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2009年07月05日
7月5日(日) 2009 J2リーグ戦 第25節 4,681人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-0 カターレ富山 (前半0-0、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、17.野垣内、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、20.染矢、11.高木
FW 16.西川、18.佐藤
■サブメンバー
GK 21.水谷
MF 8.徐
MF 14.嶋田
MF 15.永芳
MF 13.大友
■交代
69分 菅→嶋田
81分 佐藤→大友
85分 染矢→永芳
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■試合レポート
梅雨の晴れ間の蒸し暑い天候となった長良川競技場は、試合開始
頃になると、風が吹き始め、蒸し暑さが和らいだ。
今日の対戦は、東海北陸自動車道全線開通1周年記念の日と重なった
こともあり、東海北陸ダービーとしては、打ってつけの日となった。
両県の県知事も観戦に訪れ、これからの両県の交流が活発になり、
東海北陸ダービーとしても盛り上がっていきそうだ。
岐阜は、前回の対戦で、3失点を奪われて完敗したことから、今日は
負けなしのホームで勝って、サポーターを喜ばせたいところだ。
試合開始前に岐阜県とKIRINが行う「GKプロジェクト」で、集まったFC岐阜へ
の応援メッセージ4,059通がKIRIN代野様より、贈呈頂きました。
富山県石井 隆一知事と岐阜県古田 肇知事が揃って、入場しました。
両県知事より、両チームに贈呈品(八百津せんべい・特選御昆布)が贈呈され
ました。
岐阜は、センターバック菊池が怪我で負傷しているため、野垣内を
起用した。両チームとも立ち上がりは冷静な展開を見せていたが
次第に球際での争いが激しくなり、試合のペースが上がっていく。
14分、サイドから上がってきた秋田のクロスに西川が飛び込むが僅かに
届かず。
18分、富山もシュートを放って、流れを掴もうとする。
両チームとも攻守の切り替えが早く、サイド攻撃を狙っていることから
見ごたえのある試合になってきた。
29分、前節、熊本戦で5失点を喫してしまった守備も今日は安定感が
戻ってきた。相手のFWを田中がしっかりと対応し、シュートを打たせない。
36分、サイド攻撃を優位に進めると、またも秋田がパスカットから一気に
ドリブルで持ち上がり、佐藤へクロスを上げるが佐藤がこれを打ち切れず、
コーナーキックになる。
高木のコーナーキックを蹴ると、跳ね返ったボールをもう一度中にいれる。
これに野垣内が高さのあるヘディングでシュートを放つが惜しくもゴール
上に外れる。
41分、右サイドに抜け出した菅がライン際でクロスを上げるがこれは、
相手DFにクリアされてしまう。
次第に、岐阜ペースとなった前半だったが、最後のフィニッシュの
ところで思い切ったシュートが放てないまま、前半を終了した。
ロッカーで、フィニッシュまでしっかり行こうと確認すると、後半の立ち
上がりから、再度積極的に攻撃を仕掛けていく。
56分、高木から秋田に渡り、クロスを上げると西川がシュートに行くが
富山DFも簡単には、シュートを打たせてくれない。
続けて、高木のコーナーキックから、野垣内がコントロールして、左足で
シュートを放つが、僅かにゴール右へ外れる。
62分、サイドを上がってきた秋田から、染矢が狙いすましたシュートを
放つが、これがクロスバーに弾かれてしまい得点にはならず。
69分、嶋田を交代で入れ、攻撃に変化を加え、ゴールを狙っていくと
染矢が相手のボールをカットし、嶋田へパスを渡すと、これをドリブルで
相手をかわし、豪快に右足でシュートを放つが僅かにゴール上へ外れて
しまう。嶋田にとっては得意な形ではあるが、中々ゴールを上げられない。
守備では、田中、野垣内がしっかりした対応を見せて、時折ある1対1も
冷静に対応していた。
攻撃でも、秋田、冨成が積極的にオーバーラップし、クロスを上げ続け、
チャンスを狙った。
後半は、両チーム攻守の切り替えが非常に早く、見ごたえのある試合
展開が続いていた。
87分、富山も最後のチャンスを活かそうと、カウンターを中心に攻撃を
行い、シュートまでいくがGK野田がしっかりとセーブしていた。
両チームの激しい試合展開を見せて、チャンスもあったがゴール前で
のフィニッシュを決めきれず、引き分けという結果となった。
試合後の会見でも両監督が、「攻守の切り替えが早く、見応えのある試合
はできている」と口を揃えていうように、両チームがしっかり持ち味を出し
た好ゲームとなった。ホームの岐阜としては、勝ちたかったところだが
ホームで7試合負けなしというところは、自信を持って良いだろう。
今日の引き分けをポジティブに考え、連戦に臨みたい。
多数のご声援誠にありがとうございました。