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2009年11月08日
11月8日(日) 2009 J2リーグ戦 第48節 5,833人 (桃太郎スタジアム)
ファジアーノ岡山 0-2 FC岐阜 (前半0-0、後半0-2)
■得点者
79分 高木 和正(PK)
86分 佐藤 洸一
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、30.吉本、3.菊池、6.秋田
MF 15.永芳、23.橋本、14.嶋田、11.高木
FW 16.西川、18.佐藤
■サブメンバー
GK 31.曽我部
DF 17.野垣内
MF 7.菅
MF 20.染矢
FW 9.朴
■交代
45分 永芳→菅
89分 高木→染矢
89分 西川→朴
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■試合レポート
11月としては、温かい気候となった岡山市の桃太郎スタジアム。試合開始の頃になると
少し気温が下がってきた。
岐阜は、引き分けを挟んでリーグ戦で7試合勝ち星がなく、調子を上げていくことができ
ない。これまでの試合、終盤に追いつかれるなど、惜しい試合も多くあった。今日の試合
は、天皇杯につなげていくためにも、勝利を勝ち取りたい。
前半、まず積極的な攻撃を見せてきたのは、岡山。先発の平均年齢が24歳とかなり、
若いチームで、運動量を多くして、仕掛けてくる。立ち上がりから、岐阜は、防戦一方と
なり、受ける形となってしまった。
15分、西川がヘディングでボールを浮かしながら、相手の裏へ抜け出すと、そのまま
シュートに行くが、ゴールを捕らえられない。
一方、岡山は、前線からのプレスを積極的に行い、岐阜の攻撃を展開させないと、逆に
ボールを奪って、サイドから攻撃を繰り返す。
岐阜もGK野田、吉本、菊池を中心に、堅い守りを見せて、耐えていく。
33分、岡山の攻撃が続くと、カウンターからミドルシュートを打たれ、危ない場面を作ら
れてしまう。
41分、クリアをカットされ、そのままシュートを打たれるがGK野田がしっかりとセーブし
得点を許さない。
結局、前半は、西川のシュート1本に抑えられ、岡山に完全に試合のペースを握られ
てしまった。しかし、守備においては、しっかりと対応し、失点をせずに後半に入れる
ことは大きかった。
後半、永芳に代えて、菅を入れて、前線での守備の建て直しと、積極的なプレスを
しようと確認した。
しかし、岡山の勢いは後半開始も見られ、2分にはミドルシュートで狙われる。
49分、岐阜もサイドから西川が折り返すが中で合わせることができない。続けてCKで
西川がヘディングシュートを放つが惜しくもゴール上。
51分、さらに岡山にミドルシュートを打たれ、これがクロスバーを叩き、ヒヤッとさせ
られる。
56分、スローインから冨成が受けて、嶋田へ。これを思い切って左足でシュートを
打っていき、リズムを作ろうとする。
68分、菅が右サイドからクロスを上げていくが、これを西川が詰めるが押し込めず。
70分、ペナルティ外でFKを得ると、これを佐藤が強烈なシュートを放って狙って
いくが、ゴール左へそれる。
76分、次第に岐阜に試合の流れが変わってくると、嶋田が左サイドでスルーパスに
反応し、ニアにクロスを上げる。これに走りこんだ高木が合わせようとするが僅かに
合わず。
78分、抜け出しだ嶋田のドリブルにたまらず、岡山の選手がファウルをしてしまい
PKを得る。
79分、このPKを高木が落ち着いて、決めて待望の先制点を奪った。
すると、ここからは、運動量の落ちない岐阜が試合を支配し、積極的に追加点を
奪う展開になる。
86分、左サイドで高木から、西川がスルーパスを受けるとこれをダイレクトで、中へ
クロスを入れる。これに佐藤が豪快に飛び込み、追加点を奪った。
最後まで、しっかりとした守備で対応し、8試合ぶりの勝利を手にした。この勝ち星
まで、苦しい思いをしていただけに、試合後のサポーターへの挨拶の時には、
喜びが爆発していた。
試合終了の選手のコメントには、GK野田、ディフェンスが頑張って防いでくれた
ので、何としても点を奪いたかったと選手たちもお互いを称えていた。
苦しい試合を制したことで、次の天皇杯vsジェフユナイテッド千葉戦に向けて、
弾みになるに違いない。
多数のご声援誠にありがとうございました。