※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2009年07月22日
7月22日(水) 2009 J2リーグ戦 第29節 3,014人 (正田醤油スタジアム)
ザスパ草津 0-1 FC岐阜 (前半0-0、後半0-1)
■得点:オウンゴール
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、17.野垣内、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、20.染矢、11.高木
FW 9.朴、18.佐藤
■サブメンバー
GK 21.水谷
DF 28.須崎
MF 14.嶋田
MF 15.永芳
FW 27.押谷
■交代
73分 朴→押谷
78分 染矢→嶋田
89分 菅→永芳
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■最新試合ダイジェスト映像はこちら
■試合レポート
群馬県の正田醤油スタジアムは、キックオフの頃になると、気温も下がり
プレーしやすい状況になった。中2日でのアウェイ戦ということもあり、疲労も
あるに違いない。しかし、現在2連勝中と、チームも好調を維持し、クラブ初の
3連勝に向けて、選手たちのモチベーションは高い。
一方、草津もホームで4ヶ月勝利がない状況だけに、何としても勝ちたいとこ
ろだろう。
前半、立ち上がりから草津にボールを支配される展開になり、草津の積極性が
目立った。岐阜もディフェンス陣が最後のところで踏ん張り、簡単には得点を
許さない。
岐阜は、攻撃で左サイドの染矢が果敢に突破を試みるなど攻撃の糸口を
見つけようとする。また、久しぶりの先発の朴も、しっかりと裏を狙っていた。
両チームとも中2日だが、試合はハイペースで進み、攻守の切り替えも速く、
見ごたえのある試合が展開された。
21分、草津が右サイドからクロスを上げ、得点を狙ってくるがこれを冨成が
体を寄せて、防いでいく。
岐阜は、中々攻撃からシュートまで持っていけない状況が続き、34分CKから
秋田がヘディングで飛び込み、何とかシュートを放った。
前半は、草津にペースを握られ、岐阜はシュート3本に抑えられてしまい、
苦しい状況になった。
後半、「しっかりと我慢して、戦おう」という松永監督のことばどおり、草津の
攻撃を耐えて、攻撃のチャンスを伺う。
51分、野垣内がこぼれ球をミドルシュートで狙っていくが惜しくもゴール
左へそれてしまう。
後半になっても、両チームの運動量は落ちず、激しい試合展開になってきた。
60分、左サイドで、佐藤が楔で受けるとこの裏を走り抜けた染矢にパスが
出ると、これをドリブルで突破していき、思い切ってクロスを上げた。
これが相手DFに当たり、ボールは草津ゴールへ吸い込まれた。
ここまで耐えてきた岐阜がついに先制点を奪った。
73分、草津は、同点に追いつこうと怒涛の攻撃を展開し、岐阜に襲い掛かると
FKキックを与えてしまう。これをコースを狙って打たれるが、GK野田が好セーブ
ではじき出そうとするがポストに当たって跳ね返り、危ない場面となった。
ここから岐阜は、押谷、嶋田を投入し、カウンターから追加点を狙いにいく
布陣にした。すると、41分、高木がクロスを上げると見せかけて、左足で
コントロールしたシュートを放つが惜しくもGKに弾かれてしまう。
42分、続けて嶋田が中央から、狙いすましたシュートを放つが、GKに弾かれ
追加点にはならない。
その後は、草津の攻撃を上手くかわしながら、攻撃を続け、タイムアップの笛を
迎えた。岐阜は、チーム初の3連勝を飾り、嬉しい勝利となった。
最後まで全員で我慢し、守備をしっかりできたことが、勝利を大きく引き寄せた。
次節は、首位セレッソ大阪との大一番となり、ここまで好調の岐阜がどこまで
戦えるか楽しみな一戦だ。
多数のご声援誠にありがとうございました。