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2012年09月02日
9月2日(日) Jリーグディビジョン2 第32節 19:00キックオフ 4,849人 (長良川競技場)
FC岐阜 1-0 東京ヴェルディ (前半0-0、後半1-0)
■得点者
67分 ダニロ
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
7 地主園 秀美
3 池田 昇平
4 田中 秀人
17 野垣内 俊
MF
6 服部 年宏
29 廣田 隆治
10 樋口 寛規
14 井上 平
11 染矢 一樹
FW
35 ダニロ
■サブメンバー
GK 1 野田 恭平
DF24 村上 一樹
DF2 野田 明弘
MF8 李 漢宰
MF32 アブダ
FW18 佐藤 洸一
FW9 梅田 直哉
■交代
84分 ダニロ → アブダ
90+1分 廣田 隆治 → 李 漢宰
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■試合レポート
夕方になり、涼しい風が吹きはじめた長良川競技場に、東京ヴェルディを迎えた。クラブとしては、薫田新社長の下、新しいスタートを切ることやこれまでクラブの発展に尽力されてきた今西前社長、服部GMを笑顔で送り出すためにも勝利が必要な試合であった。ホーム勝利からも遠ざかっていることから、ここで勝って、良いスタートを切りたいところだ。岐阜は、DF関田を累積警告で欠き、池田昇平が久しぶりにセンターバックに帰ってきた。さらにサイドバックには地主園がはじめて先発する布陣となった。
(前半)
岐阜は、FWに入ったダニロにボールを入れていこうとするが上手く繋がらない。5分、ダニロが粘って、右サイドを上がってきた廣田に繋ぎ、クロスを上げるが相手DFにカットされてしまった。
7分、服部のFKからダニロがヘディングで競り、こぼれだまを樋口がシュートにいくが、これはゴールの上に外れてしまったが、こうした形でダニロの高さを使いたい。
両チームとも立ち上がりから、攻撃でミスが目立ち、上手く繋ぐことができなかった。18分、東京Vにゴール前の混戦からシュートを打たれるが、野垣内が何とかクリアしていった。
25分、カウンターから樋口が仕掛けて、ミドルシュートを打っていくが、GK正面にゴロで行ってしまった。36分
自陣から繋いで、井上がゴール前にクロスを入れると、これに田中が飛び込むが惜しくも合わせることができなかった。37分、サイドバックに入っている地主園が相手を倒してしまいFKを与えると、東京V・高橋にヘディングシュートを打たれ、クロスバーに当たって助けられた。前半は、両チームとも思うようなサッカーができず、リズムが出なかった。
(後半)
守備が上手くいっている岐阜は、中盤でボールを囲んで奪い、攻撃に繋げていこうとすると、4分、井上が中央からドリブルで切り返し、シュートを打っていくが相手GKに抑えられてしまった。
10分過ぎになるとスタジアムに雨が落ち始め、ピッチが濡れていった。これでボールが走りやすくなり、試合のテンポも上がっていった。東京Vは、運動量が上がらないようで、岐阜の選手の出だしの良さが目だってきた。後半21分、中央で井上が受けると、ミドルシュートを狙うが、ここでダニロへのスルーパスに切り替え、それに走り込んだダニロが相手DFより、僅かに速くシュートを放ち、これが上手くゴールに吸い込まれ、待望の先制点を奪うことができた。
26分には東京Vの攻撃をDF陣が体を投げ出して、クリアしていった。岐阜の運動量が東京Vを勝ってくると、
中盤でもボールをスティールしながら、攻撃に繋げていく場面が増えてきた。守備では、しっかりと囲んでボールを奪うことができ、危なげない試合運びになっていった。最後まで東京ヴェルディに得意の攻撃を出させず、無失点に抑えて、久しぶりのホーム勝利を飾った。東京ヴェルディとの対戦では初勝利となった。