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2011年06月29日
6月29(水) 第2節vsガイナーレ鳥取 2,633人 (どりぎんバードスタジアム)
ガイナーレ鳥取 1-1 FC岐阜 (前半0-0、後半1-1)
■得点者
51分 佐藤 洸一
■スターティングメンバー
GK
21 村尾 龍矢
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
6 秋田 英義
17 野垣内 俊
MF
14 嶋田 正吾
23 橋本 卓
20 三田 光
11 染矢 一樹
FW
18 佐藤 洸一
16 西川 優大
SUB
GK31 川浪 吾郎
DF32 山内 智裕
MF5 川島 眞也
MF7 菅 和範
MF15 永芳 卓磨
MF33 新井 涼平
FW34 ブルーノ
■交代
65分 佐藤→ブルーノ
75分 橋本→新井
80分 ブルーノ→菅
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
全国的に猛暑日となったこの日、とりぎんバードスタジアムのある鳥取市も厳しい
暑さとなった。ウォーミングアップから上がってくる選手たちは、相当な汗をかいて
戻ってきた。連戦となった水曜日のナイターでは、コンディションがなりより、大切
になってくる。勢いに乗っているガイナーレ鳥取から勝点を奪いたい。
前半、立ち上がりから積極的に前に出たのは岐阜。攻守に渡って、精力的に動き
鳥取にボールを持たせないと、サイドの染矢、嶋田が突破し、チャンスを作っていく。
すると、2分、野垣内がオーバーラップし、クロスをニアに上げると、佐藤が軽く触り
コースを変えて、ゴールを狙うが、わずかにゴール上に外れてしまう。
12分、嶋田から佐藤につなぎ、シュートを打つがオフサイドに。
続けて、橋本から嶋田へつなぎ、シュートを狙っていくがこれもゴール右に外れて
しまう。
15分、今度は下がって受けた佐藤が思い切ってミドルシュートを狙った。
17分、さらに中央で三田が受けると、これも思い切ってミドルシュートを狙っていくが
相手GK正面に行ってしまう。
24分、染矢が相手二人を交わし、クロスを上げるとこれに佐藤が合わせるがGK正面
に行ってしまう。
26分、岐阜のゴール前でのクリアを嶋田が拾い、ドリブルを開始。一気に相手ゴール
前まで、抜き去り、左足で決定的なシュートを放つが決めることができなかった。
35分、左サイドから染矢がドリブルで突破していき、佐藤に合わせるが、このシュートも
枠を捕らえられない。
37分、相手DFのパスを佐藤がカットし、染矢、西川とつなぎ、シュートを打つが、これも
決めることができず、決定機を逃してしまう。
43分、佐藤が大きくサイドチェンジし、野田に渡ると、裏へ抜け出した染矢へ繋いで
いく。中へクロスを入れていくが、西川が押し込むことができなかった。
結局、前半は鳥取を圧倒し、10本のシュートを放った。その中には、決定的という場面
もあり、リードして前半を終えたかった。
後半、立ち上がりから、岐阜は前半の試合を展開しようと積極的にゲームを進めていく。
すると、51分、右サイドで嶋田から落としたボールを野田が素晴らしいクロスをダイレクト
で上げていくと、これを佐藤がヘディングで豪快に合わせ、待望の先制点を奪った。
佐藤は、ゴール後、ベンチに走り、控え選手たちと喜びを分かち合った。
61分、橋本がパスカットし、サイドの西川に繋ぐと、クロスを上げていくが佐藤には僅か
に合わない。
しかし、鳥取の交代で入ってきたハマド・鳥取は、驚異的な身体能力で、鳥取の攻撃を
活性化させると、流れが次第に鳥取へ向いていく。
67分、裏へハマドが抜けると、個人技で一気にクロスまで持っていかれてしまう。
68分、相手のCKから水本・鳥取にヘディングで決められてしまい、同点となってしまう。
73分、橋本がボールを競りにいくと相手の激しいプレーに足首を負傷して、交代する
ことになってしまう。
さらに、裏に抜けようとしたブルーノも相手との競り合いで、足首を負傷し、交代することに。
立て続けに、2枚のカードを失った岐阜は、鳥取にペースを握られてしまう。
鳥取がチャンスを作り始めると、81分、ペナルティエリア外でFKを取られてしまう。
危ない場面だったがGK村尾が落ち着いて、キャッチした。
最後まで、田中を中心としたDF陣が体を張って守り、引き分けで試合終了となった。
相手より、運動量を多くし、アグレッシブな戦いを見せた前半に、決定機を活かしたかった
ところだ。しかし、岐阜らしい攻撃で佐藤がゴールしたことは、選手の喜びようからみても
伝わってくる。一端、連敗は止まり、久しぶりの勝点1を手にすることになった。
ここ数試合、チームの中に変化が起こっているようにも感じられる。引き分けという結果は
その兆候だろうか。いずれにしろ、試合を終えた選手たちは、手応えと次に繋がる感触を
手に入れたようだった。多数のご声援、誠にありがとうございました。