※モバイルサイトは、上記QRコードを読み取ってお進み下さい。
2009年07月26日
7月26日(日) 2009 J2リーグ戦 第30節 4,536人 (長良川競技場)
FC岐阜 2-1 セレッソ大阪 (前半1-1、後半1-0)
■得点者 ■MVPエイデン賞 嶋田 正吾
37分 嶋田
60分 佐藤
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、17.野垣内、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、14.嶋田、11.高木
FW 9.朴、18.佐藤
■サブメンバー
GK 21.水谷
DF 3.菊池
DF 28.須崎
MF 15.永芳
FW 27.押谷
■交代
62分 朴→押谷
88分 菅→菊池
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■最新試合ダイジェスト映像はこちら
■試合レポート
岐阜地方は、断続的に雨が降る天気に見舞われ、試合開始の頃には、
雨が強く降る状況になり、ピッチコンディションも厳しくなってきた。
今日の相手は、首位を走る強豪セレッソ大阪。日本代表香川など
強力な攻撃陣を持つことで知られている。ここまで、好調の岐阜が
どのような試合を展開できるかが楽しみな一戦となった。
ミズノサポーティングマッチ
前半、セレッソ大阪に押し込まれる場面があり、岐阜も守備で耐える時間
からスタートした。しかし、相手の攻撃を上手く、かわしながら凌いでいく。
16分、右サイドの朴からのクロスに佐藤が飛び込むが、これには合わず。
20分、朴がスルーパスに反応し、抜け出すとGKと1対1になるも切り替えし
てシュートに行こうとするが打ち切れず。
次第に、ピッチに慣れた岐阜が試合の流れを掴んでいくと、サイドを使った
攻撃が繰り出されるようになった。
しかし、セレッソもカイオにボールを入れて、攻撃を組み立てて、岐阜の
ゴールを狙ってくる。
25分、足元が悪い中、酒本(セレッソ大阪)がアーリークロスを岐阜のゴール
前へ入れるとこれを石神(セレッソ大阪)がニアに飛び込み、先制点を奪われ
てしまう。一瞬の隙をついた、セレッソの攻撃力を見せ付けられた。
しかし、岐阜の選手はあせることなく、自分達のサッカーをしようと、運動量を
上げて、セレッソに襲い掛かる。
32分、岐阜のクロスのこぼれ球に嶋田が右足でダイレクトシュートを放つが
惜しくも弾かれてしまう。
35分、カイオの強烈な左足のシュートを野田が好セーブではじき出した。
37分、高木がペナルティエリア内で粘ってシュートを放つとこれをGKが
弾いて、相手DFがさらにクリアしようとする。しかし、クリアは小さく嶋田の
前に落ちた。これを思い切ってダイレクトでシュートを放つと、GKの股を
抜けて、ゴールに決まった。
ついに、同点に追いつくと、ここからは、一気にスタンドも盛り上がり、
セレッソを追い込んでいくことになる。
44分、高木のFKに佐藤がヘディングシュートを放つが惜しくもゴール右へ
外れる。
後半も岐阜のペースが落ちず、セレッソに猛攻を仕掛けると、51分、嶋田
が得意のドリブルで、仕掛け左足でシュートを放つが、ゴールの上に外れ
てしまう。
55分、橋本のスルーから菅がクロスを入れ、佐藤が飛び込むが惜しくも
決まらず。
57分、高木がシュートを放つがこれは、相手GKの正面。
60分、高木から冨成と右サイドでつなぐと、冨成が鋭いクロスを入れると
これに佐藤が自身初となるオーバーヘッドで、豪快に決めて、ついに
逆転した。ここからは、スタンドが一体となった岐阜の猛攻が続くことに
なり、完全に試合を支配した。
66分、野田が相手のシュートをスーパーセーブで、防ぎ同点にさせない。
69分、交代した押谷が再三チャンスを作りだし、GKとの1対1の場面も
作り出すが、なかなか決められない。
その後も、怒涛の攻撃を続けた岐阜は、さらにシュートを打ち続け、
セレッソ大阪を追い込んでいく。
84分、セレッソも最後の反撃をみせ、小松が抜け出し、シュートを放つが
これも野田がファインセーブで、守りきり、失点を許さなかった。
結局、最後までこの雨を上手く見方に付けて、走りぬいた岐阜が見事に
首位セレッソ大阪を撃破し、勝点3を奪い取った。これで、4連勝となり、
この勢いを本物にした。また、雨にも関わらず、多くのファン・サポーターが
詰め掛けたこともこの一戦の勝利を大きく呼び寄せた。
多数のご声援誠にありがとうございました。