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6月29日（土）Ｊリーグディビジョン2　第21節　19:00キックオフ　4,801人　（長良川競技場）

　FC岐阜　3-1　ギラヴァンツ北九州　（前半1-1、後半2-0）

■得点者
4分　水野泰輔
79分　染矢一樹
88分　染矢一樹

■スターティングメンバー
GK
31　時久　省吾
DF
3　デズモンド
19　益山　司
20　新井　辰也
MF
2　杉山　新
23　森安　洋文
6　服部　年宏
11　染矢　一樹
28　水野　泰輔
10　美尾　敦
FW
27　樋口　寛規
■サブメンバー
GK21　太田　岳志
DF17　野垣内　俊
DF24　尾泉　大樹
MF15　山崎　正登
MF29　柴原　誠
MF25　清本　拓己
FW18　杉本　裕之

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■試合レポート
気持ちの良い気候となった長良川競技場で6月最後の試合となるギラヴァンツ北九州戦。前半戦の折り返しとなる節目の試合だ。ホームで調子を上げている岐阜が連勝を目指して戦った。岐阜はデズモンドが守備に復帰し、トップ下に水野を先発で起用した。

（前半）
ホームの岐阜が積極的な出だしを見せると4分、左サイドで美尾が水野に縦パスを通すと、これを水野が反転して豪快に右足を振り抜き、ゴールネットに突き刺した。水野は嬉しいJ初ゴールとなった。岐阜が先制点を奪い、試合が楽に進むかと思われたが安定を欠いてしまい、14分ミスから北九州・池元に押し込まれて同点とされてしまった。
しかし、岐阜は消極的にならず、積極的にボールにプレスを掛け、自分たちのリズムにしていった。22分、水野が右サイドからクロスを上げ、ファーサイドの染矢に渡ると、再びクロスを上げたが、合わせることはできなかった。26分、左サイドから美尾が切り込んで左足でシュートを打つが、これはわずかにゴール右に外れてしまった。
29分、北九州も左サイドからクロスを上げるとゴール前でヘディングで落とし、森村にシュートされるがゴール上に外れた。35分、ロングボールを益山がコントロールするが北九州の選手に寄せられてしまい、デズモンドがクリアしようとするがファウルとなってしまいPKとなった。
しかし、これをGK時久が左に飛び、またもPKを阻止し、失点を許さなかった。41分、美尾が大きくゴール前に蹴っていくとこれに新井がヘディングで落とし、服部が飛び込むが届かなかった。前半は、美尾、水野が精力的に攻撃に参加し、チャンスを作っていった。

（後半）
立ち上がりからホームの岐阜が積極的な攻撃を見せると56分、水野がボールを取り返し、美尾に繋ぐとドリブルからシュートを打っていくが相手GK正面でセーブされてしまった。64分、森安が中央からドリブルで進み、樋口とワンツーでフリーになると強烈な左足シュートを放つが、GKに弾かれてしまった。
このCKを美尾が蹴り、新井がヘディングシュートをするが相手GKにキャッチされてしまった。後半は岐阜が運動量を落とさずにセカンドボールを積極的に拾い、攻撃を続けていく。79分、右サイドで服部が素晴らしい守備からボールを奪い、樋口に繋ぐとクロスを入れていった。これが相手に当たり、森安に渡ると、ペナルティエリア
へ突破を試みた。たまらず、相手選手がファウルし、PKを得た。これを染矢が左上に蹴り込み、2点目を奪った。ここからも岐阜は勢いを緩めずに3点目を奪いに行った。87分、自陣で森安がインターセプトしてボールを奪うと、左サイドにいた美尾に繋ぎ、美尾が樋口に縦パスを送った。これを樋口が持ち込みニアへ走り込んだ清本へグラウンダーのクロスを入れた。これを清本が冷静に走り込んできた染矢に落とし、染矢が右足でカーブをかけて蹴り込んだ。素晴らしい形で3点目を奪うと、あとは終了の笛を待つばかりだった。
最後まで運動量を落とさず、積極的な試合運びをした岐阜が見事にホーム2連勝を飾った。次節はガンバ大阪をホームに迎えるが、この勢いをぶつけて、リベンジを果たしたいところだ。
多数のご声援ありがとうございました。