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2012年10月24日
10月10日(水)から10月12日(金)までの3日間、名古屋リゾート&スポーツ専門学校の学生2名がトップチームトレーナー実習に参加しました。
2人は6月よりFC岐阜U-18とFC岐阜U-15にて、それぞれトレーナー実習として活動を共にしています。
練習前にトレーナーが選手にテーピングを巻く姿を見学です。
トレーナーが選手とコミュニケーションを取りながらスムーズにテーピングを巻く姿に見入っていました。
練習中は、ケガをしている選手がトレーナーの考えたトレーニングしている姿をとても熱心にメモを取りながら見学しました。
最終日の終了後には、実際に選手が行ったトレーニングなどの体験もし、トレーナーになる為には自分も動けて信頼を得られるようにならなければということも感じたようです。
練習終了後にはアイシングの手伝いをする姿も見られました。
初めて選手と関わるということでとても緊張した様子でした。
また、2人は3日間を通して、トレーナーに積極的に質問をしている姿も印象的でした。
今後もFC岐阜U-18とFC岐阜U-15で活動を共にする2人に注目です。
【感想】
■西川拓未さん(FC岐阜U-18にて活動中)
トップチームでの研修は、トレーナーの方の活動から学ぶことばかりでした。
その中でも特に選手との接し方が僕にとって大きな気づきとなりました!
研修に行くまでは選手とトレーナーは距離をかなりおくものだと思っていましたが、実際は距離を感じないほどの親しい関係性で、選手とよりよい関係を築く、サポートする為には近い存在であること、深い関わりが大切なことなんだと感じました!
■三輪和音さん(FC岐阜U-15にて活動中)
私は、もともとJリーグのトレーナーの存在を知り憧れてこの道に進みました。
今回、実際にその現場に立たせていただき、「将来」について改めて考えることができました。
いつかこの場所で私も活躍したいという目標がありますが、現在Jリーグで活躍されているアスレティックトレーナーは男性の方のみ。
練習中、トレーナーと選手が会話している雰囲気からも、女性であることはやはり大きな壁なのではないか?私にはムリかも、、、と感じ、夢を諦めかけました。
ですが、トレーナーの方々からお話を伺う中で、私の原点であり、目標となった場所はやっぱり「ここ!」であり、夢は諦められないという想いになりました。
そして気づきました!
技術や知識を身につけるのに性別は関係ないこと、選手とのコミュニケーションも今よりもっと多くの経験を積めば私の武器にすることも可能ということに。
他競技ではすでに男子チームのトレーナーを女性が務めているところもありますし、この研修での「経験」「出会い」を糧に、女性でもJリーグで活躍!という目標に向かい再びがんばっていきます。