７月２３、２４日に長良中学校１年生の生徒２名が職場体験をしました。
体験内容は練習グランドで、現場スタッフと一緒に仕事をしました。
まずは、練習の１時間前に練習会場に行き、練習の準備。荷物車から練習に
使う道具を運びました。
水分の準備では、スタッフにやり方を教えてもらい、ボトルに水や氷を入れて
いきました。
ボールの空気は毎日チェックします。スタッフと一球づつ確認しながら空気を
入れました。
次は練習中に選手が体を冷やす氷水の準備。準備ができたら選手が使い
やすいようにグランドの中に運びました。
そして、ゴールの準備。ゴールを運んで、ゴールネットをつけてゴールを設置
しました。重いゴールを運ぶのは思ったよりも大変で、全員で力を合わせて
行いました。
次に、コーチと一緒に練習の準備をしました。コートを作ったり、練習用のコーン
を置いたりテキパキと準備をしていました。
準備が終わり、全員が集合したところで、まずはみんなの前で挨拶をしました。
そして、練習開始。
練習中は、周りについてボール拾いを行いました。選手が練習に集中できるよう
に、一生懸命ボールを拾い、集めました。
また、選手がうまく水分補給できるように、練習の合間に水を運んだり、一つの
練習が終わったら、コーンを素早く回収したりとスタッフの一員となって動いて
いました。
練習が終わり、ボールを数えながらネットに入れたり、スポンジを洗ったりと、
コーチたちと一緒に片づけを行いました。
２人とも２日間ＦＣ岐阜のスタッフとして、教えてもらったことをテキパキとこなし、
一生懸命な姿が光っていました。
【ＦＣ岐阜職場体験参加レポート】
『いつもは、フィールドで頑張っている選手だけを見ていて、陰で頑張っているスタッフ
の方たちは全く見ていませんでした。でも、２日間の職場体験をやってみて、スタッフ
の方たちの大変さやすごさを実感しました。練習の１時間前から準備をして、練習の
時は球拾いなどをしていました。練習が終わって選手が帰ってからも、片付けなどを
していて、すごいと思いました。そんなスタッフの方たちのお手伝いをさせていただいて、
「最後までやりきるという力」のすごさを学びました。そして、普段僕は「最後までやりき
る」ということをできていないので、この力をしっかりつけていきたいです。
これからは、フィールドの選手だけでなく、陰で頑張るスタッフの方たちにも注目して
いきたいです。そして、職業体験で学んだことを生かして、目指す自分に近づいていき
たいです。』
『僕はFC岐阜で体験学習をしてみて、スタッフの方たちは選手より早く来て準備をしたり、
練習中にはボールを拾ったり、練習が終わっても最後まで残って、選手が飲んだ水の
ボトルを洗っていたりして、大変だなぁと思いました。でも、こういう「陰の支え」があるから
こそ、選手は満足なプレーができると思います。これは別にサッカーに限ったことでは
ありません。普段の生活でも、周りで支えてくれる人がいるから、僕は生活できているん
だと思います。
体験学習を通して学んだことは、「自分の仕事に責任をもってやりぬく」ということです。
スタッフの方たちが仕事をやりぬいて陰で支えているから、選手は練習に集中することが
できて、チームの勝利につながっていくのだと思います。だから、僕が学校生活で「自分
の仕事に責任をもってやりぬく」ことが、クラスにとってどれだけ大切なのかが、この体験
学習でよくわかりました。この体験学習をして大切なことに気づくことができて、とても良か
ったと思っています。』
