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2009年05月24日
5月24日(日) 2009 J2リーグ戦 第17節 2,277人 (長良川競技場)
FC岐阜 1-0 ロアッソ熊本 (前半1-0、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、3.菊池、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、14.嶋田、11.高木
FW 10.片桐、16.西川
■サブメンバー
GK 21.水谷
DF 17.野垣内
MF 8.徐
MF 20.染矢
FW 18.佐藤
■交代
44分、菅→染矢
65分、西川→佐藤
89分、高木→徐
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■試合レポート
早朝に振っていた雨は、すっかり上がり、試合開始の頃になると熱い
日差しがピッチを照らしはじめ、気温も一気に上がり始めた。
岐阜は、前節横浜FCに追いついた勢いをロアッソ熊本にもぶつけたい
ところだ。
前節のホーム戦では、岡山に快勝し、ここまで5月はホーム負けなしの
戦いを見せている。熊本も試合内容が良いものの結果が出ていないだけ
に高いモチベーションで同期対決に臨んでくるに違いない。
前半、積極的に前に出てきたのは熊本。まずは、先制点を奪おうと、
積極的な姿勢を見せてくる。
1分、石井(熊本)が強烈なミドルシュートを放ち、驚かせる。
その後も続けて、5分に大きなサイドチェンジから木島(熊本)が抜け出し、
GK野田と1対1になるが、これは野田の好セーブで、守りきった。
6分、片桐のクロスにゴール前で、嶋田が西川に折り返すと、これを
決めきれず、こぼれてきたボールをもう一度狙うが弱く外れてしまう。
15分、熊本のカウンターで、ペナルティエリアに侵入されると、小森田に
シュートを打たれるがこれも野田がセーブする。
18分、岐阜のカウンターから嶋田がドリブルを開始すると、左サイドを
一気に駆け上がってきた秋田に出す。トップスピードで、ペナルティ
エリアに入ると、熊本GKがたまらず、ファールを犯す。
これで、得たPKを片桐が落ち着いて、右上に決めて、先制点を奪った。
しかし、熊本も藤田を中心に、しっかりと攻撃を組み立て、ポゼッションを
高めて、チャンスを作り出してきた。岐阜の守備陣もしっかりとこれに
対応し、決定機を作らせない。
1点を先制したものの、熊本の中盤のプレスにかかり、思うようにボールを
前に運べない時間帯が続く。
40分、高木の右からのクロスに片桐がヘディングでさわると、田中の
前にボールがこぼれる。これをボレーで思い切って打っていくが、
ゴール上に外してしまう。
前半は、1点リードで折り返すが、まだまだ油断ができない試合展開が
続いた。
後半、2点目を取りにいこうと声を掛けて、ピッチに出ていくと、中盤での
セカンドボールを積極的に拾っていく。
熊本も同点に追いつこうと、前に出てくると、そこを狙って得意のカウ
ンターを仕掛けていく。
左サイドに入った染矢がスピードを生かして、クロスを上げていく。
54分、木島がボールを持って仕掛けてくるが田中が冷静に対応し、
チャンスを作らせない。
58分、熊本の攻撃で、クロスが上がるとこれに藤田がヘディングシュートを
放つが、クロスバーに当たり、ピンチを迎えた。
59分、奪ったボールを一気にカウンターで、西川、嶋田とつなぎ、高木に
送ると、これを左足でシュートにいく。しかし、ゴール左に外してしまい
追加点とはならない。
61分、片桐が熊本ディフェンスからボールを奪い、GKと1対1のチャンスを
迎えるがこれを決められず、またしても追加点のチャンスを逃してしまう。
73分、中盤で橋本から嶋田へパスを出すとこれを一気にドリブルで持ち
込み左足でシュートを放つが、ゴール上へ外してしまう。
終盤は、両チームのカウンター攻撃で、チャンスを作りあったが、最後
までGK野田を中心とした守備陣が奮闘した岐阜に軍配が上がり、
5月のホームゲームは、負けなしの2勝1分けという嬉しい結果となった。
第1クールを勝利で、終えることができたことは、第2クールに繋がる
戦いとなっただろう。さらに、得点力を上げて、少しでも順位を上げて
いきたいところだ。多数のご声援ありがとうございました。
★★★MVPエイデン賞/野田 恭平 選手