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2011年08月07日
8月7日(日) 18:04 第3節vsFC東京 6,684人 (長良川競技場)
FC岐阜 0-2 FC東京 (前半0-2、後半0-0)
■スターティングメンバー
GK
1 野田 恭平
DF
2 野田 明弘
4 田中 秀人
17 野垣内 俊
7 菅 和範
MF
11 染矢 一樹
23 橋本 卓
20 三田 光
27 押谷 祐樹
FW
14 嶋田 正吾
16 西川 優大
SUB
GK31 川浪 吾郎
DF6 秋田 英義
DF24 村上 一樹
MF5 川島 眞也
MF8 李 漢宰
MF15 永芳 卓磨
FW18 佐藤 洸一
■交代
61分 染矢→佐藤
61分 三田→永芳
81分 橋本→李
■試合速報・ゲームサマリーはこちら
■試合レポート
日中は猛暑となっていた岐阜市内も、夕方頃になると曇りとなり、日差しは弱くなった。
しかしながら、高い湿度で、うだる様な暑さは、試合開始の頃になっても収まらなかった。
ダブルビックマッチ第1戦として、強豪ビッククラブであるFC東京を長良川競技場に迎え
ての試合となった。東京からも1300人を越えるサポーターが押し寄せ、大きな声援を
送っていた。試合開始前には、松本山雅FCの松田直樹選手への黙祷が捧げられた。
この試合では、ボランチに怪我から復帰した橋本選手が入り、センターバックには野垣内
選手が入った。
前半、積極的な動きを見せたのは岐阜。守備からプレスを上手く掛けて、FC東京に
思うように攻撃をさせないと、8分、嶋田の左サイドのドリブルから橋本に繋ぐと、ミドル
シュートを狙っていった。
岐阜は、果敢に守備を行い、奪ったボールを相手の裏へと運んでいく。
厳しいコンディションもあってか、FC東京の動きが少し重いと、そこを岐阜が積極的に
突いていき、立ち上がりを安定した形で入っていく。
しかし、17分、一瞬の隙を突かれてしまう。バイタルエリアに入ってきた、FC東京・田邊に
徳永がボールを当て、そのリターンを走りながら受け、ニアへ狙ったシュートを決められて
しまった。
しかし、岐阜は守備のペースを落とすことなく、ボールを奪っては積極的に仕掛けていくと
27分、野田(明)、西川、押谷とリズム良く繋ぎ、押谷のクロスに染矢が飛び込むが僅かに
合わなかった。
32分、失点と同じような形で、中央のバイタルエリアに侵入されると、田中がタックルで
止めると、これが反則となり、PKとなってしまう。しかし、GK野田がスーパーセーブを
見せて、失点を許さなかった。
40分、嶋田から上がってきた野垣内に繋ぐと、中央からミドルシュートを狙っていくが、
ゴールの上に外れてしまった。
42分、前半終了間際に、FC東京・ロベルトセザーに突破を許すとGK野田が一度は弾くが
FC東京・谷澤にこぼれ球を決められて、2失点目となってしまった。
45分、田中がボールを奪うとオーバーラップし、押谷へ預ける。これをミドルシュートで
狙っていくが枠を捕らえることができず、前半は、ゴールを奪えず、終了となった。
後半、立ち上がりから、岐阜のチャンスが続くと、47分染矢が左足のミドルシュートを放ち、
バーを直撃すると、続けて、染矢のクロスから西川がヘディングシュートを放つなど、まずは
1点を返そうと攻めた。
49分、橋本から裏へ抜けた嶋田にスルーパスが通り、左足でシュートを放つが相手GKに
セーブされてしまった。
61分、岐阜は、永芳、佐藤を交代で投入し、攻撃をさらに厚くしていった。
67分、佐藤が中央から強引に突破すると上手く抜け出し、押谷へクロスを上げるが僅かに
合わなかった。
73分、永芳から裏へ抜け出した西川にスルーパスが通り、左足でシュートを狙うが、これも
僅かにゴールのサイドネットに行ってしまった。
75分、佐藤が中央からミドルシュートを狙うと、これもクロスバーを直撃し、ゴールに収まら
なかった。
82分、中央から上がってきた菅がミドルシュートを放つが相手GK正面でセーブされてしまう。
86分、FC東京・ルーカスにカウンターでゴール前まで来られると、何とか守備で守りきり、
急いで攻撃にいく。しかし、得点を挙げるまでの体力は残っておらず、スコアを動かすことは
できなかった。
積極的な守備から試合のペースを作っていったが、最後は個々の能力と決定力の差で、
勝点3を持って行かれてしまった。試合後の会見で、FC東京・大熊監督は、「前半から岐阜が
積極的な守備で、コースを消しにきたので、リズムが作りにくかった」というように、守備での
アプローチは間違っていない。しかし、その中でできる小さな隙やスペースを相手は見逃さない。
そして、1対1の状況を作り出すことで、組織的な守備を崩してきた。また、FC東京の選手が
ボールを持ったときの選択肢の多さは、試合を優位に進められるポイントだ。その差を埋めな
ければ、勝点3を奪うことはできない。ここ数試合、試合内容も良くなってきているので、これを
続けていくしかない。
多数のご声援誠にありがとうございました。