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2009年09月02日
9月2日(水) 2009 J2リーグ戦 第37節 2,337人 (熊本県民総合運動公園陸上競技場)
ロアッソ熊本 2-5 FC岐阜 (前半1-3、後半1-2)
■得点
7分 嶋田 正吾
29分 冨成 慎司
37分 西川 優大
65分 佐藤 洸一
67分 佐藤 洸一
■スターティングメンバー
GK 1.野田
DF 19.冨成、3.菊池、4.田中、6.秋田
MF 7.菅、23.橋本、14.嶋田、11.高木
FW 16.西川、18.佐藤
■サブメンバー
GK 21.水谷
DF 28.須崎
MF 8.徐
FW 9.朴
FW 27.押谷
■交代
69分 高木→徐
71分 西川→押谷
77分 佐藤→朴
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■試合レポート
アウェイの連戦となった仙台、熊本戦は、直接熊本に移動し、準備をしてきた。
前節の仙台戦では、悔しい逆転負けを喫し、気持ちの切り替えをしっかりして
自分達のやるべきサッカーを熊本にぶつけることが重要だった。
仙台の19度に比べ、熊本は気温も湿度も高いコンディションとなった。
前半、開始早々に藤田(熊本)からサイドに展開されるとそのままクロスを上げ
られ、西(熊本)にヘディングで合わされ、先制ゴールを許してしまう。
立ち上がりは、注意して入ったもののリードされての試合展開となった。
しかし、試合のリズムとしては、あせることなく落ち着いた展開が続くと、7分
橋本が中央FKから佐藤に浮き球のクロスを入れると、これをヘディングで
折り返し、嶋田が流れながらボレーシュートで同点に追いついた。
これで試合が振り出しに戻ると、一気に流れが岐阜に傾くようになり、攻守の
バランスが取れ始め、中盤でのセカンドボールもしっかり拾えるようになった。
21分、高木からのスルーパスに反応した佐藤がシュートを放つが相手DFに
クリアされてしまう。
24分、熊本のFKから、直接狙われ、クロスバーを直撃し、跳ね返るがGK野田の
クリアで、失点を防いでいく。
29分、速いパスワークから、佐藤、高木とつなぐと見事に熊本ディフェンスを崩し、
高木が後ろから走りこんでくる冨成に落とすと、冨成が落ち着いてゴール左に
流し込み、逆転に成功する。
岐阜は、運動量を落とさず、熊本を上回ると、中盤でのボール支配を確かな
ものにした。
16分、橋本が自陣から藤田を鮮やかに交わし、そのままトップスピードで、
ドリブルから、完璧なスルーパスを西川に送ると、これを冷静に決めて、3点目を
奪った。
前半は、逆転に成功した展開と、岐阜のリズムで試合を進めていった。
後半、熊本は、木島を投入し、反撃を試みると、立ち上がりは勢い良く攻撃を
仕掛けてくる。これを田中、菊池のセンターバックがしっかりと対応し、失点を
許さない。
熊本の攻撃を受け止めた岐阜は、逆に嶋田のドリブルなどで、反撃を開始した。
2点のリードもあり、積極的に前に出る展開よりも相手の裏を正確に突いていく
攻撃が功を奏しはじめると、59分には、佐藤がカウンターでゴール前まで持って
いく。
64分、冨成がサイドから上がり、クロスと見せかけ、中へのドリブルをすると
嶋田にスルーパスを出し、そのまま嶋田がシュートを狙っていくが、これが惜しくも
枠の左に外れてしまう。
65分、熊本の攻撃を凌ぎ、カウンターを仕掛けるとサイドを上がった橋本に
スルーパスが出るとこれを橋本がスピードに乗って絶妙のクロスを入れて行くと
これに佐藤があわせ、4点目を奪った。
67分、さらに高木のシュートの跳ね返りを佐藤が反応し、押し込んで、5点目を
奪った。佐藤は、出場停止明けの2ゴールで存在感を示した。
75分、熊本の足が完全に止まると、岐阜の猛攻ばかりが目立つようになり、
佐藤がGKを交わし、シュートに行くがこれを外してしまう。
85分、押谷が抜け出し、ゴールを狙うがこれも外してしまい、追加点が奪える
ところで、決めきれないと、89分、西森(熊本)にゴールを奪われ、失点を許して
しまう展開になった。
結局、5得点を挙げて快勝したものの終盤のゴールチャンスを外すなど、決める
べき時にしっかりと決めておくことが重要な反省となった。また、松永監督も
会見で語ったように、「試合開始の失点、試合終了の失点はいらいないもの
だった」というように、課題も見られた。決めるべき時に決めること、そして危険な
時間帯での失点をなくすことが、上位進出へポイントだ。
多数のご声援誠にありがとうございました。