※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2013年02月24日
2月24日(日) Jリーグディビジョン2 13:00キックオフ 2,689人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-0 京都サンガF.C. (前半0-0、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
31 時久 省吾
DF
2 杉山 新
3 デズモンド
5 関田 寛士
24 尾泉 大樹
MF
11 染矢 一樹
8 李 漢宰
6 服部 年宏
19 益山 司
10 美尾 敦
FW
14 井上 平
■サブメンバー
GK1 高木 貴弘
DF4 田中 秀人
MF16 平野 又三
DF15 山﨑 正登
MF25 清本 拓己
FW26 中島 康平
FW18 杉本 裕之
■交代
34分 服部年宏⇒清本拓己
64分 清本拓己⇒山崎正登
88分 染矢一樹⇒中島康平
90+2分 井上平⇒杉本裕之
■試合レポート
昨夜に降った雪は昼前には溶けたが、尚も冷たい風が長良川競技場を吹き抜けていた。
日差しはあるものの、温度計は5度をさしたままだった。2013シーズンの開幕を1週間前に控え、京都サンガF.C.を迎えてのプレシーズンマッチとなった。
岐阜にとっては、ホーム開幕戦を見据えた絶好のシュミレーションとなり、今日の試合で弾みを付けたいところだ。そして、新加入の選手がどのようなプレーを見せてくれるのかも注目したい。
前半
岐阜は、益山、服部、李のトリプルボランチの布陣でスタートし、中盤でしっかりとボールを奪う守備を見せた。立ち上がりは、岐阜が積極的に前からボールを奪いに行く姿勢を見せて、昨年に改善された守備意識の高さを披露した。
一方、京都もボールキープし、ポゼッションしながら、攻撃の機会を伺っていた。14分、美尾が左サイドでボールを呼び込むと、ヒールで流し、井上を走らせて、チャンスを作り出した。
京都は、出だしが鈍く、思うようにフィニッシュまで持ち込めないと岐阜が中盤でボールを奪取する場面が目立った。
26分、相手陣内でスローインから美尾がワンタッチで相手を抜き去り、左足でクロスを上げた。これをゴール前で、井上が競るがクリアされてしまった。
30分、中央で服部が倒れると、そのまま交代となり、清本がピッチに入った。38分、美尾が右サイドで受けると、ドリブルで中へ切り込み、得意の左足でシュートを打ったがこれは、相手に当たってしまった。
前半は、中盤でボールを奪い、そこからショートカウンターという展開になったが決定機までは作ることができなかった。
後半
立ち上がりから積極的に仕掛けてきた京都は、ショートパスをダイレクトでつなぎならが、岐阜の陣内へ入ってきた。岐阜の選手も2人、3人でボールを奪いにいくが取りきれない。
しかし、ペナルティエリア付近まで入れさせず、センターバックのデズモンド、関田もしっかりと相手を止めている。お互いになかなか決定機を作り出すことができず、時計が進んでしまった。
65分、清本に代わって、山﨑が入ると、FKのこぼれ球に反応し、右足でボレーを打っていくが惜しくもゴール上に外してしまった。
75分、左から美尾がクロスを上げると、中央で井上がコントロールして、シュートを打つが、相手GKに止められてしまった。
85分、CKから美尾が蹴っていくと、ファーサイドでデズモンドがヘディングで競り勝って、シュートにいくが、惜しくも枠を捉えることはできなかった。
最後まで、お互いにゴールを割ることはできず、試合終了となった。京都も本調子ではなかったかもしれないが、岐阜にとってはまずは守備が機能したということを確認できた。昨年からの課題である得点・攻撃については、まだ改善はされていないが、美尾、益山、山崎などパサーが入ることで、昨年とは違う攻撃展開が見られたことは収穫だった。開幕までの1週間で急速に得点力が上がるわけではないが、攻撃の精度を高めることで、決定機が増えてくるはずだ。開幕戦では、ゴールをファン・サポーターへプレゼントしてほしい。