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2014年06月28日
6月26日(木)岐阜市にある長良医療センターで「FC岐阜・Wings交流会」が行われ恩田聖敬社長、三都主アレサンドロ選手、川口能活選手が参加しました。
Wingsとは1998年初頭に長良医療センターの進行性筋ジストロフィーの患者さんたちを中心に結成された電動車椅子サッカーチームです。
チーム名「Wings」の由来は、当時のメンバー全員が乗っていた電動の名前がウイングチェアーということもあり、そこからウイングの文字をとってWingsと命名されました。
結成以来、中部大会16連覇、全国大会では2000年、2001年の2連覇、2005年準優勝という数々の栄光に輝いています。
FC岐阜がJリーグに昇格した2008年から年に1回交流会を開催しており、今年で7回目となりました。
自己紹介をしてから乗車体験を行いました。
慣れてきたところでリレーの競争を行いました。川口選手コツをつかんでスムーズに走行します。
難易度の高いドリブルにも挑戦です!
Wingsの選手からアドバイスをもらう川口選手。
センタリングからのシュート練習を行いました。
Wingsの選手から川口選手に合わせるもあと少しのところで届かず・・・しかし2回目はきっちりシュートすることができました。
トレーニングの最後は毎年恒例のPK対決です。
現在FC岐阜はWingsに6連敗中のため、なんとしても初勝利を目指して頑張ります。
社長のシュートも決まり一進一退の好ゲームが続きます!
結果は4対4の引き分けでこれまでの連敗を6でストップすることができました!
その後リクエストに応えて三都主選手、川口選手によるPK対決一本勝負を行いました。
電動車椅子を調整しながら真剣に狙う三都主選手。
ゴール左隅に綺麗にゴール!
最後に選手への質問やプレゼント交換が行われました。
W杯の優勝国予想や、勝負どころでのメンタル面の質問がありました。
メンタル面の質問では、「自分と戦うことが大切。苦しくても絶対に頑張るという気持ちを持って戦うこと。」「自分がやってきたことに絶対の自信を持って勝負すること、自分にしかないものが必ずあるのでそれを信じることが大切」とW杯出場経験のある二人からの話に、Wingsの皆さんは真剣な表情で耳を傾けていました。
交流会を終えた選手たちは「初めての電動車椅子サッカーは難しかったが、楽しい時間を過ごせた。Wingsの皆さんから前向きなパスをいただいた」と、とても充実した表情でした。
Wingsの皆さん本当にありがとうございました。
今回交流会をしたWingsの皆さんは10月に金沢で行われる全国大会に出場します。ぜひ優勝目指して頑張ってください!