10月16日(木)高山市の飛騨高山ビッグアリーナにて、高山市内の保育士や子育てコーディネーターの方などを対象に「高山市スポーツクリニック」が行われ、野田スクールコーチが講師を務めました。
コーチからは、現場で使えるいくつかの遊びやトレーニングの紹介があり、実際にそれらを体験してもらいました。まず手始めに笛体操! 笛が鳴った時だけコーチと同じ動きをします。笛が鳴らない時は、動いてはいけません!
続いては、2人組でじゃんけんゲーム! 右手は握手したまま、左手でじゃんけんをします。勝った方は相手の右手を叩き、負けた方は叩かれないよう左手で右手をガードします。叩くことができれば、「勝ち」となります。
続いてのじゃんけんは、相手と3メートル程距離をあけて行います。勝ったら負けた方を追いかけ、負けた方は後方へ逃げます。スペースの間でタッチすることができれば「勝ち」です。
「認知(観る)」→「決断(考える)」→「実行(行動する)」を体感する上で、単なるじゃんけんに「ゲーム性」を取り入れることはとても重要です!ボールを使った運動では、お互いの頭にボールを挟み、手を使わずに立ち上がるゲーム。
まずはコーチがお手本を披露! さぁ、成功するでしょうか!?
みんなもチャレンジ。 惜しい! あと少しのところでボールが落ちてしまいました・・・。
頭の次は背中でチャレンジ。力加減の調整、慌てることなくどうすればボールを落とさず持ち上げられるかを考える冷静な分析能力が求められます。
ボールをお互いに投げ合ったり、蹴り合ったりもしました。相手が投げたボールが飛んでいる間にお腹やお尻などを触ってキャッチします。空間認知能力、ボールが落ちてくるまでの時間を計算する処理能力といった「視機能」の必要性に触れ、参加者の皆さんも納得の表情でした。
チームワークが試される「うずまき鬼」ゲームでは、チームで輪になり、鬼役チームの一人からしっぽを取られてはいけません!
最後はみんなでサッカーのミニゲームを行いました。ボールを必死に追いかける姿は、大人も子どもも同じですね!
参加者の皆さん、本当にありがとうございました。