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2011年03月07日
3月6(日)第1節 vs大分トリニータ 6,621人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-1 大分トリニータ (前半0-0、後半0-1)
■スターティングメンバー
GK
1 野田恭平
DF
2 野田明弘
4 田中秀人
6 秋田英義
24 村上一樹
MF
14 嶋田正吾
23 橋本 卓
15 永芳卓磨
11 染矢一樹
FW
27 押谷祐樹
18 佐藤洸一
SUB
21 村尾龍矢
17 野垣内 俊
5 川島眞也
29 池上礼一
19 冨成慎司
16 西川優大
26 阪本一仁
■交代
72分 永芳→西川
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■試合レポート
2011シーズンの開幕を迎えたFC岐阜は、ホームに大分トリニータを迎えた。対戦する大分トリニータはFC岐阜と同様に、新監督を迎えてシーズンに入った。さらに、選手構成も若く、今年は走るサッカーでチーム作りを行っている。ここまで見ると、同じようなコンセプトで作られたチーム同士の対戦とも言える。
スタジアムでは、開幕戦らしく「ぎふキャラ」や「キングラスホッパーズ」のミニライブが行われ、雰囲気を盛り上げていた。
<<前半>>
前半、立ち上がり開幕戦ということもあり、両チームとも硬さの見られるスタートとなった。岐阜は、積極的な守備を行い、大分からボールを奪っていく。
14分、左サイドの染矢と押谷がスイッチし、クロスを上げていくが中で合わせることができない。しかし、サイドを使って攻撃しようとする意図が伝わってくる。すると、15分には、染矢にゴール前で決定機が訪れるが相手GKの好セーブにあい、ゴールを割ることができない。
20分過ぎから岐阜は、守備から攻撃への切り替えがスムーズになり始め、シュートまでの形を上手く作り出していく。その形が出たのは、25分、佐藤が起点となり、押谷がニアへクロスを入れていくとこれに嶋田がヘディングで合わせる。オフサイドになってしまうが、サイドを有効に使った攻撃だった。
中盤では、永芳、橋本が速いプレスで、大分の攻撃の目をつぶし、簡単には攻撃させない。36分、永芳のクロスから中央にいた佐藤が胸でコントロールし、ボレーシュートを放つが枠を捕らえられない。
前半は、岐阜のペースで試合を進めるがフィニッシュで決められない展開となってしまう。
<<後半>>
後半、スタートから岐阜は積極的に得点を狙いにいくと、48分ドリブルで切り込んだ嶋田が倒されて、FKを得ると、永芳が良いボールを入れて、村上がこれにヘディングで合わせる。しかし、これもゴール左に外れてしまう。前半から続く、守備の良さは、後半も続いている。岐阜の選手の出だしがよく、52分にはパスカットから橋本がミドルシュートを狙っていく。
岐阜の攻撃のリズムは、良くなっているが最後のフィニッシュのところで、枠を捕らえることができない。この状態が続くと、61分、永芳のFKからファーサイドにいる佐藤がフリーでシュートを放つがこれも決められない。
そうなるとチャンスは相手チームへ転がっていく。65分、右サイドを西(大分)にえぐられと、ファーサイドへクロスを上げられ、森島(大分)にヘディングシュートを打たれ、先制を許してしまった。ニアをケアするあまり、ファーサイドをフリーにしてしまった。その後、永芳に替え、西川を投入し、前線の攻撃を厚くしていくが、思うようにフィニッシュに繋がらない。終盤大分の選手が退場になり、数的優位になるもそれを活かす攻撃ができなかった。最後は、大分に時間を上手く使われタイムアップの笛となった。
終始、試合を支配しながら、したたかな攻撃をした大分にゴールを割られ、開幕戦を落としてしまう結果となった。今日の試合でもまだまだ修正すべきところがあるだけに、練習で修正してほしい。次節ガイナーレ鳥取戦は、昇格チームだけに、絶対に負けられない。多数のご声援誠にありがとうございました。