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５月２７日（日）　Ｊリーグディビジョン２　第１６節　１９：００キックオフ　６，１５１人　（長良川競技場）

　　ＦＣ岐阜　０－３　ヴァンフォーレ甲府　（前半０－１、後半０－２）

■スターティングメンバー
GK
22　多田　大介
DF
2　野田　明弘
4　田中　秀人
25　関田　寛士
17　野垣内　俊
MF
8　李　漢宰
6　服部　年宏
11　染矢　一樹
14　井上　平
FW
10　樋口　寛規
18　佐藤　洸一
■サブメンバー
GK1　野田　恭平
DF16　金　東權
DF24　村上　一樹
MF33　金　正賢
MF23　橋本　卓
MF7　地主園　秀美
FW27　中島　康平
■交代
63分   佐藤洸一   → 中島康平    
63分   李漢宰   → 橋本卓    
84分   井上平   → 金正賢 

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■試合レポート
日中は初夏を思わせる暑さとなった長良川競技場もキックオフの頃になると風が吹き、過ごしやすくなった。岐阜は、前節のアウェイ山形戦の逆転負けの悔しさを晴らすためにもホームで勝利がほしいところだ。長良川競技場には、多くのファンやサポーターが集まり、ホーム勝利に向けて、大きな声援を送っていた。

【前半】
ホームの大きな声援を受けて、キックオフするが待っていたのは、あまりにも早すぎる失点だった。試合が始まり、１分４０秒、右サイドで警戒していたダヴィをフリーにしてしまうと、ニアにクロスを入れられ、甲府・高崎にヘディングで合わされてしまった。この先制点は、岐阜にとってはあまりにも重いものだった。逆に甲府は、一気に優位な立場となり、岐阜が懸命にボールを奪いにいく構図になってしまった。

１３分、同点に追いつこうと、野垣内が中央からワンツーで抜けて、右足でシュートを狙っていくが、ゴール上に外れてしまう。１７分には、右サイドから深いクロスが入り、樋口に渡るがシュートまではいけなかった。攻撃がかみ合わないまま、時間だけが過ぎてしまい、甲府のゴール前でチャンスを作ることができなかった。
３６分、井上がドリブルで中へカットインしていくと、右足で狙うがこれもゴール上に外してしまった。４２分には、中央で佐藤が倒され、正面からのＦＫを得ると、樋口が狙っていくがゴール上に僅かに外れてしまった。
４５分には、甲府の高崎にニアにシュートを打たれるが、ＧＫ多田が何とかはじき出し、追加点を許さず、ハーフタイムに入った。

【後半】
まずは同点に追いつきたい岐阜だが、甲府に与えたＣＫからドウグラスにヘディングシュートを打たれ、ヒヤッとさせられた。その後も試合の主導権を甲府に握られてしまい、思うようにボールが取れない時間が続き、チャンスも作れない。５６分、染矢が中へドリブルで入っていくと、倒されてＦＫを獲得した。これを服部が狙っていくが、僅かにクロスバーの上に外れてしまった。
逆に、５９分、甲府にＦＫを与えてしまうと、甲府・ピンバが鋭いボールを入れてくると、ダヴィにヘディングで合わされ、２点目を失ってしまった。

その後、岐阜は、中島、橋本を交代で出場させ、流れを変えようとするが、思うようにはさせてもらえない。７６分には、甲府にダメ押しの３点目を奪われてしまい、試合を決められてしまった。
そして、あっという間にタイムアップを迎えてしまい、敗戦となってしまった。今日の試合では、岐阜らしいところが見られず、一方的に甲府に押し切られた展開となってしまった。個々の差もあったがチームとしての差も見せつけられ、厳しい結果になった。