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標記の件につきまして、６月２４日（水）に当クラブの記者会見を行いました
ので、ご報告させて頂きます。

■日時：６月２４日（水）　１６：３０～１７：２０　場所：長良川競技場記者会見室
■出席：代表取締役社長GM　今西　和男

（株）岐阜フットボールクラブ　代表取締役社長GM　今西　和男

本日は、お忙しい中、多数の報道関係の皆様にお越し頂き、誠にありがとう
ございました。
今日は、ここまでの当クラブの現状説明と今後の見通しについて、ご説明させて
頂きたいと思います。
今回の発表に至りましたのは、今シーズンのここまでの観客動員数、入場料収入、
スポンサー収入等が計画を大きく下回っており、このまま推移すると、Jリーグへの
５，０００万円の融資を返済したとしても、クラブの運営資金が非常に厳しい状況に
なるということが、予測されたためです。

クラブとしては、この状況を解決するために、観客動員数のアップが急務であり、
特にこれからの夏休み、7月、8月での集客が非常に重要であると考えました。
本日は、この７月、8月の集客キャンペーンも合わせて、発表させて頂き、報道
関係皆様のご協力を得て、広く告知して頂きたいと考えております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

・今シーズンのここまでの戦いについて

第１クールを終え、第２クールのここまで、２２試合を戦ってきましたが、若い
選手たちも次第にJリーグの切り替えの早さやフィジカルなどにもそこそこ対応で
きるようになってきました。第１クールでの戦いでは、そういったものに慣れると
いうことが必要でした。
そして、第２クールでは、実戦の中でさらに経験を重ねていくことが重要だと
思います。
この経験をしっかり重ねて、第３クールでは、目標の１０位以内に向けて、戦いを
進めて行きたいと思います。

FC岐阜は、スタープレーヤーがいるわけでもなく、経験豊かな選手がいるわけでも
ありません。ですから、ひたむきにプレーすることが岐阜らしい戦いだと考えています。
ここまで、J２リーグの各チームと対戦してきましたが、まずまずの戦いができていると
思っています。昨年は、この時期からチームの勢いが上がっていきませんでしたが、
今年は、ここからしっかりと上昇していきたいと思います。

・クラブの現状説明と今後の見通しについて

FC岐阜は、昨年、ユニフォームスポンサーの収入の部分が赤字となったため、
今季はユニフォームスポンサーの収入がない中でも、赤字にならないように、選手や
職員の報酬を切り詰め、支出を抑えた予算でスタートしました。

しかし、現在の状況としては、観客動員数が平均で３，３００人と目標よりも、１，７００人
下回るという厳しい状況になっております。入場料収入の見込みとしても、約８００万円
ほど、下回っております。

また、スポンサー収入については、不況などの影響もあり、撤退や減額といった状況
もありましたが、若干の減少に留めることができ、今後の営業努力でカバー致したい
と思います。また、うちわ企画などの個別の企画も行いながら、収入を増加させてい
きたいと考えております。
　ユニフォームスポンサーについては、現在、ございませんが、継続して獲得を
目指していきます。

これらの状況から今季の予算見込みにつきましても、現在８割～９割に留まっており、
厳しい状況になっております。当クラブとしては、この状況を打開するために、
観客動員の増加が急務だと考えております。これから、夏休みに向けて、対戦
カードも好カードが続くこともありますので、大々的に動員キャンペーンを行い、
集客につなげていきたいと思います。
　また、You＆Me（夢）募金、後援会会員の拡大など引き続き、クラブスタッフ・
チームが一丸となって努力をして参りたいと思います。

○クラブからのご支援のお願い

・「さそって観戦！よろこび倍増！！キャンペーン」を実施いたします。
　観客動員にご協力をお願いいたします。
・You＆Me（夢）募金を引き続き、ご協力お願いいたします。
・「うちわ企画」など小口のスポンサー獲得にご協力をお願いいたします。
・後援会会員の拡大・ご紹介にご協力をお願いいたします。

（報道関係からの質問事項　抜粋）
Q．５、０００万円を返済すると、クラブ運営でどのような支障をきたしますか？

　クラブとしては、興行（試合）のない１２月、1月が特に厳しい時期になると
　思われます。クラブの運営資金が底をつくと、選手やスタッフの給料が
　支払えないというような状況になることも考えられます。

Q．入場料収入の増加策について

　今シーズンの入場料収入は、見込みを下回っておりますが、今回の
　動員キャンペーンなどを行い、観客動員数を上げていきたいと考えて
　おります。　
　現在、FC岐阜の実際の試合を観戦したことのある方は、実際１５，０００人
　～２０，０００人ではないかと思います。もっと、FC岐阜の試合を観て頂く
　方のパイを増やさなければいけないと考えています。
　まだ、FC岐阜の試合を観たことのない方は、県内にもたくさんいらっしゃると
　思いますし、この方たちに足を運んで頂くことが、観客動員数の増加に繋がって
　いくと思います。

Q．クラブの収入について

　スポンサーの小口での収入については、単年度黒字を実現するた為に、
　営業努力を続けていきます。
　やはり、ユニフォームスポンサーは、来年度の為にも獲得を引き続き目指して
　いきたいと考えております。
　現在では、入場料収入が一番の問題となっておりますので、何とかしな
　ければいけません。
　招待券などを使って、観戦して頂くことについては、必ずスタジアムに
　来て頂ける方にのみ、配布し、ご観戦頂いておりますので、今後も
　有効に使っていきたいと思います。
　グッズ収入については、やはり、観客動員数と関係しているところが
　ありますので、予算７割に留まっております。

Q．自治体からの支援を引き続き、受けるのでしょうか？

　岐阜県をはじめ、各市町村の皆様には、非常にご支援を頂いております。
　現時点では、まず我々が最善の努力をすることをみせることが大切だと
　考えております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （株）岐阜フットボールクラブ