛けて行く展開となったがここから、お互いに足が止まってしまい、我慢比べの展開になった。
岐阜は、地主園、佐藤、樋口が裏のスペースを狙って、飛び出していくが上手く合わせることができない。終盤は、ホーム愛媛にボールポゼッションされ、自陣に押し込まれてしまう厳しい時間帯が続いた。しかし、全員で集中して体を張って守備を行い、なんとか試合をドローで終わらせた。
連戦で疲労のある中で、アウェイで貴重な勝点１を手にした。試合終了後、愛媛まで駆けつけた多くのサポーターから温かい拍手が送られ、試合会場を後にするバスの出発時もチャントが送られた。
厳しい戦いは、まだまだ続くが、２試合を失点０で押さえたことは、良い傾向に違いない。次節は、ホームで東京Ｖとの対戦となる。前半戦のリベンジを期待したい。