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2009年10月31日
10月31日(土)第89回天皇杯全日本サッカー選手権 560人 (秋田市八橋市運動公園陸上競技場)
FC岐阜 4-1 松本山雅FC (前半1-0、後半3-1)
■得点者
22分 吉本 一謙
55分 佐藤 洸一
81分 高木 和正(PK)
85分 西川 優大
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、30.吉本、4.田中、6.秋田
MF 15.永芳、23.橋本、14.嶋田、11.高木
FW 16.西川、18.佐藤
■サブメンバー
GK 31.曽我部
DF 2.野本
DF 3.菊池
MF 7.菅
FW 13.大友
FW 24.片山
■交代
77分 永芳→菅
86分 佐藤→片山
89分 高木→染矢
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
秋田市八橋運動公園は、晴れているが少し肌寒い気温になった。岐阜からは、約100人の
サポーターが応援に駆けつけている。松本山雅FCは、隣県として、練習試合なども多く行
っている良く知った相手だけに、やり難い相手だ。
また、全国社会人サッカー大会でも優勝を飾ったばかりのチームは、勢いを持っている。
前半、松本山雅の出だしが良く、岐阜は攻撃を受ける形で、試合に入っていく。
4分、西川が右サイドを抜け出し、シュートを放つがGK正面に行ってしまう。
5分、松本山雅の攻撃から、ペナルティエリア内でつながれシュートを打たれるが
GK野田が好セーブ。
12分、右サイドから西川が左足シュートを放つが相手GK正面に行ってしまいチャ
ンスにはならない。
15分、次第に岐阜のペースになってくるが松本山雅のカウンターには注意が必要だ。
21分、松本山雅に右サイドを突破され、クロスを上げられるが、吉本がCKにクリアし、
ピンチを潰していく。
22分、岐阜のCKのチャンスに高木が蹴るとこれを吉本がヘディングシュートで合わ
せ、待望の先制点をあげる。
中盤で永芳が良い落ち着いてプレーし、攻撃のリズムを作っていく。
28分、左サイドから佐藤が落として、永芳がクロスを上げるが、ゴールラインを割って
しまい、チャンスを作れない。
35分、松本山雅小林が裏を狙い抜け出すが、吉本、田中が二人で対応し、シュートを
打たせない。
37分、左サイドを鮮やかにショートパスを繋ぎ、裏へ走り込んだ永芳へでると、フリーで
クロスをあげようとするがカットされてしまう。
41分、橋本がディフェンスからのボールをしっかりと受けて、前に展開しようとするが
ファウルで止められる。
前半は、松本山雅の攻撃を中盤、ディフェンスでしっかりと対応し、決定的なチャンスを
作らせなかった。
後半、47分、逆サイドへ高木が大きく展開し、嶋田へ。上がってきた冨成が切り込んで
クロスを上げるがクリアされる。
49分、裏に抜けてきた松本の選手を橋本がしっかりと体を入れて、ボールを奪う。
50分、クリアから松本に拾われ、スルーパスをゴール前に入れられるが吉本がしっかりと
クリアする。
55分、右サイドを高木がボールを持ち、それを追い越した冨成が低いクロスを入れると
これを佐藤が右足で合わせて、追加点を奪った。岐阜らしいサイドの崩しからの攻撃が
見られた。
しかし、60分、一瞬の隙を突かれ、松本山雅小林に左サイドでボールを持たれ、その
ままニアでシュートを決められてしまう。
松本山雅も1点を返すと、勢いを取り戻し、果敢に攻めてくるようになる。岐阜は、守備に
追われる時間帯が続いた。
65分、松本山雅に中盤からダイレクトに裏に入れられるがこれは、オフサイドになり助け
られる。
67分、ピッチ中央からの田中のFKに佐藤がヘディングで折り返し、西川が混戦を抜けて、
シュートをうとうとするが、相手に止められてしまう。
74分、逆に松本山雅に左サイドを抜かれ、田中が体を張ってクリアし、CKに。さらにCKを
GK野田がクリアして、ピンチを防いでいく。
77分、佐藤が抜け出すが、パスの選択をしてしまい、シュートチャンスを逃してしまう。
80分、左サイトへ菅が上手く展開すると、嶋田が裏へ抜け出し、クロスと見せかけて、走り
込んだ秋田へ折り返すと、松本DFがたまらずファウルで止め、PKを得る。
81分、PKを高木が落ちついて、ゴール右上に決めて、3点目を奪い、松本山雅を突き放した。
さらに、85分、右サイドからつなぎ、高木がクロスをいれ、これを菅が胸で落として、西川が
左足でダイレクトシュートを決め、4点目を挙げる。
41分、FW佐藤に代えて、片山がFWに入る。片山にとっては、古巣との対戦となった。
42分、左サイドへ上がった秋田がフリーでシュートを放つがGKにクリアされてしまい決める
ことができない。
44分、冨成が右サイドからFKで、クロスを上げていくが、相手FKとなってしまう。ここで、
高木に代わり、染矢が入る。
ロスタイム、松本山雅のCKをしっかりクリアしていく。後半は、岐阜らしい攻撃から追加点を
上げて4-1と快勝となる試合を見せた。岐阜らしいスタイルで結果を出せたことで、リーグ
戦にも繋がる試合内容となった。天皇杯の次の試合は、11月15日に熊谷で行われ、ジェフ
ユナイテッド千葉と大分トリニータとの試合となる。J1相手にどこまでできるか、まだまだ楽し
みは続く。
多数のご声援誠にありがとうございました。