※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2010年05月30日
5月30日(日) 2010Jリーグディビジョン2 第15節 3,294人 (栃木グリーンスタジアム)
栃木SC 2-0 FC岐阜 (前半0-0、後半2-0)
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 26.阪本、3.吉本、4.田中、17、野垣内
MF 16.西川、7.菅、15.永芳、23.橋本
FW 18.佐藤、14.嶋田
■サブメンバー
GK 21.村尾
DF 19.冨成
DF 5.川島
MF 11.染矢
※押谷祐樹選手は、体調不良のため、登録メンバーを外れました。
■交代
66分 橋本→冨成
77分 野垣内→染矢
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
少し肌寒い気温となった栃木グリーンスタジアムで、栃木SCと対戦した。ここまで、栃木は好調を
維持しており、ホームゲームということも考えると、勢いがありそうだ。昨年まで、岐阜に在籍した
高木和正は、10番を背負って、岐阜への勝利での恩返しを狙っているだろう。岐阜は、センター
バックに出場停止空けの吉本が戻り、サイドバックを引き続き阪本が務める布陣だ。
前半、試合の主導権を握ったのは岐阜。オープニングのシュートを放ったのは5分だった。
栃木のゴール前でこぼれたボールを菅がダイレクトでシュートを打っていく。
9分、右サイドの阪本が上がり、クロスを上げようと切り込んでいくが、相手ディフェンスに防がれ
簡単にはプレーさせてもらえない。
しかし、序盤から岐阜が攻守のリズムを掴み、試合の主導権を握る展開を見せる。
14分、嶋田がドリブルから、西川に渡すと、中央からシュートにいく。惜しくも相手に当たってしまうが
攻撃の形は、上手くいっている。
20分、中央で菅がボールを受けると、相手ディフェンス裏へ走りこんだ嶋田に絶妙の浮き球を送る。
これを嶋田がシュートにいくが、相手に当たって、コーナーキックになる。
22分、コーナーキックのチャンスに、永芳がゴールに向かって巻くボールを蹴り、ゴールを狙って
いくなど、惜しいチャンスが続く。
25分、橋本、阪本、西川とリズムよく繋ぎ、上がってきた野垣内にパスを送るがこれは、クロスを
上げられない。
29分、守備でもセカンドボールを積極的に奪っている岐阜は、嶋田が相手のGKへのバックパスを
ステールして、そのままシュートに行くが、枠にはいかない。
32分、自陣で阪本がボールを受けると、そのままドリブルで、栃木陣内へ攻め込むと、右サイドを
上がってきた菅に出す。これを思い切ってシュートにいくが、GKにセーブされてしまい、得点を奪う
ことができない。
36分、菅が裏へ抜けた嶋田へ出すと、深くまで切り込んだ嶋田が橋本に押し返し、クロスを上げる。
良い形で、崩していっているが、ゴールを割ることができない。
40分、菅から、上がってきた西川に出すと、切り替えして、ゴール前にいる永芳に出そうとするが
カットされてしまう。
45分、嶋田がドリブルから、切り替えしてシュートを放つも、これもゴール上に外れてしまう。
前半は、攻守に渡って岐阜がペースを作り、田中、吉本のセンターバックも栃木の攻撃陣に仕事を
させず、シュートも1本に抑えた。
【後半】
48分、岐阜のコーナーキックのチャンスで、田中が競り勝って、ゴール前にボールがいくが押し込む
ことができない。
49分、逆に右サイドから栃木のカウンターを受けて、シュートを打たれる。これがポストに跳ね返り、
さらに詰められて打たれるが、ゴール上に外れ、助けられる。
57分、佐藤が栃木ディフェンダーのバックパスを見逃さず、これを相手GKの前でカットすると
そのままシュートに行こうとするが、GKも必死のセーブを見せる。
66分、橋本に替えて、冨成を投入し、そのまま右サイドのMFに入れると、積極的な上がりをみせ
クロスをゴール前に入れていく。
67分、佐藤が裏へ抜け出してボールを受けると、切り替えして強烈なシュートを放つが、サイド
ネットに行ってしまう。
72分、栃木もサイドから、積極的に仕掛けてくるようになると、廣瀬が右サイドの阪本を1対1で交わし、
シュートを放った。
75分、右サイドから突破されると、岐阜のゴール前で横につながれ、最後はリカルドに決められて
先制点を奪われてしまった。
その後、野垣内に替えて、染矢を投入し、攻撃のチャンスを増やそうとするが、栃木の動きも良くなり、
逆に岐阜が押し込まれる場面が出てきた。
80分、左サイドゴールライン際でFKを与えてしまうと、これを中央で、大久保にヘディングシュートを
打たれる。ゴールの中にいた菅が懸命にクリアするが、廣瀬に押し込まれてしまい、追加点を奪われ
てしまった。
82分、右サイドから、西川が抜け出し、ニアにクロスを入れると、これに嶋田がキープし、中央の菅へ。
上手く繋がったパスは、菅がシュートに行くが、これも相手GKの好守備に合い、ゴールを割ることが
できない。
結局、試合の主導権を握りながら、決定力のところで、2点のビハインドを栃木につけられるという
悔しい結果になった。攻守のリズムが良かっただけに、点を取る場面での、力強さが必要だった。
栃木は、上手く守ってワンチャンスを活かすことを徹底していた。岐阜にとっては、試合内容が
良かったことを続けて、次のアウェイ横浜FC戦に臨むしかない。
多数のご声援誠にありがとうございました。