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 3月15日（日） 2009 J2リーグ戦 第2節

13:00キックオフ　　6,803人（長良川競技場）

FC岐阜　0-1　ヴァンフォーレ甲府　（前半0-1、後半0-0）

■スターティングメンバー
GK　1．野田
DF　25．橋内、3．菊池、4．田中、6．秋田
MF　15．永芳、7．菅、14．嶋田、11．高木
FW　10．片桐、13．大友

■サブメンバー
GK　21．水谷
DF　5．川島
MF　23．橋本
MF　20．染矢
FW　9．朴

■交代　田中→川島（66’）、嶋田→染矢（66’）、大友→朴（75’）

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■試合レポート
ホーム開幕戦を迎えた長良川競技場は、晴天に恵まれた。
第1戦アウェイ栃木で、勝利し、そのままの勢いでホーム勝利を
目指したいところだ。甲府も初戦を岡山に引き分けたことから今日の勝利は
必須だろう。甲府からも多くのサポーターが押し寄せ、熱い声援を送っている。

前半、立ち上がり、右サイドの裏に抜けた片桐がライン際で、折り返すと
これに菊池が走りこみ、シュートに行くが、ゴールを捕らえることはでき
なかった。しかし、立ち上がりから積極的な攻撃を見せていく。

甲府も先制点を奪おうと積極的に攻撃を仕掛けてくると、両チームの
テンポが上がってきた。

15分、永芳のスルーパスから、大友が裏に抜け出し、クロスを上げるが
相手GKにクリアされてしまう。しかし、サイド攻撃の形が出始めた。

17分、甲府が左サイドからクロスを上げると、これを橋内がなんとか
クリアしようとするが、大西（甲府）にフリーでヘディングをつながれて
しまう。田中がさらにクリアしようとするがボールは、中央の森田（甲府）へ。
反転して、鮮やかに決められ、先制点を奪われてしまう。ここまで、
守備もしっかりできていただけに、惜しい失点となってしまった。

その後も、積極的に攻撃を仕掛ける岐阜は、左右のサイドから攻撃を
仕掛けていく。甲府も前線からのプレスを厚めにし、岐阜のディフェンス
ラインでのポゼッションをさせないようにしてくる。

37分、大友のコーナーキックからこぼれ球を永芳が拾い、高木へ。
中央からダイレクトで左足でシュートを放つが、わずかにゴール左上に
外れてしまう。

39分、右サイドをテンポの速いパスワークで、崩し高木がクロスを上げるが
中で上手く合わせることができない。

前半は、先制点を許すも、その後は積極的な攻撃で、甲府ゴールを
狙っていった。

後半、甲府も追加点を奪おうとマラニョン（甲府）を中心に攻撃を仕掛け
てくる。
47分、右サイドでボールを受けた嶋田がフェイントからシュートにいくが
これもゴールの上に外れてしまう。

53分、甲府DFからの長いロングパスで裏を取られると、走りこんだマラ
ニョン（甲府）にシュートを打たれ、ヒヤッとさせられる。

66分、染矢、朴を入れて、何とか同点に追いつこうと、攻撃陣を活性化
させる。トップに朴が入り、左サイドに快速の染矢を入れた。

すると、染矢がスピードを活かし、裏に抜け出す場面が多くなり、チャンスを
作り始める。

77分、中央の永芳から菅、秋田とダイレクトに繋ぎ、ワンツーで染矢が中央
へ走りこみ、ディフェンスと競り合いながら、シュートにいくがゴールを
捕らえることができなかった。

終盤の時間帯には左サイドの染矢を使い、突破をしてチャンスを作り
出そうとするが、フィニッシュまで結びつけられない。

87分、片桐から朴へのパスは、チャンスになるもののオフサイドになって
しまう。
90分、片桐のドリブルからのシュートは、ゴール上へ外れてしまい、
なかなか、ゴールを割ることができない。

ロスタイム、甲府ペナルティーエリア外で、フリーキックのチャンスを
迎える。片桐が狙っていくが、DFに当たり、ゴール上にボールが上がる。
これに、飛び込んで押し込もうとするが、GKがキャッチして、試合終了と
なってしまった。

再三、シュートまでのチャンスを作りながらも、フィニッシュの精度が
上がらなかった岐阜だったが、しっかりとした守備からサイド攻撃に
繋げていくところは、今後の戦いに希望が持てるものだった。

沢山のご声援ありがとうございました。