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6月3日（土） 2009 J2リーグ戦 第19節　　　　　　2,137人　　　（長良川競技場）

FC岐阜　１－１　水戸ホーリーホック　（前半１－１、後半０－０）

■スターティングメンバー
GK　1．野田
DF　19．冨成、3．菊池、4．田中、6．秋田
MF　7．菅、23．橋本、14．嶋田、11．高木
FW　18．佐藤、16．西川

■サブメンバー
ＧＫ　21．水谷
DF　17．野垣内
MＦ　15．永芳
ＭＦ　20．染矢
ＦＷ　10．片桐

■交代
68分　西川→染矢
75分　菅→永芳
83分　佐藤→片桐

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■試合レポート
朝から曇りの天候のため、気温もそれほど上がらず、選手にとっては
動きやすいコンディションとなった。
岐阜は、ここまで2連勝中と、チームの状態も良くなっていることから、
ここで勝って、3連勝を狙いたいところだ。

■長良川温泉デーを盛り上げて頂いた、若女将の皆さん。

前半、立ち上がりから、積極的に攻撃を仕掛けたのは、岐阜だった。
中盤でのボールの受け渡しがスムーズで、攻撃のつなぎがしっかり
できていた。
しかし、7分水戸のコーナーキックから、こぼれ球をボレーで、高崎
（水戸）に決められ、痛い先制点を奪われてしまう。

しかし、岐阜の中盤での出足は良く、試合のペースをつかもうとして
いる。

９分、嶋田のシュートは、GKにキャッチされてしまうが、１１分、秋田の
クロスに西川が胸で落とし、嶋田がシュートにいくなど、攻撃のアイディア
も出てきた。

１９分、嶋田のドリブル突破から、スローインを得るとこれを菅が受けて、
左足シュートを放つがGKにセーブされてしまう。

２９分、左サイドを上がってきた嶋田にロングパスが出ると、これをニアに
鋭いクロスで入れ、西川が飛び込む。惜しくもゴールにはならなかったが
良い形が作れている。

34分、岐阜のコーナーキックで、高木が入れた鋭いボールをフリーで
佐藤がヘディングシュートを放ち、見事に同点に追いつく。
一気に長良川競技場が盛り上がり、岐阜の試合ペースを上げていく。

43分、高木の右からのクロスに、佐藤がヘディングで合わせるが、惜しくも
ゴールを外れる。

前半は、岐阜がしっかりとペースを握った展開になり、攻守ともに安定し
た試合運びができていた。

前半の勢いをそのままに、後半立ち上がりから、積極的な試合展開を
見せた岐阜。

50分、高木のコーナーキックから、嶋田に渡り、最後は、秋田が反転して
右足でシュートを放つ。ゴールが決まったかと思われたが、惜しくもオフ
サイドの判定に。

53分、フリーキックから、高木が横の嶋田にパスを出し、ミドルシュートを
放っていく。

岐阜は、ボールを支配するが最後のフィニッシュがどうしても詰められない。

71分、高木が粘って、クロスを上げるとこれを嶋田が胸でコントロールし、
左足でボレーを打っていくが、惜しくもゴール上へ外れていまう。

83分、水戸も最後の力を出し、岐阜のペナルティーエリア外でボールを
キープし、得点を狙うが、菊池、田中を中心とした守備は冷静に対応
していた。

86分、水戸のカウンターから、菊池が交わされ、野田と1対1になるが
これを野田が死守し、水戸のチャンスをつぶした。

両チームとも、最後のフィニッシュが決められず、ドローという結果に
なった。岐阜にとっては、勝きりたい試合ではあったが、しっかりと
追いつき、自分達のペースで試合をしたことは、これから始まる上位
チームとの対戦に弾みをつけるはずだ。
仙台、湘南と続く、強豪チームにどれだけできるかが楽しみになって
きた。多数のご声援ありがとうございました。