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2009年10月05日
10月4日(日) 2009 J2リーグ戦 第43節 6,011人 (佐賀県総合運動場陸上競技場)
サガン鳥栖 1-0 FC岐阜 (前半0-0、後半1-0)
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、30.吉本、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、3.菊池、14.嶋田、11.高木
FW 16.西川、18.佐藤
■サブメンバー
GK 31.曽我部
DF 17. 野垣内
MF 15.永芳
MF 20.染矢
FW 27.押谷
■交代
74分 菅→永芳
77分 嶋田→染矢
84分 西川→野垣内
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■試合レポート
まだ暑さが残る佐賀県総合運動場陸上競技場で、5位のサガン鳥栖との対戦。気温も
そうだが、ピッチの状態も悪く、両チームを苦しめた。
岐阜は、橋本を累積出場停止で欠いており、菊池をボランチで起用していく。
前半、ホームの鳥栖が勢い良く攻め込むシーンが見られたがこれに岐阜が対応すると
流れが岐阜に傾き、3分、菅が左足でミドルシュートを放ち、攻撃の口火を切っていく。
つづけて、GK野田からのキックで、西川が抜け出し、シュートを放つ。鳥栖は、サイド攻撃
から、長身のハーフナーマイクのヘディングに合わせる攻撃だ。
8分、中盤で佐藤がボールを受けて交わすと、嶋田につなぎ、一気にドリブルからシュートへ
持って行く。相手GKがクリアして、防ぐが攻撃の流れはスムーズだ。
16分、鳥栖のCKで岐阜ゴール前にボールを入れてくると、これを押し込まれそうになるが
ゴールの中にいた嶋田がぎりぎりのところでクリアしていく。
25分、裏に抜け出した佐藤が右足でシュートを狙っていくが惜しくもゴール上に外れた。
守備は、中盤で菊池、菅がしっかりと対応し、ディフェンスラインでも吉本、田中がハーフ
ナーに上手く対応していた。
33分、鳥栖、ハーフナーのヘディングシュートをGK野田がファインセーブで防ぎ、失点を
許さない。
37分、CKのこぼれ球を高木がもう一度クロスで上げると、これに田中が飛び込むが惜しくも
ゴールを割ることができず。
前半は、激しい試合展開とテンポの速い展開に、お互いがぶつかり合う好ゲームになり、
岐阜は上手くチャンスを作っていた。
後半、立ち上がり早々に高木が折り返して、菊池がヘディングで狙っていくが、惜しくもゴール
の上に外れてしまった。
つづけて、冨成がボールを奪うと菅へ、これをミドルシュートで狙っていくが、惜しくもゴール
左へ外れた。
岐阜は、前半同様に前から積極的にプレスを行い、試合の流れを一気に自分達のものに
していくと、鳥栖も動きが重くなって、スペースが生まれてきた。
両サイド、高木、嶋田がスペースを使って攻撃を積極的に仕掛けると、14分、高木から佐藤が
落として、西川がシュートを放つなど、鳥栖の守備を崩していく。
岐阜は、幾度となく鳥栖のディフェンスラインの裏に抜け出し、チャンスを作っていくが、鳥栖のDFも
体を投げ出して、ディフェンスにきた。佐藤がペナルティエリア外で倒されるが、ファウルにならず。
しかし、確実に岐阜の攻撃は鳥栖のゴールへ近づいていた。
68分、鳥栖のディフェンスのパスミスを佐藤が逃さずカットすると、そのままシュートまで持って
いくが、GKの正面に行ってしまう。
鳥栖も左サイドのクロスから、ゴール前にボールを入れて、ヘディングで合わせてくるがGK野田
がファインセーブで防ぎ、粘り強く守っていく。
82分、サイドで守備の対応をしていた秋田が2枚目の警告で退場となると、チームのバランスが
崩れてしまい、そこを鳥栖に突かれ、警戒していたハーフナーに決められてしまった。
最後まで攻め続け、同点に追いつこうとするが、無常にも試合終了の笛がなり、悔しい敗戦と
なってしまった。後半、82分まで試合を上手く進めていただけに、先制点を奪って、岐阜の
展開に持って行きたかったが、最後は、鳥栖の高さにやられてしまった。しかし、試合内容は
悲観するものではなく、むしろこれを続けていくことで、上位との対戦も互角以上に戦えること
が解った。試合終了後、吉本がピッチを叩き悔しがったが、この悔しさと熱い思いが若い選手
を成長させるに違いない。次は、すぐにホームで東京V戦があるので、しっかりと勝って、連敗を
止めたいところだ。多数のご声援、ありがとうございました。