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2009年06月28日
6月28日（日） 2009 J2リーグ戦 第24節 2,787人 （水前寺競技場）
■得点者
29分 西川優大
70分 田中秀人
■スターティングメンバー
GK 1．野田
DF 19．冨成、3．菊池、4．田中、6．秋田
MF 7．菅、23．橋本、20．染矢、11．高木
FW 16．西川、18．佐藤
■サブメンバー
GK 21．水谷
DF 2．野本
MF 8．徐
MF 14．嶋田
FW 24．片山
■交代
56分 菊池→野本
59分 佐藤→嶋田
76分 西川→片山
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■試合レポート
朝から雨があがった水前寺競技場は、日差しも出始め、気温は、30度まで
上がり、蒸し暑いコンディションとなった。
岐阜は、前節と同じ布陣で臨み、アウェイでの勝利を狙った。
前半、立ち上がりから、試合を優位に進めたのは岐阜だった。3分、コーナー
キックのチャンスが立て続きに訪れ、４分にはこぼれ球を西川がコントロールし
ボレーシュートを放つが、惜しくもゴールの上へ外れる。
８分、熊本もカウンターからすばやい攻撃で、山内（熊本）がミドルシュートを
放ち、得点を狙う。
１０分、熊本のペナルティエリア手前で、菅からパスを受けた西川が、シュートを
放つがGK正面に行ってしまい、チャンスを逃してしまう。
熊本は、中盤の藤田がセカンドボールを拾い、攻撃へと展開していくと、１６分も
自らシュートを放ち、岐阜のゴールを脅かす。
２４分、熊本のコーナーキックから、中央で福王（熊本）にヘディングで合わされ、
先制点を奪われてしまう。
すると、２９分、菅のドリブルから中へ落ち着いてクロスを上げると、これに西川が
冷静に決めて、同点に追いた。
３０分、GK野田が熊本のシュートをファインセーブでクリアし、岐阜に流れが
戻ってくる。
３８分、ゴール前で、切り替えして、ドリブルをした高木が思い切ってシュートを
放つが、これはGK正面でセーブされる。
４６分、熊本の早いCKから、またも福王（熊本）にヘディングで決められてしまい
嫌な時間に、リードされてしまう。
後半、まずは、同点に追いつこうと、積極的に攻撃参加している菅がミドル
シュートを放つ。僅かにゴール上に外れるが、同点に追いつこうとする気迫が
伝わってくる。
続けて、橋本にもミドルシュートのチャンスがくるが、惜しくも決めることができない。
５１分、藤田（熊本）の絶妙のロングパスに反応した中山（熊本）が抜け出し、
３点目を奪われてしまう。岐阜にとっては、苦しい点差にされてしまう。
５３分、西川のライン際の折り返しに、佐藤が飛び込みシュートを放つが、
シュートはミートせず、決めることができない。
５６分、菊池に代わって、センターバックに野本を入れ、５９分、佐藤に代えて、
嶋田を投入し、２点のビハインドを何とか返そうとする。
６６分、高木のドリブルからのシュートは、GK正面。続けて、コーナーキックの
こぼれ球を染矢がシュートを放つが、ゴールの枠を捉えることはできない。
７０分、ディフェンスで、ボールを奪った田中は、中盤へパスを出すとそのまま
ゴール前に向かってオーバーラップを見せた。すると、染矢が左サイドを突破し
スピードに乗って、鋭いクロスを上げる。これに豪快にヘディングシュートで
合わせたのは、田中だった。Jリーグ初ゴールを決め、１点を返す。
田中のゴールで、岐阜が息を吹き返し、熊本に猛攻を仕掛ける時間帯となる。
なんとか、この時間帯で同点に追いつきたいところだ。
７２分、高木のスルーパスから、西川が抜け出し、切り替えして右足でシュートに
いくが、GK正面でセーブされてしまう。
７３分、熊本は岐阜ペナルティエリア外で、チャンスを作りだし、宇留野（熊本）に
決められてしまい４点目を奪われてしまう。
７４分、山内（熊本）がカウンターから一気にスピードで抜け出すと、これを決め
られてしまい５点目を奪われてしまう。
中盤で、ボールは奪うがミスが続き、中々ボールが繋がらず、リズムを作れない。
ビハインドで余裕のある熊本は、落ち着いてボールをポゼッションしている。
８４分、高木のクロスから、嶋田がバックヘッドで流すと、これに片山が走りこみ
右足でシュートを放つが、GKに弾かれてしまう。
自陣でのミスから、大きく失点をしてしまった熊本戦は、悔しい結果となった。
前半から、得点チャンスも十分にあったが、決めきれないところにも波に乗れな
い状況を招いてしまった。
次節は、ホームでカターレ富山を迎えての東海北陸ダービーだ。今日の失点を
修正して、形ができてきた攻撃に繋げたいところだ。
多数のご声援ありがとうございました。
