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2009年06月14日
6月14日(日) 2009 J2リーグ戦 第21節 6,607人 (長良川競技場)
FC岐阜 2-2 湘南ベルマーレ (前半1-1、後半1-1)
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、3.菊池、17.野垣内、6.秋田
MF 15.永芳、23.橋本、14.嶋田、11.高木
FW 18.佐藤、16.西川
■得点者
41分 冨成 慎司 (Jリーグ初ゴール)
70分 秋田 英義 (Jリーグ初ゴール)
■サブメンバー
GK 21.水谷
DF 2.野本
MF 20.染矢
FW 10.片桐
FW 26.車
■交代
56分、西川→片桐
83分、嶋田→染矢
83分、佐藤→車
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■試合レポート
夏のような暑い日差しになった長良川競技場に首位の湘南ベルマーレを
迎えての戦いとなった。累積警告で、菅、田中を欠くが、永芳、野垣内が
代わって、先発出場を果たした。
今日の試合で、甲府へ移籍する片桐選手を送り出すためにも、首位の
湘南を驚かす試合を期待したいところだ。
前半、開始早々に左サイドで受けた佐藤が右足で、ゴール前に走り込んだ
嶋田に送ると、これを上手くコントロールして、オープニングシュートを放った。
このシュートをきっかけに、岐阜は中盤で上手くつなぎながら、攻撃を仕掛け
ていくことになる。しかし、湘南もサイドからのクロスは簡単には、上げさせて
くれない。
13分、湘南もアジエルの個人技などで、岐阜のゴールを狙ってくる。
この時間帯は、両チームが中盤で激しくボールを奪い合い、試合の主導権を
握ろうとする。
21分、湘南の攻撃で、ゴール前に上がったクロスボールを野田が落ち着いて
キャッチし、守備を安定させる。
攻撃では、両サイドの嶋田、高木が積極的に上がり、クロスボールを上げようと
試みる。
岐阜は、前線から佐藤、西川がしっかりとチェイシングし、湘南に簡単には、
攻撃を許さない。
41分、左サイドを上がってきた秋田が受けると、これを戻す形で永芳に渡すと
これを左足で、ダイレクトでゴール前にクロスを上げた。
これに、勢い良く湘南ディフェンスの前に飛び込んできたのは、右サイドバックの
冨成だった。左足で、豪快に合わせ、ルーキーコンビで先制点を奪った。
冨成は、嬉しいJ初ゴール!
このまま、前半をリードで、終われるかと思われたが湘南も首位を走るチーム、
やはり、隙を見逃さない。42分、アジエルの個人技から、ポストプレーヤーに
当て、落としたところを坂本に決められてしまい同点に追いつかれた。
前半は、お互いに譲らず、岐阜が首位の湘南を追い詰めるところも見られる
など、好ゲームが展開された。
ハーフタイムに、前半の戦いを続けようと、声を掛けてロッカーを後にした。
後半50分、湘南のペナルティエリア周辺でボールを回すが、最後のシュート
までは、中々打たせてもらえない。
52分、冨成のクロスに高木がファーサイドで、ヘディングシュートを放つが
これはゴールサイドネットに行ってしまう。
56分、嶋田のドリブルから、左に走り込んだ高木にパスを出すと、これをシュート
にいくが、相手GKに阻まれてしまう。
続けて、CKで永芳が蹴ったボールを佐藤が高い打点のヘディングでシュートを
放つが、惜しくもゴール左へ外れた。
ここで、西川に代わり、片桐を入れて、追加点を奪おうと仕掛けた岐阜。
早速、左サイドでボールを受けた片桐が、正対したところから、左足でシュートを
放ち、GKもかろうじてクリアする。
60分、橋本の浮かせたスルーパスから、片桐が受け、シュートに行くがこれは、
相手ディフェンスに当たってしまう。
63分、湘南の中央のスルーパスに、抜け出されシュートまで行かれるが、野田が
前に出て、このピンチをセーブする。
70分、右サイド、片桐からのクロスボールのこぼれたところに、秋田が走りこみ
胸のコントロールから、思い切って左足を振りぬき、ゴール右上に豪快なシュート
を決めて、再び湘南からリードを奪った。
ここで、一気に湘南を引き離したい岐阜だったが、チャンスを決められず、追加
点が奪えない。
すると、79分、岐阜のゴール前で競り合ったボールに反応した湘南が、一気に
岐阜のゴール前で勝負し、中村が同点に追いつく。
岐阜は、リードを守れず、またも同点に追いつかれてしまう。
83分、佐藤に代えて、Jリーグ初出場となる車が入り、追加点を狙いにいく。
片桐のチャンスメイクから、湘南のゴールに迫るシーンも多数出たが、力強い
シュートまでは、結びつけられなかった。
このまま、引き分けで試合終了となり、首位湘南を追い詰めた岐阜だったが、
あと一歩のところで、勝利を収めることができなかった。しかし、首位の湘南を
相手に、自分達のペースで試合を進められたことは、第2クールを戦う上で
大きな自信となったはずだ。
最後に、片桐選手を送るためのセレモニーが行われ、多くのサポーターが
見守る中、拍手で送り出された。片桐選手の甲府での活躍が期待される。
多数のご声援ありがとうございました。