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2009年04月05日
4月5日(日) 2009 J2リーグ戦 第6節 2,626人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-2 アビスパ福岡 (前半0-0、後半0-2)
■スターティングメンバー
GK 21.水谷
DF 19.冨成、3.菊池、5.川島、6.秋田
MF 23.橋本、7.菅、14.嶋田、11.高木
FW 10.片桐、16.西川
■サブメンバー
GK 22.重成
DF 2.野本
MF 15.永芳
MF 20.染矢
FW 13.大友
■交代 61分、冨成→野本 61分、嶋田→染矢 74分、西川→大友
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■試合レポート
昨日の雨が嘘のように、春の日差しが戻ってきた長良川競技場に2連勝中の
アビスパ福岡を迎えての試合が行われた。この試合では、先発にFW西川、
DF川島を入れて臨んだ。特に川島にとっては、古巣との対戦ということで、
力が入っているだろう。
前半、立ち上がりから福岡が果敢に岐阜陣内へ攻撃を仕掛け、勢いを見せて
試合に入ってくる。
13分、福岡の高橋のミドルシュートをGK水谷がバウンドしながらのシュートを
弾き、こぼれ球を岡本(福岡)に詰められるが体を張って阻止した。
16分、左サイドを秋田がオーバーラップし、グラウンダーで中へ送ると、これに
高木が反応し、シュートにいくがGK正面に行ってしまう。
22分、川島、嶋田と繋ぎ、スルーパスを走りこんだ高木に出し、シュートに行く がこれもGKに阻まれてしまう。
つづけて、秋田がオーバーラップし、シュートまでいくが、これもGK正面へ。
立て続けにチャンスを作り出していく、積極的な攻撃を仕掛けた。
前半の立ち上がりとしては、中盤でのプレスからボールを奪い、サイド攻撃を
果敢に行えている。あとは、ゴール前の決定力だけだ。
30分、嶋田の渾身のシュートを弾かれ、コーナーキックになると、この日、一番の
ビックチャンスが訪れる。片桐のコーナーキックに合わせた菊池が胸でコントロ ールし、ボレー気味に打つがこれがボストに当たり、はね返る。
そして、秋田の前にこぼれ、シュートにいくがゴールを捕らえることはできなかった。
前半の残り時間も、ホームの声援を受けて、福岡陣内へ攻め込み、何とか前半で
得点を上げようと圧力を掛けていく。しかし、なかなか決定機を活かすことができず、
優勢に試合を進めながら、ドローで前半を終えた。
後半、チャンスを決めようと、もう一度ピッチに出て行く選手たち。
3分、橋本の縦への鮮やかなスルーパスから、西川へ。それに嶋田が走り込むが
クリアされてしまう。
すると、7分、福岡のコーナーキックから、警戒していた大久保(福岡)のヘディングで
落とされ、それに高橋(福岡)が触り、先制点を許してしまう。
岐阜にとっては、痛い先制点を奪われてしまった。
61分、攻撃的なサイドバックの野本、染矢を入れて、同点に追いつくために手を 打っていく。
62分、早速入った染矢が高木からのクロスに反応し、裏へ抜け出し、シュートを 放つがこれは相手GKに抑えられてしまう。
68分、オーバーラップしてきた野本からのクロスに西川がヘディングでシュート にいくがGK正面でセーブされてしまう。
81分、コーナーキックのこぼれ球をクリアしようとした菊池が痛恨のオウンゴール となり、2失点目と厳しい状況になってしまう。
ロスタイム、片桐がコーナーでボールを持ち、橋本へ渡すとクロスをニアに入れる。
これに走りこんだ菅がヘディングシュートで、何とかゴールを割ろうとするがゴール 右へ外れてしまう。
2失点を返すチャンスを作るには難しく、終了の笛となってしまった。前半の良い 流れの中で、得点ができれば試合の結果は違っていたかもしれない。
今日の試合も失点の時間帯が悪く、福岡にペースを持っていかれてしまった。
まさに、サッカーの「決めるところで決める」ということがいかに重要なことが身に 沁みる試合となった。しかし、良い試合内容のところも十分にあっただけに、 これを上手く次の水戸戦で開花させてほしい。
多数のご声援誠にありがとうございました。