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2012年11月04日
11月4日(日) Jリーグディビジョン2 第41節 15:00キックオフ 11,119人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-0 徳島ヴォルティス (前半0-0、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
17 野垣内俊
4 田中 秀人
25 関田 寛士
36 森安 洋文
MF
23 橋本 卓
15 山崎 正登
6 服部 年宏
11 染矢 一樹
FW
10 樋口 寛規
35 ダニロ
■サブメンバー
GK22 多田 大介
DF3 池田 昇平
DF24 村上 一樹
MF8 李 漢宰
MF14 井上 平
FW32 アブダ
FW9 梅田 直哉
■交代
67分 森安洋文 → 村上一樹
83分 橋本卓 → 李漢宰
90+3分 山崎正登 → 井上平
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■試合レポート
秋晴れの快晴となった長良川競技場は、たくさんのファンが来場し、活気に溢れていた。
残留争いをしている岐阜にとって、町田の結果も関係するが、何よりホームで勝利することが大切な試合だった。岐阜は前節からメンバーを代えて、森安、山崎、ダニロ、橋本を先発で起用した。徳島の強力な攻撃陣をいかに抑えて、ゴールを奪うかがポイントとなった。
(前半)
岐阜は立ち上がりから、左サイドの染矢が積極的に上がり、攻撃を仕掛けていくと、12分にはクロスをゴール前に上げていくが相手GKにセーブされてしまった。続けて、右サイドから樋口が同様にクロスを上げていくが、これもチャンスにはならない。
14分、徳島の攻撃で中央からシュートを打たれるが、GK時久がファインセーブでCKへ逃れた。岐阜は、徳島の攻撃の対応に追われ、なかなか攻撃を仕掛けることができず、シュートも打つことができない。
21分、野垣内のFKからダニロがヘディングで競るがこれは、力なく相手GKにキャッチされてしまった。
23分には、左から染矢が切り替えして、クロスを入れると、僅かにゴール右上にいき、これを逆サイドで樋口が拾って、ゴール前に入れていった。混戦になったが、シュートを打ち切れず、クリアされてしまった。岐阜は徳島の猛攻をしのぎながら、チャンスをうかがうと29分には森安がオーバーラップし、クロスを上げていった。
36分、徳島に裏への浮き球を入れられ、キムジョンミンに合わされるが、シュートがゴール上に外れ、助けられた。
岐阜は、サイドまでボールを運ぶがゴール前で決定機を作ることができず、シュートも満足に打つことができなかった。しかし、徳島にも多くのチャンスを与えることなく、スコアレスで前半を終了した。
(後半)
ハーフタイムに「立ち上がりを注意して、集中して入ること」を確認し、後半を開始した。
前半と同様に徳島にボールを支配され、苦しい時間帯が続くが、何とか体を張って、攻撃を止めていった。12分、徳島・鈴木のクロスに、中央でキムに胸でコントロールされ、シュートを打たれるが、DFも体を張ってブロックし、力のないボールは、GK時久がセーブした。
岐阜は、FWダニロを狙って、起点を作ろうとするが、サポートが間に合わず、攻撃の起点を作ることができなかった。次第に、前からのプレスが弱くなると、ディフェンスラインが下がり始め、中盤のスペースを徳島に使われるようになってしまう。
26分、樋口が中盤でボールを奪い、ドリブルで突破していくと、ファウルで倒され、FKを得た。これを樋口が狙っていくが、力がなく、相手GKにキャッチされてしまった。
39分には、この試合で一番のチャンスが訪れた。染矢がカウンターでドリブルに入るとファーサイドへクロスを上げ、これに反応した樋口がヒールでダニロへ落とすと、これをダニロが左足でコーナーを狙っていくが、ボールひとつ外れてしまい、待望のゴールとはならなかった。
45分、樋口が右サイドからニアにクロスを上げて、ダニロが飛び込むが、相手にクリアされてしまった。このまま試合終了の笛となり、スコアレスの引き分けとなり、勝点1を手にした。結果から言えば、町田が引き分けていただけに勝っていれば、残留が確定していた。しかし、無失点で勝点1を取ったことは最低限のところで、踏みとどまったといえる。次節、対戦する横浜FCを考えると、強力な攻撃陣だけに、今日の試合が良いシュミレーションになったかもしれない。今日の試合をポジティブに捕らえて、最終節の横浜戦に臨みたい。