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2009年12月13日
12月13日(日) 第89回天皇杯サッカー選手権大会 12,211人 (瑞穂陸上競技場)
FC岐阜 0-3 名古屋グランパス (前半0-1、後半0-2)
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、30.吉本、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、11.高木、14.嶋田
FW 16.西川、18.佐藤
■サブメンバー
GK 31.曽我部
DF 3.菊池
DF 5.川島
MF 15.永芳
MF 20.染矢
FW 13.大友
FW 24.片山
■交代
74分 高木→永芳
74分 佐藤→染矢
86分 嶋田→大友
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
天皇杯準々決勝vs名古屋グランパス戦が瑞穂陸上競技場で行われ、2000人を
越えるFC岐阜サポーターが集まり、まさしく名岐ダービーという独特の雰囲気を
作り出した。
試合前から、松永監督が今シーズン最高の舞台と語ったように、敵地に乗り込んで、
最高の相手と試合ができることだ。
前半、立ち上がりから、岐阜はいつもどおりのしっかりとした守備から、名古屋に
簡単には攻撃させない。
名古屋は、FWケネディをターゲットに、攻撃の起点を作り、得点を狙う展開を狙って
いるだろう。
6分、田中が名古屋のクロスをしっかりとカットし、簡単には上げさせない。
9分、名古屋が中盤でポゼッションする時間が続くが、岐阜は落ち着いて、対応して
チャンスを作らせない。
12分、名古屋も阿部を使いサイド攻撃を狙ってくるが、嶋田が追いかけ、クロスを
上げさせない。
13分、15分とペナルティエリア外でファウルをしてしまうと、玉田にFKで狙われ、
危ない状況を作られる。
17分、岐阜もスローインから、名古屋のゴール前にボールを運ぶがシュートで終わる
ことはできない。
岐阜は、中盤でボールを奪うが、フィニッシュまでなかなか持っていけず、我慢の
時間帯が続く。
26分、橋本がボールをカットし、カウンターを仕掛けて前へボールを送ると、クロス
まで行くがシュートが打てない。
28分、玉田が右サイドで秋田を交わし、強烈な右足シュートを放つが、GK野田が
しっかりとクリアする。
29分、ショートパスで、佐藤から菅が抜け出し、ニアを狙ってシュートを狙っていくが
楢崎がセーブし、CKになる。
このCKで、吉本がヘディングシュートを狙っていくが、ゴール上に外れてしまう。
37分、冨成のクロスに佐藤がヘディングで飛び込むがゴール上に外してしまい、枠
には飛ばすことができない。
38分、佐藤が相手を背負いながら、抜け出し、シュートを放つが相手に当たってCK
になる。
42分、嶋田のドリブルに佐藤が抜け出し、右足でシュートを狙っていくがゴールの
上に外してしまう。
44分、名古屋中村のサイドチェンジから、阿部がフリーでクロスを上げるとこれを
ケネディにヘディングで合わされ、先制点を奪われてしまう。ケネディを要注意して
いただけに、惜しまれる失点となった。
後半、ゴールを奪いにいくことを確認した岐阜は、攻撃的な布陣でチャンスを作ろう
とする。
48分、右からのFKを直接狙っていくが、惜しくもクリアされてしまう。
54分、冨成のオーバーラップから、中へのクロスを入れるとこれを嶋田がコントロールし、
シュートを打っていくがGK楢崎の正面にいってしまう。
後半、立ち上がりの岐阜の攻撃がつながりはじめ、良いリズムで攻撃ができるように
なった。
59分、冨成から、橋本へ渡すと、狙ってシュートを打つが、これも楢崎にセーブされて
得点にはならない。
65分、CKのチャンスに佐藤がヘディングシュートを放つが、惜しくもゴール上に外れ、
得点にはならない。
67分、左サイドから杉本に突破されると、速いクロスを上げられ、ファーサイドでケネディ
に合わされ、2点目を奪われてしまった。
33分、交代して入った永芳から、抜け出した田中がシュートに行くがこれもGK楢崎に
セーブされてしまう。
79分、嶋田がサイドからゴール前に速いクロスを入れると、菅がヘディングで飛び込むが
合わせることができず、惜しいチャンスだった。
81分、岐阜のゴール前でのクリアをケネディに拾われ、3点目を決められてしまう。
88分、岐阜は、得点を奪おうと、秋田がサイドから上がり、クロスを入れると、これに西川が
ヘディングで合わせるが、ゴールにはならず。
ロスタイム、交代して入った染矢がペナルティ外から思い切ってシュートを放っていくが
相手に当たってしまう。
そして、試合終了の笛が鳴り、今シーズン最後の試合となってしまった。名古屋を相手に
岐阜が通用する部分と、個の強さで通用しない部分とがはっきり出た試合となったが、
選手たちにとって、新たな成長の切欠をくれた試合となったに違いない。
今シーズン、全54試合を戦ってきた選手たちには、最後まで諦めないサッカーを見せて
もらい、感謝の気持ちばかりだ。とりあえず、疲労を取りながら、来シーズンに向けての
準備を始めて欲しい。
ご声援頂きました多くの皆様、一年間、お疲れ様でした。ありがとうございました。