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2011年10月08日
10月8日(土)天皇杯2回戦13:00vs清水エスパルス 3,648人 (アウトソーシングスタジアム日本平)
FC岐阜SECOND 0-2 清水エスパルス (前半0-2、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
21 本田 豊
DF
3 東間 勇気
5 吉岡 拓朗
6 金 誠吉
15 倉田 健生
23 吉崎 清生
MF
8 松井 義隆
14 瀬古 朋広
24 栗本 幸治
FW
9 松江 克樹
29 細野 元伸
SUB
GK1 今津 久志
DF16 安田 竜也
MF11 遠藤 雄一
MF18 安西 大輝
MF19 角 拓哉
MF25 田端 勇介
FW22 北川 慶
■交代
74分 細野元伸 → 北川慶
77分 瀬古朋広 → 安西 大輝
82分 栗本 幸治 → 田端 勇介
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
晴天に恵まれたアウトソーシングスタジアム日本平。
清水エスパルスのホームスタジアムではあるが、FC岐阜SECONDのファン・サポーターも駆けつけ
選手に力強い声援を送っている。
東海社会人リーグのチームがJ1のチームと対戦するという天皇杯の醍醐味でもある対戦に、
個々の差はあるがチームとして戦いたいと試合に臨んだ。
前半開始早々、松江から細野へDF裏のスペースを狙ったパスを出すが繋がらない。
清水はサイドのスペースを使って攻めようとするが、岐阜は瀬古、吉岡、栗本、吉崎を中心に
豊富な運動量でしっかりとディフェンスをしていく。
6分、相手のパスミスを細野が拾い、そのままゴールへと向かうが、DFにボールを弾かれてしまう。
こぼれ球を清水・小野に拾われピンチになるが、清水・大前にパスを出したところを吉岡が
しっかりと対応してシュートを打たせない。
8分、岐阜のコーナーキック。松井がゴール前にクロスを上げ、ニアサイドに走り込んだ松江が
右足のヒールでゴールを狙うが清水DFにはじかれてしまう。
個々の能力で上回る清水は、巧みにボールを回してくるが、岐阜はボールへ素早く
プレッシャーをかけ、カバーもしっかりとして対応していく。
清水はディフェンスラインから前線へとパスを入れるが、東間が跳ね返し、
相手FWに仕事をさせない。
17分、松井から左スペースにいた細野にボールが渡り、走り込んだ松江へボールを出すが
上手く合わせることができない。
23分、松井が倒されて得たフリーキックを、東間がペナルティーエリアに走り込んだ松江に
合わせようとクロスを上げるが、これもわずかに合わない。
28分、吉崎がドリブルで持ち込み、細野、松井と繋ぎ左のスペースの瀬古へ。
瀬古が中へ切り込みミドルシュートを放つが、これはバーの上に外れる。
35分、清水・小野へのパスを吉岡が体を入れ奪い、こぼれを瀬古が拾うが繋がらない。
中盤からプレッシャーをかけていた岐阜のディフェンスが、少し崩れ始めた36分、
中央でフリーとなった清水・竹内に中央からミドルシュートを打たれる。
これがバーを直撃し、ひやっとする場面となったが、東間が冷静にクリアし難を逃れる。
清水に上手くボールを回されるが、岐阜も何とか食らいついていこうとする。
41分、長いディフェンスの時間に耐え、ようやく奪ったボールを吉崎から前線の細野へ送るが
繋がらない。
岐阜は相手のパス回しに対して、しっかりとプレッシャーをかけボールを奪うが、そのボールを
攻撃に繋げることができない。
これまで何度も清水のサイドからの攻撃を防いでいたが、44分、右サイドの清水・辻尾から
クロスが上がり、これを中央にいた清水・竹内がヘディングシュート。先制されてしまう。
何とか1失点に抑えて前半を終えたい岐阜だが、前半終了間際、ミスからボールを奪われ、
右サイドでボールを受けたフリーの清水・辻尾から中にクロスを上げられ、これをヘディングで
清水・小野が落とし、ゴール前にいた清水・大前に右足で押し込まれてしまった。
組織的に守備ができていた岐阜の一瞬の隙を突かれ、2点ビハインドで前半を折り返す。
まずは1点を取りに行こうと声をかけ、臨んだ後半。
47分、左サイドの瀬古から右サイドの栗本へ繋ぎクロスを上げるが、DFに当たりコーナーキックへ。
瀬古がゴール前の松江に合わせようとクロスを上げるが、シュートを打つことができない。
52分、清水もゴール前に迫ってくる。左サイドを清水・太田に突破されドリブルで持ち込まれる。
太田のクロスをゴール前にいた清水・竹内がシュート。これはわずかに右に外れる。
55分、フリーキックを倉田が清水DFの裏を狙って蹴り、松江がディフェンダーをひきつけ、
空いたスペースに細野が走り込むが合わせることができない。
59分、中盤の松井がボールを奪い、瀬古へと繋ぎ、右サイドの松江にスルーパス。
松江はドリブルで仕掛けるが、相手ディフェンダーに阻まれる。
続いて、60分、スローインを受けた吉崎から細野へボールが渡り、
ドリブルでペナルティエリア内を切り込んでいきシュートを打つが、これはサイドネットに。
74分、自陣ゴール前で混戦となり、清水・大前にシュートを打たれるが、ゴールラインギリギリで
倉田がクリア。ゴールラインを割らせない。
岐阜は松江、途中から交代で入った北川が前からボールを追い、松井がボールをカットすると
右サイドの安西へ。クロスを上げるが大きく外れてしまう。
何とか1点を奪おうと最後まであきらめず走り続ける岐阜だったが、ここで試合終了となった。
個々の能力に差はあったが、J1のチームを相手に浮足立つことなく堂々と戦った選手に
会場からは多くの拍手が送られていた。
失点するまで、守備に関して狙い通りにできていただけに悔しさもあるが、格上のチームとの
試合を通じて得たものは大きく、良い経験となった。
14日に開幕する全国社会人サッカー選手権大会に期待したい。
多数のご声援誠にありがとうございました。
◇伊藤哲也監督コメント
『J1のチームと対戦できるということで、個々の差があるが、良いゲームにしたいと思い臨んだ。
前半途中まではある程度狙い通りだったが、ボールを奪った後うまくボールを繋げなかった。
選手は120%の力を出して、チームとしてよく戦ったと思う。
多くのファン・サポーターの方が岐阜やいろいろところから来てくれてとてもありがたいし、
その声援があったから選手たちは頑張れたと思う。
1週間後の全社は地元・岐阜の開催なので、岐阜県代表として優勝できるように頑張りたい。』
■第47回全国社会人サッカー選手権大会 (岐阜県開催) 10/14~10/19
10月15日(土) 11:00キックオフ 場所:浅中公園総合グランド
FC岐阜SECOND vs Matsue City Football Club (中国/島根県)