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６月２４日（日）　Ｊリーグディビジョン２　第２１節　１８：００キックオフ　３，６７０人　（長良川競技場）

　　ＦＣ岐阜 １－０　ＦＣ町田ゼルビア　（前半０－０、後半１－０）

■得点者
54分　佐藤洸一

■スターティングメンバー
GK
31　時久　省吾
DF
2　野田　明弘
4　田中　秀人
25　関田　寛士
17　野垣内　俊
MF
8　李　漢宰
6　服部　年宏
14　井上　平
10　樋口　寛規
11　染矢　一樹
FW
18　佐藤　洸一
■交代
66分　佐藤　洸一→梅田　直哉
88分　染矢　一樹→廣田　隆治
90+2分　樋口　寛規→三田　光

■サブメンバー
GK1　野田　恭平
DF24　村上　一樹
MF20　三田　光
MF23　橋本　卓
MF7　地主園　秀美
MF29　廣田　隆治
FW9　梅田　直哉
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■試合レポート
梅雨の晴れ間となった長良川競技場は、試合開始の頃には蒸し暑くなり、湿度も６３％と上がっていた。最下位のＦＣ町田ゼルビアをホームに迎えての一戦となるが、勝点差が近いだけに、負ければ最下位に転落しかねない状況だ。それ故、絶対に負けることはできない試合だった。その雰囲気がスタジアム内からも感じられた。

【前半】
岐阜は、李漢宰をスタメンに戻し、ダブルボランチの布陣を取ってスタートすると、立ち上がりから、積極的な試合を見せた。３分には、染矢がファーサイドでボレーシュートを放ち、良い形を見せた。岐阜が主導権を取り、試合が進んでいくと、２１分、ＣＫのこぼれ球を李がミドルシュートで狙っていく。立ち上がりは、お互いに積極的なスタートだったが、２０分を過ぎるあたりから、膠着状態になってしまった。３８分、服部から佐藤がサイドへ抜け出し、クロスを上げると、そこに井上が飛び込んでいったが僅かに合わない。
町田も岐阜のサイド攻撃を抑えるために、サイドにスペースを作らないように守備をしてきた。４３分、サイドから中での突破に切り換えた染矢が中央で樋口とのワンツーで抜け出し、シュートに行くが、僅かにゴール上に外れてしまった。前半は、岐阜が試合の主導権を握ったが、多くの決定機を作るには至らず、ゴールは生まれなかった。

【後半】
ホームということで後半も勢いを出して、試合に入っていく岐阜。町田は湿度もあってか動きが重く、岐阜がプレスからボールを追い込み、奪うシーンが出てきた。５４分、町田陣内へ押し込むと、ゴール前で井上が起点となり、サイドを上がってきた野田へ上手くパスを繋ぐと、これを野田が低いクロスでゴール前へ送り、佐藤が難なく押し込み、待望の先制点を奪った。先制点を奪ったことで、岐阜は勢いを増していくと守備から攻撃の運動量も落ちなかった。６０分、町田のカウンターでシュートを打たれるが野垣内がしっかりブロックして、ピンチを断っていく。７８分には、ＣＫからこぼれ球を交代した梅田が李へ落とし、コントロールして打っていくが、僅かに外れてしまった。
８２分にもＣＫから服部がファーサイドで折り返し、田中が中で競り勝ち、関田がヘディングシュートにもって行くがクロスバーを叩いてしまい、ゴールにはならない。８５分、町田が岐阜のゴール前まで進入してくると、町田・平本に押し込まれそうになるがＧＫ時久が好セーブを見せた。最後は、走りきった染矢に代えて、廣田を入れて、カウンターの形を作り、試合終了の笛となった。

今シーズン、ここ一番の戦いで消化不良を起こしていただけに、今日の試合は素晴らしい結果だったと言える。今日の勝利で、リーグ戦を折り返すことになり、６月を２勝２分１敗という好成績で締めくくった。この勢いを落とさず、７月の戦いに臨んでほしい。