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2011年10月10日
10月10日(月・祝) 天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦 2,062人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-1 ギラヴァンツ北九州 (前半0-1、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
31 川浪 吾郎
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
6 秋田 英義
7 菅 和範
MF
14 嶋田 正吾
20 三田 光
23 橋本 卓
27 押谷 祐樹
FW
18 佐藤 洸一
26 阪本 一仁
SUB
GK1 野田 恭平
DF24 村上 一樹
MF5 川島 眞也
MF8 李 漢宰
MF11 染矢 一樹
FW16 西川 優大
■交代
46分 佐藤 洸一 → 西川 優大
59分 阪本 一仁 → 染矢 一樹
69分 野田 明弘 → 村上 一樹
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
天皇杯2回戦が秋晴れとなった長良川競技場でギラヴァンツ北九州を迎えて行われた。
今月は、「北九州月間」ということで、3度対戦する内の2戦目となった。アウェイでの1戦目
は悔しい逆転負けを喫した。この借りをホームで返したいところだ。
先発には、初先発のGK川浪とFW阪本が入る布陣で、北九州に臨んだ。
2分、右サイドを嶋田が上がり、逆サイドの菅に展開、クロスを上げて、中の佐藤がヘディング
にいくがこれは、相手DFにクリアされてしまった。
4分、北九州に左サイドからクロスを上げられ、中央でヘディングから繋がれ、シュートを打た
れるが田中が体に当てて、CKとなる。
6分、CKから低いボールが入るとゴール前で混戦の中にこぼれ、クリアできずに、北九州・
池元に押し込まれて、先制点を奪われてしまった。
全体的にボールを繋いでいるのは、岐阜だが北九州もしっかりとした守備で簡単には、ゴール
前にクロスを入れさせてくれない。
15分、右サイドを三田、嶋田と繋ぎ、佐藤が裏へ抜けて、スルーパスを受けると中へラスト
パスを送るが、押谷の前でカットされてしまう。
27分、中盤でボールを奪われると、一気にカウンターでゴール前に攻め込まれ、シュートを
打たれるが、菅がしっかりとマークについて、CKに逃れる。
29分、三田、阪本と繋ぎ、ポストに入った嶋田に入れると、裏を走った佐藤がパスを受けて、
相手DFを交わして、シュートにいくが、惜しくも相手DFにクリアされてしまった。
32分、前線で田中がボールを奪うと、押谷に繋ぎ、ドリブルシュートを狙うが相手DFに
当たってしまった。
35分、右サイド深くで佐藤がボールを受けると、野田に戻し、橋本から逆サイドの押谷へ繋ぎ、
ミドルシュートを狙うがゴール左へ外れてしまった。
岐阜は、守備でボールを奪うことはできるが、攻撃での展開が雑になってしまい、決定機を
上手く作ることができない。
後半、FW佐藤に代えて、西川を入れ、攻撃のリズムを変えていこうとスタートした。
48分、左サイドからニアに速いクロスが入ると、これに西川が反応し、押し込もうとするが相手
DFに阻まれてしまった。
49分、左サイドから押谷がドリブルで突破するとアウトサイドでクロスを入れると、ニアに走った
阪本がスルーし、フリーの西川に渡った。しかし、これをコントロールしきれず、シュートにいけ
ない。
51分、右サイドから橋本が強烈なミドルシュートを放つが、枠の上に外してしまう。
54分、橋本が右サイドで粘って、逆サイドの嶋田へ送ると、上がってきた野田がニアへクロスを
入れるが、相手GKにキャッチされてしまう。
59分、左サイドからのパスを阪本が中央で落として、押谷に繋ぐとシュートにいくが、GKに
セーブされてしまった。
65分、左サイドから押谷のスルーパスに反応した西川がニアの阪本にパスを送るが、
相手DFの厳しいマークにあってしまう。
66分、カウンターから右サイドを駆け上がった嶋田がドリブルで抜け出し、右足でシュートを
放つが、これがサイドネットに行ってしまい、決めることができなかった。
67分、続けてスルーパスに嶋田が抜け出し、ドリブルを開始するとたまらず、北九州・冨士
がファウルで嶋田を倒してしまい、退場となった。
69分、このFKで岐阜が上手く、相手の意表を突くプレーを見せ、押谷から嶋田と繋いで、
GKと1対1に持ち込むが、相手GKに弾かれてしまい、決定機を決めることができなかった。
相手が1人少ない中で、いかに冷静に攻めることができるか。カウンターへのケアをしながら、
攻撃では大胆に行かなければいけない。
数的優位になったことで、サイドからの攻撃が機能し、多くのクロスが上がるようになって
きたが、ゴール前で決めることができない。
82分、サイドからクロスを上げ続ける岐阜は、押谷がファーサイドで拾い、左足のシュートを
放つが、ゴール上に外れてしまった。
86分、代わって入った村上がCKを得た。このCKで秋田が右足シュートを放つがゴール上に
外れてしまった。
90+2分、左サイドから西川が突破し、中へ折り返すが合わせることができず、1点を奪うこと
ができないと、最後は北九州に上手く時間を使われて、試合終了の笛となってしまった。
前半の立ち上がりにセットプレーから奪われた1点が最後まで重くのしかかり、後半の猛攻も
実のならず、2回戦敗退となった。後半は、相手が一人少ない状況で、攻め続けたが、ゴール
前での精度を最後まで上げることができなかった。
今月の末に、もう一度リーグ戦で、北九州と対戦することになっている。そこで借りを返すため
にも、次節、横浜FC戦に向けて、課題の修正に取り組んでほしい。
多数のご声援誠にありがとうございました。