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2009年05月09日
5月9日(土) 2009 J2リーグ戦 第14節 2,622人 (長良川競技場)
FC岐阜 4-0 ファジアーノ岡山 (前半2-0、後半2-0)
■得点者
24分 菅 和範
39分 西川 優大
79分 西川 優大
89分 西川 優大
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、5.川島、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、3.菊池、14.嶋田、11.高木
FW 10.片桐、16.西川
■サブメンバー
GK 21.水谷
MF 8.徐
MF 13.大友
MF 20.染矢
FW 18.佐藤
■交代
80分 片桐→佐藤
80分 高木→染矢
84分 菊池→徐
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■試合レポート
夏を思わせるような日差しが降り注ぐ長良川競技場に、今年から加入した
ファジアーノ岡山を迎えての試合。これまで、アマチュア時代に何度か
対戦してきた相手として、今年からJ2リーグの舞台で、再戦する。
前半、6分、サイドからのクロスに西川が飛び込み、ヘディングで合わせ
ようとするが僅かに届かず。
8分、高木がドリブルで仕掛け、片桐に戻すと右足でシュートを放つが
これは、枠を捉えられない。
10分、高木が粘って、右サイドからクロスを上げると、片桐がヘディング
シュートを放つが、GK正面に行ってしまう。
17分、菅が中盤でボールを奪い片桐へ出すと、左足でミドルシュートを
放ち、ゴールを狙っていく。
ここまで、積極的な中盤での守備と、セカンドボールを拾う展開で、岡山を
圧倒して試合を進めていく。
19分、片桐のCKに川島がヘディングで合わせるが、僅かにゴール左へ
外れる。
24分、片桐が大きく前に蹴りだしたボールに、菅が反応し、思い切って
左足でミドルシュートを放つと、GKが触るもののそのままゴールが決まり、
待望の先制点を奪う。
30分、高木のスルーパスに、西川が反応し、DFをかわしてシュートに
いくがGKに抑えられてしまう。
39分、嶋田のスルーパスに高木が反応して、走りこむとこれに相手DFも
寄せてくるが、ボールが当たり、ゴールポストで跳ね返る。ここにすかさず
西川が詰め、2点目を奪い、西川がプロ初ゴールを決める。
後半、立ち上がりから、西川にボールが回ると、シュートチャンスとなる。
続けて、46分、西川が右足でシュートを放つと、ゴール右へ外れるが
岐阜が試合の主導権を握っている。
48分、嶋田が中盤からスピードに乗ったドリブルで、一気に岡山の
ゴール前まで行くと、左足でシュートを放つが、ポストに当たって、惜しくも
ゴールならず。
ディフェンス陣も、しっかりと岡山の攻撃に対応し、安定した守備を
見せ、攻撃に繋げていっている。センターの川島、田中は、岡山の
ロングボールに対応し、しっかりと跳ね返している。
62分、サイドからのクロスに片桐がオーバーヘッドで、狙うが枠を捉え
られないが、何としてもゴールしたいという気持ちが伝わってくる。
79分、右サイドの片桐から絶妙のスルーパスを受けた西川が、ディフェンス
ラインを抜け出し、競り合いながら素晴らしいシュートを決めて、3点目を
奪った。
89分、徐の大きなヘディングで、相手ディフェンスの裏に抜け出した西川が
落ち着いて、GKの上を狙い、弾かれながらもゴールに吸い込まれると
この日ハットトリックを達成する。
最後まで、岐阜らしい積極的な守備と攻撃で、終始岡山を圧倒した試合
運びだった。裏への飛び出しを得意とする西川を有効に使い、連携の
取れた攻撃を実現した。西川自身も、サッカー人生初の公式戦ハット
トリックということで、大きな結果を残した。この快勝の勢いを次の札幌に
ぶつけてほしい。
多数のご声援ありがとうございました。