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2009年06月24日
6月24日(水) 2009 J2リーグ戦 第23節 3,005人 (長良川競技場)
■得点者 ★エイデン賞:佐藤洸一
17分 佐藤洸一
33分 菅 和範
83分 冨成慎司
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、3.菊池、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、20.染矢、11.高木
FW 16.西川、18.佐藤
■サブメンバー
GK 31.曽我部
DF 2.野本
MF 8.徐
MF 14.嶋田
FW 24.片山
■交代
72分 佐藤→嶋田
79分 染矢→徐
82分 西川→片山
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■試合レポート
昨日からの雨が嘘のように、午後から快晴となった長良川競技場。
ここまで、好調の徳島ヴォルティスを迎えての試合となる。第1クールでは、
0-3と完敗しているだけに、ホーム長良川でその借りを返したいところだ。
岐阜は、嶋田を休ませ、先発を染矢でいく布陣をとって、徳島に挑む。
前半、徳島が猛攻を見せて、岐阜のゴールへ襲い掛かると、岐阜の守備
陣もなんとか踏ん張り、失点を許さない。
9分、徳島の猛攻は続き、右サイドからクロスを上げられ、こぼれ球を打た
れるがGK野田が好セーブを見せて、得点を許さない。
徳島のボールポゼッションが高く、中々岐阜は攻撃のきっかけを作ること
ができない。
13分、徳島の左からのクロスに、徳島の選手と野田が競り合うがこのこぼれ
球がポストに当たり、あわや失点の場面になるが、ポストに救われた。
15分、高木が中盤でボールを持つと、裏に走りこんだ西川に柔らかい
ボールを出し、チャンスを作る。
17分、高木のCKに、後ろから走りこんだ佐藤が豪快にヘディングで叩き
こみ、見事先制点を徳島から奪った。
19分、秋田のオーバーラップに染矢がワンツーで抜け出し、そのまま
左足で思い切ってシュートを放つがこれは惜しくもポストに弾かれる。
先制点によって、一気に流れが岐阜に傾き、猛攻を仕掛けることになる。
32分、中盤で高木がボールをためると、冨成が長い距離を走って、
オーバーラップしてくる。これに、絶妙のパスを送ると、ダイレクトで中に
早いボールを入れる。これにダイビングヘッドで飛び込んだのは、キャプ
テン菅。無心で、ヘディングしたというシュートは、見事にゴール左に
決まり、2-0と徳島を突き放す。
前半は、攻守にわたり、勢いを見せた岐阜が2点リードで折りかえす展開と
なった。
後半、ロッカールームで、ここから絶対3点目を取りにいこうと、声を出し
合って、ピッチに出て行く。
徳島も柿谷のドリブルを中心に攻撃を組み立ててくると、危ない場面を
作られてしまう。
52分、橋本のクロスから、菅がヘディングシュートを放つが惜しくも枠には
いかない。
57分、中盤でボールを奪い、一気に細かいパスをつなぎながら、徳島
ゴール前にいくと、高木から菅へ出し、グラウンダーのクロスを西川に
出す。これを決めるが、オフサイドの判定になってしまう。
66分、足が止まり始めた徳島に岐阜が猛攻を仕掛ける。西川のドリブル
から、オーバーラップしてきた秋田にボールが出ると、思い切ってシュート
を放つ。惜しくも相手DFに当たってしまうが、この時間帯でも攻撃に
参加してくるサイドバックを持つことは、岐阜の強みだ。
72分、この日、前線から守備を積極的に行い、1ゴールを上げた佐藤に
代えて、片山を入れる。
ついで、染矢に代えて、嶋田を投入し、何とか3点目を奪おうと、攻撃的な
姿勢を見せる。
83分、ついにその時がくる。高木が粘って、ドリブルで左サイドを突破する
と、ゴールライン際で折り返した。このボールを相手GKが僅かに弾くが、
これを冨成がヘディングで押し込み、3点目を奪った。
徳島の猛攻もあり、決定的なチャンスも作られたが、しっかりゴールを
奪ったのは岐阜だった。今季、ホームで4勝目を飾り、ホームでの強さを
見せた。好調徳島を相手に、しっかりと試合を進めた岐阜。最後まで
走りきったことが徳島を圧倒したかもしれない。
次節、ロアッソ熊本戦に連勝の期待が掛かる。たくさんのご声援誠にあり
がとうございました。